野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

庭の花・・・シュウメイギク

2013-10-12 08:29:51 | 
10月中旬、フジバカマはほぼ満開状態で、風が吹くと微かに芳香が漂っている。
秋バラもポツンポツンと咲いてはいるものの春バラにくらべ断然見劣りする。それでもバラはバラ、一輪だけでも香りは良い。
今咲き始めているのが、シュウメイギク。 庭の中央に陣取っており、今の季節の主役の花だ。
スーと伸びた茎の先端に白い花弁をつけているのでよく目立ち、しかも沢山の蕾を付け、順次咲く。
実は昨年の夏、庭の周りを整理した際、シュウメイギクをだいぶ引き抜いた。で、結局昨年は咲いた花数が少なく写真に残すこともなかった。
今年は、整理せずそのまま残しているので、繁殖力の強いシュウメイギク、昨年よりかなり増えたようだ。

          





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今年のむかごご飯

2013-10-11 06:18:04 | 日常生活
この時期の楽しみの一つは、「むかごご飯」と「クリご飯」を食べること。
両方とも初物を貰ったが、毎年この時期に頂いている。今年は庭のむかごも実をつけたので貰いものと一緒に大きめの実を選んでご飯と一緒に焚くとにした。
その日の晩に、女房が作ってくれた。ご飯の香りが漂ってくる。むかごご飯は炊いている最中から、むかご特有の食欲をそそる香りが漂う。
今年のは、むかごと一緒にいれた塩味が先に立って、むかごの味そのものはそんなに美味しいものではなかったが、今年も食べれた事で何となく落ち着く。
で、作った「むかごご飯料理」がこれ。年一度の楽しみの夕食。
栗ご飯も作る予定だったが、栗をむく適当な方法を見つけだせずに、貰いもののクリご飯ではなく、市販の剥きクリを使ったクリご飯となった。
      「今年のむかごご飯」

小さい頃、九州の田舎、有明海の海沿いのすぐ側で暮らしていたので、魚はたくさん食べたが、山の産物はお目にかかることは少なかった。
たまに、雲仙の近くまで遠足に行った際の道中、むかごや桑の実を取って家に持ち帰った。そんな時ぐらいしか食べたことが無い。だからか珍しい食材だと記憶している。
ましてやクリご飯など食べたことない。山に行けば見つける事もできただろうが、栗などあまり見たことさえなかった時代だ。
戦争が終了して暫く後だから、米に麦を混ぜ、時にはご飯に唐芋(トイモと呼ぶ)を入れて食べていた時代。唐芋は屋敷の畑で良くとれた。
でも最近、いつでも食べれると思うと唐芋ごはんを食べたいとは思わない。昔のほっくりした唐芋が美味しかったと言う記憶だけで良い。
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やっと分かった・・・おてもやんの歌詞の意味

2013-10-09 06:20:04 | その他
昨日、facebook「くまモンオフィシャル」の「なにかわかるかモン?」に合点記事があった。
それにはこう書いてあった。「くまモンが手に持っているのは「春日ぼうぶら」ひょうたんの形をしたかぼちゃの一種なんです。熊本民謡「おてもやん」には、「春日ぼうぶらどんたちゃ 尻ぴゃーで花ざかり 花ざかり ピーチクパーチク ひばりの子」で歌詞にも出てくる伝統野菜です。」・・・”春日ぼうぶら”の説明だった。おてもやんの歌詞の中の「春日ぼうぶら」の意味は「ヒョウタンの形をしたかぼちゃだ」だと今回初めて知った。

おてもやん あんたこの頃嫁入りしたではないかいな
 嫁入りしたこつぁしたばってん ご亭どんがグジャッペだるけん
 まぁだ盃はせんだった
 村役 鳶役 肝煎りどん あん人たちのおらすけんで
 あとはどうなっときゃあなろたい
 川端町っつぁん きゃぁめぐろ
 春日ぼうぶらどんたちゃ 尻ひっぴゃぁて花盛り花盛り
 ピーチクパーチク雲雀の子 げんばく茄子のいがいがどん 

             

カラオケなど無い時代、九州に住んでいた頃の宴会の歌は、”黒田節”、”炭坑節”、それに”おてもやん”が多かったように記憶している。そのなかでも、”おてもやん”は最高に面白い歌詞だが、ところどころが意味不明だった。歌詞の拍子の面白さに直ぐに憶えてはいるものの、意味が良く分かずじまいだった。その一つが”春日ぼうぶら”だったが、初めて知った。

