「才木投手、甲子園で4勝目」9月1日、六回裏１死一塁で降雨コールドゲーム。阪神が3連勝で勝率5割に復帰した。才木投手は６回を３安打に抑え、プロ初完封で４勝目となった。
才木投手は初回、二回とも走者を背負うも、４三振を奪う上々の立ち上がりを見せると、阪神は三回、大山の３試合連続タイムリーで1点先制する。その後も、才木のピッチングは冴をみせ、150㎞を超える直球に鋭く落ちるフォークは切れ味充分、自己最多タイ９Ｋの奪三振ショーをみせる。テレビで見ていて、才木のピッティングは気持ちが良い。才木投手は６回裏の攻撃で、湯川選手に交代し降りる。この回、突然雨足が強くなり、甲子園の路面がぬかるみやや不安定に変化、その湯川選手の打ったボールはレフト前に落ちる。今日の阪神の采配は悉く機能し、またぬかるんだ甲子園は悉く広島の守備に悪さする。で、この六回に、それ迄3凡打の佐藤選手の三塁打で満塁一掃し４点を追加、佐藤選手が三塁に残ったまま、ワンアウトの時点で審判が降雨のため一時中断を宣言した。なすことやること阪神にツキがまわり、広島の島内投手が可哀想になった。9時過ぎに雨が小康状態となりゲーム再開、大山のヒットで阪神は更に1点を追加して8点するも、再び雨が強くなって中断。甲子園の雨が才木投手に味方した結果となった。
台風11号の予報が気になって仕方なかったが、甲子園の豪雨も久しぶりに見応えがあった。
