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野々池周辺散策

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2025 大相撲夏場所も5日目

2025-05-16 06:14:40 | スポーツ
11日から始まった大相撲夏場所、今場所の見どころは何と言っても先場所優勝の大関大の里の連続優勝なるかという事。大の里も事前に言ってるらしいが「初日から5日ぐらいまでを全勝で乗り越えられると次が見えてくる」だと思うが、それをまず見ようとテレビの前に座っている。

その大の里だが、2日にあった横綱審議委員会の稽古総見では、横綱豊昇龍らとの申し合いで6勝10敗に終わり精彩を欠いたと新聞等に報道されていたので、このところのアンチ二所ノ関部屋記者からの報道かと面白半分に勘ぐってみたが、その後場所前に二所ノ関親方と直接相撲をとり好調な体に戻っていると報道もあった。その大の里の優勝、綱取りにつながる優勝を阻止する筆頭格は、やはり横綱豊昇龍。横綱審議委員会では絶好調との報道もあったが、その後体調を崩したとの記事もあって、本番が始まる前には色々あるんだなと、毎場所の事だが色んな報道が飛び交っていた。更に興味本位でみると、もうひとり2場所連続不振の大関琴桜はどう出てくるんだろうも興味持って見ている。

初日の大の里、テレビから見える大の里は先場所以上に肉がついて肥えている様にみえた。相撲協会の公式HPをみると大の里の体重は191㎏、200㎏に近い巨体になっている。この体重が動きにどう影響するんだろうと興味もある。初日の相手は若元春、二日目に高安と、いずれも先場所敗れている相手と対戦し、押し込まれながらもあわてることがないどっしりした相撲 で難なく勝ち、三日目は阿炎 の強力な右のど輪で土俵に詰まったが落ち着いて残すと右を差して逆転した。 そして四日目の相手は王鵬。昨年までの王鵬は前にすぐに落ちたり、簡単に押し出されてしまう相撲が多くて勝ちに拘る執念が感じられず、如何にも淡白な相撲が多く見られたが、今場所の王鵬は琴櫻、横綱豊昇龍に勝っているので、今場所の王鵬に勝てば大の里の次が見えてくる。相撲の結果は、その王鵬に何もさせず、強い相撲で勝った。これで初日から4連勝。そして注目の五日目の相手は40歳の玉鷲。立ち合い玉鷲の強烈な右のど輪に体を起こされながらも直ぐに右下手を取った大の里は左はずを決めながら玉鷲を押し出した。これで初日から5連勝。
 「4日目、大の里の勝ち:毎日新聞」

一方の横綱豊昇龍と大関琴櫻は4日目までに二勝二敗。特に豊昇龍は三日目王鵬、四日目阿炎に連敗だ。今場所の豊昇龍は、初日に若隆景、二日目の若元春に勝った時の相撲は先場所とは大きく違いスピードと力強さが充満してように感じられ、素晴らしかった。それで、今場所横綱は明かに違うなと感じていたが、その後の王鵬、阿炎にあっけなく連敗。先場所は10日目から休場に追い込まれたが、二場所連続休場と言うわけにもいかず、素人が見ても先場所の屈辱を晴らすべく肩に力が入りすぎているようで気負いすぎの感あり。5日目の相手は豪の山。NHKの解説も豊昇龍が今日も負けたらちょっと、と心配していたが、落ち着いて豪の山を左送り出しで、3勝2敗。
 「4日目、阿炎の勝ち:デイリースポーツ」

もう一つ、毎日、その相撲に興味を持って見ている力士がいる。尊富士と伯楼鵬だ。二人ともモンゴル力士にも負けず劣らない勝負に対する執念をその相撲に感じられる数少ない日本人力士だ。大の里、豊昇龍、琴櫻、尊富士と伯楼鵬、共に20代前半の力士の戦いは非常に面白い。相撲をただのデブが腹を突きあわせるだけの茶化した画面を見る事があるが、200㎏近い巨体の力士が静寂の見合いから全てのパワーを出し切って一瞬に昇華させるこんな過酷なスポーツは他にない、だから多くの相撲ファンを魅了すると思う。
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