面白い放送を観た。感激ものだった。
NHK・BS プレミアムの「ダイアナ・ロス 自らを語る」(6月22日 1:00~2:30)だ。再放送だそうだが、初めて観た。ジェームス・リプトンが司会を務める「アクターズ・スタジオ・インタビュー」で、著名な俳優や歌手がインタビュー形式で自らを語る番組であるが、時々観る。
ダイアナ・ロスは、アメリカのポップス界を40年以上も、その頂点にあり続けた実力派歌手で、デビュー当時に結成していた「ザ・シュープリームス」を1960年代の後半に「ダイアナ・ロスとザ・シュープリームス」に変更した経緯や、14才頃から歌い手としてデビューした時期、当初はタイプをも打てない社長秘書で雇用された等々、実に興味ある内容だった。
加えて、番組ではヒット曲の数々を、贅沢なライブや過去の映像を織り交ぜて披露し、会場をとりこにした、秀逸の番組であった。
1960~80年代、トップスターで有りながらジョージア州ではトイレが白人専用、カラード専用に分かれていた時代を生き抜いた、その生命力をインタビューでは如何なく引出していた。彼女のことを好きにはなれなくても、それを補って余りある魅力が彼女にあったことは、認めざるを得ないだろう。そして、彼女ほど露骨に感情を表し、誰よりも上昇志向の強いスターが、今や珍しい存在になりつつあるのも確かかもしれない。
本物のスターを再び観た。
「私がやりたかったのは、歌を歌うことと、きれいな服を着ること - それだけだったわ」
この曲を選んでしまう。・・・・The Supremes- Stop In The Name of Love(Live)
NHK・BS プレミアムの「ダイアナ・ロス 自らを語る」(6月22日 1:00~2:30)だ。再放送だそうだが、初めて観た。ジェームス・リプトンが司会を務める「アクターズ・スタジオ・インタビュー」で、著名な俳優や歌手がインタビュー形式で自らを語る番組であるが、時々観る。
ダイアナ・ロスは、アメリカのポップス界を40年以上も、その頂点にあり続けた実力派歌手で、デビュー当時に結成していた「ザ・シュープリームス」を1960年代の後半に「ダイアナ・ロスとザ・シュープリームス」に変更した経緯や、14才頃から歌い手としてデビューした時期、当初はタイプをも打てない社長秘書で雇用された等々、実に興味ある内容だった。
加えて、番組ではヒット曲の数々を、贅沢なライブや過去の映像を織り交ぜて披露し、会場をとりこにした、秀逸の番組であった。
1960~80年代、トップスターで有りながらジョージア州ではトイレが白人専用、カラード専用に分かれていた時代を生き抜いた、その生命力をインタビューでは如何なく引出していた。彼女のことを好きにはなれなくても、それを補って余りある魅力が彼女にあったことは、認めざるを得ないだろう。そして、彼女ほど露骨に感情を表し、誰よりも上昇志向の強いスターが、今や珍しい存在になりつつあるのも確かかもしれない。
本物のスターを再び観た。
「私がやりたかったのは、歌を歌うことと、きれいな服を着ること - それだけだったわ」
この曲を選んでしまう。・・・・The Supremes- Stop In The Name of Love(Live)