野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

前代未聞

2021-10-02 06:39:14 | スポーツ
9月30日の産経WEBに「前代未聞の誓約書 白鵬に相撲協会の不信感あらわ」と言う記事があった。
「30日の白鵬の年寄襲名は前代未聞の事態だ。白鵬が親方になるために日本相撲協会が求めたのは、先輩の指導に従い、相撲界の習わしを守っていくという誓約書の提出。土俵内外で品格を問われ続けた白鵬に対し、協会が抱く不信感と危機感があらわになった形だ。
優勝45回の大横綱の言動には目に余るものも多かった。肘打ちのようなかち上げ、ビンタのような張り手は粗野で、審判の判定を公然と批判する姿も見苦しかった。土俵内で残した実績は他の追随を許さないものの、品格を問われて仕方がない面は多々あった。
白鵬には協会幹部や横綱審議委員会が苦言を繰り返してきたが、言動に劇的な改善はみられなかった。親方になっても周囲の忠告に耳を傾けず、相撲界を継承していく力士を育成されてしまえば、よき伝統が破壊されるとの懸念を抱かれてもおかしくない。
白鵬が相撲と日本を愛していることに疑いの余地はない。実績が傑出しているだけに、後進育成への期待感が高い一方、日本人が求める柔和で礼儀正しい力士を育てていけるか懐疑的な目も多い。異例の関心を集めながらの船出となる。」とある。

現役引退の力士が親方になるのを、協会が”相撲界の習わしを守っていくという誓約書”の一筆を要求する等、過去聞いたことがない。優勝45回を誇る大横綱にしては、横審や協会幹部から今のところねぎらいの言葉が報道にもなく、ましてや親方取得にいちゃもんが付いた。新聞等を読むと、白鵬の独立に反対の声が協会内から多々噴出したらしい。年寄資格審査委員会が白鵬の独立に注文をつけたとあった。理由は、これまでの白鵬の言動が問題になったらしい。白鵬は、過去の慣例らしきものから”一代年寄”になれると、また日本国籍なくとも協会に残れるかもしれぬと、期待していたようだが、年寄株の取得にここまで強いいちゃもんが付いている所をみると、協会内の白鵬アレルギーは相当に強いようだ。確かに、白鵬の横綱相撲はえげつない相撲で多くの大相撲ファンから大ブーイングの連続で、引退と聞いて一瞬ほっとしたものもあったが、協会内から親方取得にここまで注文が付くほど嫌われいるとは思いもしなかった。これも自業自得の結果なんだろう。思うに、現役時代の悪評の白鵬は「釈迦に説法、白鵬の耳に念仏、これが横綱だというのだから、世も末、土俵も末だ」と何度も書かれた。これが一筆書いたからと言って協会の思うように丸く収まるのだろうか。
 
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