野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

半夏生

2019-06-22 06:50:24 | 
梅雨時になると、雨がしとしと降る中に白い葉っぱがくっきりと浮かぶ、庭の「半夏生」が咲き始めた。
ところが、近畿地方は今だ梅雨入り宣言がなされていないので、このところ毎日晴天が続き、葉の先端が白く変色しても今一つ目立たない。
それでも、この中途半端に白い葉っぱは目を引き、この白い葉っぱを見ると「不思議な花もあるもんだ」と何時も思う。
  
  
「半夏生」、象の鼻のように垂れ下がっているのが花で、花の付け根の白い葉が花弁の役割を果たすらしい。花に虫を誘うために葉を白く進化させたのではないかと言われている。季節限定の、その葉の白い部分は花が咲き終わった夏の盛りに少しずつ色褪せて緑色に戻る。役割を終えたということなんだろう。白い葉にはちゃんと理由があった。
       
半夏生は夏至から数えて11日目頃だから、今年(2019年)は7月2日となる。
ウィキペディアによると、「農家にとっては大事な節目の日で、この日までに「畑仕事を終える」「水稲の田植えを終える」目安で、この日から5日間は休みとする地方もある。この日は天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたりした。なお、七夕にも農作業を休むとする伝承が多くの地域に伝わる」とある。で、近くの殆どの田んぼも水が入り田植えはほぼ終了した。半夏生の日はまだ先だが、庭の「半夏生」は既に葉っぱが白く変色し、梅雨を夏を待つばかり。
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