ところで、熊本県のPRキャラクター「くまモン」は、2011年ゆるキャラグランプリで優勝し人気が全国区に広がった。昨年は他のキャラも人気を得て欲しいとグランプリ出場を辞退したが、その人気は底しれず、米国の名門新聞「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」一面にも登場し、日本のファンを驚かせているとの記事があった。くまモンの一昨年の稼ぎ額は25億円だそうだ。嬉しくなって本ブログでも「くまモン」 と 球磨焼酎「繊月」」として取り上げた。

おてもやんは 熊本の女性を象徴する人物として時代を超えて愛されつづけてきたが、今は、おてもやんに代わってくまモンが熊本を代表する明るいキャラクターとして愛され続けている。
参考:「くまモンオフシャルサイト
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季節の花と季節外れの花

2013-10-07 06:12:08 | 
★雨が降った時などに側を通ると匂いが纏わり付いてうっとうしいけど、そよ風にのってくる金木犀の匂いは良い。
1週間程前つぼみが出て来たと思っていたら、ここ2,3日で一斉に開花し始めた。近所に3本の金木犀があり、晴れた朝一番、金木犀の芳香が北風に乗って流れ心地よい。
9月も終わり10月になった。長く続いた暑さも落ち着きを見せ、秋らしさを感じる季節、「秋の香り」の金木犀。
             
 蕾が黄色く開花し始めた時期で、これから暫く強い芳香が続く。

★庭に一本だけある茶の白い花が咲き始めている。茶の花は神秘的で、好きな花でもある。
             

★ところが、季節外れの花も咲いた。
春先に豪華に咲いてくれたオオデマリだが、何故か今年は10月に入ったと言うのに再び咲いた。
この場所に引っ越してきた25年ほど前、1.5m弱程の植木を買って植え、その後場所を変えて植え直したオオデマリだが、秋に咲いたのは今回が初めて。
これも温暖化の影響かな? 10月になってもなお、気温は27~28度、今日(6日)も30度前後の暑い日になっている。
確かに朝夕は小寒い程になったが、昼間の暑さに騙される草木もあるのだろう。既に葉は黒く変色し、落ち始めているのに白い花弁だけが咲いている。
3m程になったオオデマリに、二房だけだが、紅葉時期の季節を勘違いしたオオデマリを撮る事が出来た。
               
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カワサキ モトクロスバイク・・・フラッシュバック 1971-2013

2013-10-05 06:22:52 | 二輪事業
   YouTubeに「Kawasaki KX and KXF Motocross bikes 1971-2013」が投稿されていた。
 Kawasaki KX and KXF Motocross bikes 1971-2013 (左下線をクリック)
 「These are Kawasaki's KX80, KX125, KX250, KX420, KX500, KX250F and KX450F motocross machines fromt the last 40 years.」
なお、この情報は 10月4日の「Rracer X Online」と「Motocross Action magazine」の両ネットに同時掲載されている。

■カワサキの‘73年以前のモトクッサーは、
      「125cc‘70~‘72年:F6改(空冷、5速、ロータリーバルブ)」
      「250㏄‘70~‘71年:F81M(空冷、5速、ロータリーバルブ)
               '72年:F11M(空冷、5速、ピストンバルブ)」として販売された。
■1973年にカワサキ初のMX専用車として三機種が販売開始され、これがKXシリーズの始まりで、2013年がKX40周年となる。
      「KX125:空冷6速ロータリーバルブ、線爆Cyl、F/フォーク(¢31 120St)、R/ショック (90St)」
      「KX250:空冷5速ピストンバルブ、F/フォーク(¢36/200St)、R/ショック(ハンマータイプ)」
      「KX450:空冷5速ピストンバルブ」
                      

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フジバカマ・・野々池貯水池と庭先に咲いた

2013-10-04 06:11:29 | 
先日の神戸新聞に、明石公園のフジバカマが見頃を迎えたと紹介されていた。
フジバカマは秋の七草の一つだが、古くから日本人が好んだ野の花として良く知られている。
これは知らなかったが、環境省レッドリストの準絶滅危惧種に指定されているらしい。明石川沿いには沢山あるのに。

庭に咲くフジバカマは赤紫色系と白色系の二種。いずれも微かな上品な香りがする。
平安時代は、都人が刈り取って半乾きの茎葉を香りを楽しむ匂い袋として持ち歩いたとあった。
実は、フジバカマの近くで強い香りが漂ってくるので、こんなに良い匂いだったかと思いきや、直ぐ側に咲く秋バラからだった。
それでも、フジバカマに鼻を近づけると確かに上品が香りがする。盛んにハナムグリや蜜蜂が寄っている。
       
                 

