野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

鶯が庭先にやってきた

2019-03-06 06:19:14 | その他
 「野々池貯水池の鶯」
2日前から鶯の鳴き声が聞こえてくる。
野々池貯水池にある沢山の樹々のどれかに泊まっているはずと目をこらして探すが、声は聞こえど姿なし。
まだ若い鶯なんだろうと思えるほど流暢な鳴き声とは程遠く、当方が下手な口笛で答えると、ちゃんと答える。面白がって暫らく口笛を鳴らすと、鶯も飽きずに答える。終いには、当方が飽きてしまった。何処に泊まっているのか探すが、メジロみたいに落ち着きのない動きをすれば直ぐに居所が分るが、鶯はそうではないので、葉っぱのある樹々に隠れたら探すのは不可能。そうこうしているうちに、探すのを諦めてパソコンを打っていたら、また再び鶯の声。じっと目をこらすと、居た! 野々池貯水池の葉っぱの落ちたハゼノキに泊まっている。
 
  

現役の頃、毎年、春になると林崎疎水から鶯の声が聞こえてくる時間帯に出勤していたので、春を実感したものだ。その後は、朝早く疏水に行くことはなくなったが、その代り、最近は家の近くまで鶯がやってくる。今日はしっかりと姿を確認出来た。そういえば昨日、家の駐車場から出てくるイタチを見たばかりだから、陽は間違いなく暖かくなっているのだろう。

近くに飛んでくる鳥と言えば、最近、メジロを見かけない。庭の桜の枝にミカンの切れ端を置くと直ぐにメジロが飛んできたが、最近来るのはヒヨドリかムクドリの何れかが先にみかんを見つけ占領すると、もうメジロは来ない。春になると野々池にはヒバリがウロチョロしているし、夏、コゲラも桜の樹に泊まって樹を突いていたこともあった。そう言えば、30年ほど前に、この場所に引っ越したときは雉をよく見たが、人が多くなってからは飛来してこない。疏水沿いには数匹の青サギとコサギが住み着き、人が近くに寄って行くと飛び立つ素振りを一応見せるが飛び立たない。またカワセミも数度見たことがあるが、見るチャンスに出会うのは稀。冬になるとカモと一緒にカワウが数匹団体で野々池やすぐ下の黒星池にやってくる。ミサゴも野々池上空の上昇気流に乗って優雅に飛んでいる姿をよく見かけるが、さて、春も近くなると、カメラを担いだ野鳥愛好家が野々池や疏水沿いにやってくるはずだが、今年はまだみない。西明石駅から歩いても30分、こんな風景が家の周りにはまだ残っている。
コメント
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