野々池周辺散策

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無難にこなしたヤンキースの田中将大投手

2014-03-03 07:08:25 | スポーツ
「ESPN」
MLBのオープン戦を始めてテレビ観戦した。
日本のオープン戦はあまり面白くないので見たことはないが、田中選手がMLBで始めて投げたオープン戦は面白かった。
当地の反響はどうだろうと、ESPNネット記事(Tanaka's Debut)を見たが結構良い印象のようだ。

日本時間2日、午前11時からBS放送されると書いてあったので期待していたが、録画でしかも日本人投手の黒田、田中両投手
のピッティングを中心に放送されたのは多少不満だった。と言うのは、ヤンキースのエースは現在サバシア投手で、次いで黒田、
田中と報道されている。そこで、ヤンキースのエース・サバシア投手と日本人両投手のピッティングを比較しながらみれば、
どの程度の仕上がりになっているかとの期待が、当てが外れた。それでも、黒田、田中両投手のピッテングは素晴らしかった。
日頃からMLBに関しては辛口のサンディモーニングの張本さんも田中投手を高く評価しており、本番になればもっとボールは早く
なるし期待できるとコメントしていた。名門ヤンキースと7年総額約158億円の大型契約を結んだ重圧は、マウンドではみじんも
感じられず、出だしはまずはOKと言うことだろうか。

黒田投手が2回無失点の後を受けて5回から田中投手が登板し、2回を2安打無失点、3奪三振だった。
黒田投手が投げている間、その次を待つ田中投手の顔をテレビが写していた。若干緊張しているようにも見えたが、楽天の頃と
あまり変わりなかったようで淡々としていた。降板し終ったあとのインタビューでも、球が滑るとか、マウンドが堅いとか、
過去の日本人投手の報道にあったような、MLBでの投げにくさ等のコメントは一切なし。
しかも、試合後のインタビューでのコメントの中にこんなのがあった。
『-修正点は
 田中:制球面で少し。(フォームの)微調整を繰り返してやっていきたいです。
      あとはもう少し球数を減らせるところがあったのでそのへんです。

 -3三振を取ったが感想は
 田中:特にないです
 -あこがれのメジャーリーグ、ヤンキースでプレーしたことは。
 田中:あこがれて来たわけじゃないです。勝負しに来たんで。しっかり調整したいです。
 -日本は朝5時半です。日本のファンにメッセージを
 田中:(笑顔で)おやすみなさい。
日本でも何度もコメントしていた、「MLBに来た理由はチームが勝つため」と、こんなコメントを過去聞いたことが無い。
        

それはそうと、今回の球場はヤンキースのフロリダ・タンパにあるヤンキースの球場だが、テレビ映りする球場の素晴らしさを
どう表現すればよいのだろう。何時みても見栄えがする球場で、黒田投手、田中投手、イチローがなお一層、晴れやかに映った。

ところで、田中投手の前を投げた黒田投手は大好きな選手の一人だが、その印象を本ブログでも何度も書いたことがある。
黒田投手はサバシアと並びヤンキースのエースで、その堂々たるマウンド度胸、安心感とも卓越しており、不思議な感覚を
抱かせる投手だと書いたことがある。昨年大きく伸びたマリナーズの岩熊、レンジャーズのダルビッシュ、加えて田中投手、
輝くばかりに緑が美しい球場で、目一杯に活躍する日本人選手、ますますシーズンが楽しみになった。
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