野々池貯水池にもフジバカマが咲いているはずだと思って、早速出かけた。実は一週間程前に確認した時は咲いていなかった。
今の時期、ツリガネニンジンがたくさん咲いており、その間にポツンポツンと咲いたフジバカマを見つけた。
なにせ庭のフジバカマに比べ背丈(25cmぐらいか)も小さく、花が咲かない限りは殆ど見つけるのは不可能。
花弁は家の庭に或るものに比べ赤みが少なく、写真では少し赤く見えるも実物の花弁はどちらかと言えば白に近い。
花は開花して数日たったと思えるので匂いを嗅いでみたが、野々池貯水池のフジバカマは匂い袋のような芳香が全くしない。
それでもハナムグリや蝶がはしっかりと花弁にくっ付いている。
       
                 

フジバカマについて: 「ガーデニングの総合百科:やさしい園芸」より。
「日本、中国、朝鮮半島に分布する草花で、毎年花を咲かせる多年草です。
 河原や池の側など水辺に好んで自生します。日本には奈良時代に中国から渡来し野生化したと言われています。
 秋の七草のひとつであり、派手さはないがその郷愁を誘う花姿が日本人に愛され、様々な古典文学にも登場します。
 それほど愛されてありふれていた植物にもかかわらず、現在では野生のものは激減しました。もともと性質は強健で丈夫な植物なので、
 護岸工事や宅地造成など戦後の急激な開発により、住処を追われたことが減少した一番の理由ではないかと思います。
 植物園で栽培しているものや栽培品種は比較的よく見られますが、かつてのように野原に群生してるものはほぼ見られません。
 横に伸びる地下茎を持ち、そこから茎を長く伸ばして夏から初秋に淡紫色の花をたくさん咲かせますが、栽培品種は従来の野生種に比べると赤みが強い。
 草丈は1m~2mになる大型の草花です。花後はタンポポのような白い綿毛をもったタネができ、風によって遠くへ運ばれます。
 葉は3つに深く切れ込んでおり、生乾き状態のものは独特の甘い芳香を放つところから中国では「蘭草(らんそう)」や「香水蘭(こうすいらん)」とも呼ばれます。
 具体的には桜餅の葉(塩漬けされたオオシマザクラの葉)の香りに似ておりどちらもクマリンという成分が香りの元となっています」
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今年はどうだった、MX日本チーム

2013-10-02 06:25:44 | モータースポーツ
   「2013 MOTOCROSS OF NATIONS :RacerX Online」
第67回「Monster Energy FIM Motocross of Nations」が29日、ドイツのeutschenthal Circuitで開催された。過去最高の41カ国が参加し、その内の20カ国が決勝に進んだ。今回の優勝国はベルギー。昨年3位の米国は雪辱ならず2位、3位にイタリーとなった。「日本チームは予選敗退」し決勝に進めずじまいだった。最終結果は、1. Belgium 2. USA 3. Italy 4. Australia 5. France 6. Great Britain 7. Germany 8. Russia 9. Switzerland 10. Estonia・・・

世界選手権や米国AMAモトクロス選手権が終了した9月末に、毎年国別対抗モトクロス大会「Motocross of Nations」が開催されるので、世界のモトクロスファンの目はこの大会に注がれる。一方、全日本モトクロス選手権は、この時期残り2戦を残しているので、日本選手にとってはこの事が影響するのか、毎年日本チームの成績は今一つだった。しかし、欧米で開催される競技の常として、自国の旗や代表ライダーに対するロイヤリティは日本にいると想像も出来ないほどの興奮状態になってくるので、自国民の選手や自国の旗にたいするロイヤリティは異常なほど露骨にでる。欧米の観客にとっては、自国選手が勝てば良く、自国の旗が最上に掲げられるのがベストであって、メーカー色を前面に出すことはまずない。「Motocross of Nations」 は国別モトクロス対抗戦であり、各国の代表選手が出場するために否応なしに国別フラッグが最優先する。従って、マシンを供給支援する側の二輪メーカーはあくまでライダーサポートする裏方に徹することになるが、世界中のオフロード愛好家の視点を集める最大級のレースでもあり、メーカー担当者にとっては、どうしても自メーカー色のライダーを勝たせたいと思うのはごく自然のこと。そして、結果的に支援ライダーが勝てばハッピーだ。

ところで、今回の「2013 MOTOCROSS OF NATIONS」 の結果をみて、二つの事が気になった。
■一つは日本人選手の実力
一昨年の Motocross of Nations の総合順位は13位、昨年は26位、そして今年は予選通過すらできず世界トップの実力に全く追従できない、非常に残念な結果となった。ただ、過去の日本人チームの戦績からみても、10位以内に入ったのは数回しかなく、世界の観点からみれば13位前後が日本選手の平均的実力なのだろう。世界、特に欧米の選手が自国選手権に加わえ、世界中を転戦する世界選手権で覇を争っており、常に戦闘モードにあるのに比べ、日本選手の実力の弱さが如実に出てしまった。この結果は数年来何なら変動することもなく、つまり欧米の上位チームに肉薄することもなく、そして、その結果を単純に受け入れてしまう怖さが日本側に残念ながらあるようだ。最も優秀なモトクロスマシンを開発する能力をもつ日本と、世界で20位にも入れない選手と言う不自然さをどう解釈すればよいのだろう。

かって、日本人選手が当時の世界最高峰にあった世界モトクロス選手権で大活躍しチャンピオンを獲得することもあった。
しかし、それ以降日本選手が世界のトップライダーに打ち勝ったと言う事実を余り知らない。「KASWASAKI DIRT CHRONICLES」に、かってカワサキが外人ライダーを全日本選手権に走らせたことがあり、その一節にこうあった。「日本人は限界まで無理していないし、一方アメリカンたちは倒れる寸前まで攻めているんだなと、レースに対する姿勢の違いを痛感しました。 みなさんはアメリカンなら全日本で勝てて当然だと思われるかもしれませんが、彼らがどれほど真剣に取り組んでいたのか、再認識してもいいのではないでしょうか。 優等生だったウォーレンでも、負けた悔しさからトランスポーターの中でヘルメットを叩きつけていたことがありました。 マタセビッチの場合は、2位のトロフィーをゴミ箱に投げ捨てていました。行儀は決してよくありませんが、彼らはとことん本気だったのです」

当時、全日本選手権GP大会に出場する世界のトップライダーを見る度に、日本人と外人ライダーとの技量差は歴然とあり、何とかこの差を詰めたいと考えていた時期があった。そのために、日本の契約ライダーをアメリカに長期出張させアメリカンライダーと競争させる試み等を何度もトライしてきた。が、最も効果が認められたのは、外人ライダーを全日本選手権に出場させて、全日本選手権の場で直に競争させることであった。ラップ寸前程の差があった技量差が、これを機にアメリカンライダーとも競合できるレベルに成長したのは事実で、そのことで全日本モトクロス選手権が盛り上がったことも事実。一方、国粋主義者ではあるまいし全日本にアメリカンライダーを走らせることを良しとしない人も一部にいるようだが、グローバル時代とよばれ、日本の国技である相撲もしかり、プロスポーツ界では外人選手と日本人選手の垣根をなくし、交流を盛んにすることで共に技量UPを図ることが行われている。そこで勝ち進む実力のある選手こそが世界を席捲できるはずだが、「Motocross of Nations」の結果には目を覆うばかりで、日本村から中々脱しきれない今回も、それを通り越して何とはなしに寂しさを感じてしまった。

■もう一つは各国の代表選手が勝つために選んだマシン。
世界のトップライダーが選んだマシンは今年もKTMが最も多く、出場選手の約半数はKTMを選んでいる。
MXの本場アメリカでも昨今、トップライダーが日本車からKTMマシンに乗り換えてつつある現実や、トップジュニアクラスのマシンの殆どがKTM(KTMの台頭)だと言う現実を見ると、MXの世界市場はKTMに席捲されつつあるように感じられる。さすがに全日本選手権ではKTMマシンを使用するトップライダーは非常に少ないが、世界市場は変貌している可能性はあるかもしれない。市場に供給されているモトクロスマシンの優劣はほんの鼻の差ぐらいしかなく、そうであれば購入したユーザを心から支援するプログラムこそが購入メーカーの判断基準かもしれない。実際の市場占拠率を良く知らないので的外れかもしれないが、「Motocross of Nations」に出場した世界のトップライダーの約半数がKTMで、残りを日本メーカが分け合っている現実は、欧米における二輪業界の状況と殆ど同じ構図のようにもみえてくる。つまり、強力なブランド力を全面に押し出して顧客の囲い込みを図る欧米二輪企業と押し込まれている日本の二輪企業の講図だ。

KTMの企業コンセプト「Ready to Race」の意味は、KTMはレースばかりする企業ではなく、社を挙げてKTMユーザー楽しませ、KTMユーザーを支援していくと言うことだと思う。このように欧州二輪企業は自社ブランド構築に躍起になっており、世界中の二輪愛好家にとっては必然的に気にかけざるを得なくなるだろう。


 
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