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野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

彼岸花@野々池貯水池

2021-09-17 06:11:58 | 野々池周辺
朝夕はめっきり涼しくなり、特に朝は寒さを感じることがあるものの、空気は澄んで見える。今日(16日)の朝の外気温は21度。
野々池貯水池では、赤トンボやシオカラと緑色のギンヤンマが目立ってきた。ギンヤンマが顔近くまで近づいてきたので、暫くその状態で一緒にギンヤンマと歩きながら、ぐるっと後ろを振り向くとギンヤンマは後方に飛び去り、暫くするとまたいつのまにか再び近寄ってくるので、面白いなーと何時も思って歩いている。しかし、昔に比べトンボの数が減った。数年まえは赤トンボは群をなして飛び回っていたが、今はせいぜい2、3匹。草刈りが終わった野々池貯水池の土手で彼岸花が咲き始めた。草を刈った後に、いつのまにか彼岸花がにゅきにょきと伸び花を咲かすので一番目立つ。そんな季節になった。
   
超大型台風14号は、暫らく中国近くに停滞していたが、動き始めた。明石も17日には雨が降る予報だが、15日、野々池傍の中学校が運動会を開催していたので、晴れでよかった。16日、九州から四国を通過し和歌山あたりに再度上陸する予定だと予報している。17日には温帯性低気圧になるが、風や雨は半端なく多いとの事なので、これから準備にかかる。
   「ウェザーニュース:16日、16時06分」

夏の草刈り

2021-09-03 06:28:07 | 野々池周辺
プ~ンと刈った草の香り(匂い?)が家の方に流れてくると同時に、2サイクルエンジン付き刈払い機独特の音が心地よく聞こえてきた。野々池貯水池のジョギングコースを通る度に思うが、この真夏の草刈りは大変な作業だと思う。夏のかかり、もうかなり前から野々池の土手の草刈りは開始され、作業員は夏の暑い盛りの長袖着用で顔だけ真っ黒く日焼けする時期を過ぎ、それが長雨続きで中断、盆も休んで、10日程前から再開したようだ。それがやっと家の近くの土手の草刈り迄やってきた。この時期になると、最初の頃に刈った草は雨にあたって一挙にのびるので、殆ど草刈前の状態までに伸びて、終わることもない。

刈った草は2、3日放置しておくとカラカラに乾燥するので、それを集めて車に積み込む作業を繰り返しながら、最後はエンジン付きブロワーで残り葉を散らし掃除する。今年、草刈作業に新規登場したのが遠隔操作のローンモア機。操作員は直ぐ近くでローンモア機を無線操作するが、何せ野々池貯水池の土手形状は起伏も激しく一様ではないという難点がある。暫らくローンモア機の刈った草を眺めていたが、遠目に綺麗に一様に見えるも、近くに行くと草の高さはバラバラで、まさにトラ狩り。しかもジョギングコースのアスファルトとの境目はうまく刈れないので、仕上げは2サイクルエンジン付き刈払い機が登場する。だが、斜面は仕方ないが、平らな広場の草は、このローンモア機が断然早く刈れる。土手の表面が一様でなくでこぼこの箇所は仮払い機、広い平面はローンモア機と基本的には使い分けているようにも見える。作業員の刈払い機を見させてもらったが、全部が2サイクエンジン付きで、4サイクルエンジン付きは一台もなかった。ましてや今盛んに広告が入っている電動の刈払い機は全く手元になかった。

2、3日も放置すると、草はカサカサになって、後処理が容易になる。
 
一度刈っても直ぐに草は伸びる。
 

芙蓉 @王塚公園

2021-08-27 06:17:10 | 野々池周辺
明石の予報では、今週一週間、晴れでしかも外気温は31~32度近辺まで上昇する。熱中症に注意せよと、外の運動は人に合わない場合は極力マスクを外せとテレビが言っている。約一週間前までの豪雨の連続が嘘の様だ。昼間は暑くてかなわんが、長雨続きより晴れの方がずっと良いのは決まっている。9月ももうそこに来ているからか、朝は涼しい風が部屋を通り過ぎていく。今日(26日)、朝早くはどんより曇り空。

王塚古墳の周濠周りを車で走っていると、この時期には満開となっているはずの芙蓉の花がやっと咲き始めた。毎年、誰もいない蝉の声だけひたすら鬱陶しい8月の初めには咲き始め、9月頃には満開も過ぎた時期なのに、今年は総じて花が咲くにが早いと感じていたが、王塚公園の芙蓉だけは遅いようだ。
  
     
直径10-15cm程度の花で、朝咲いて夕方にはしぼむ1日花だが、花の周りには沢山の蕾が待機しているので、長期間にわたって毎日次々と開花し、とても一日花とは思えない。そして、一番の見どころは、朝日にあたる芙蓉の花の柔和で穏やかな花弁の見事さに、この花を見ると、不思議に心が落ち着くこと。どの種類の芙蓉の花にもみられる、一種独特のフワ~とした花姿は同じでも、この芙蓉は見惚れてしまうほどに美しい。だから、此処、王塚公園内に咲く、この芙蓉の花は好きである。

大阪の古墳群が世界遺産に登録されたが、遠く離れた神戸の王塚古墳は対象外なるも、宮内庁の管理下にあるので古墳内は立ち入れない。数年まえ、公園内で花火遊びをしていた中学生の打ち上げ花火が古墳に着弾して古墳の樹々が一部燃え、大騒ぎになっていた。
ウキペディアよると「墳形は前方後円形で、前方部を南方に向ける。墳丘の段築は現在では認められないが、元は3段築成と推定される。推定墳丘長は約74メートルを測り、明石地域では五色塚古墳(神戸市垂水区)に次ぐ規模になる。墳丘表面では、葺石(主に明石川から採石)や円筒埴輪・形象埴輪(家形・盾形・蓋形・壺形埴輪)が検出されている。主体部の埋葬施設は不明。墳丘周囲には墳丘と相似形の周濠が巡らされているが、元来の濠の形状は詳らかでない。また、周辺には陪塚として3基が存在したと伝えられ、うち2基が現存し王塚古墳同様に宮内庁の管理下にある。この王塚古墳は、出土埴輪から5世紀前半(古墳時代中期)の築造と推定される」と書いている。


花:野々池貯水池

2021-08-11 06:24:58 | 野々池周辺
昨日(9日)の台風9号は広島の呉に上陸し島根から日本海に抜けた。明石・神戸は台風の右側に位置したので、朝早く6時半ごろから昼近くまで猛烈な暴風が吹き、暴風警報が発令された。ここ数日、カンカン照りが続いていたので、ほんの少しだけの雨が欲しいと思ったけど、猛烈な風が雨を伴ってやってきた。すこぶる強い雨風で夕方近くまで雨戸を閉め部屋に籠る。

その後、野々池の様子を見に行こうと上がっていくと、ジョギングコースの端でセンニンソウを見つけた。
5,6年前の野々池貯水池では、林崎疎水沿いの木にセンニンソウが群をなして咲いて見応えがあったが、いつの間にか無くなった。それ以来、野々池貯水池でセンニンソウを見ることはなかったが、今年、野々池の土手の二ヵ所でセンニンソウが咲いているのを見つけた。この季節の土手は、ほとんどが緑の葉ばかりが目立つけど、その中に見える白い十字の花はハッとする程に清楚に見える。有毒植物だから、目立っても採取されたり動物に食べられる危険性がないので周りを気にせず伸び伸び咲くのが良いのかもしれぬ。この花は一般的に秋口に咲くと言われているので、野々池も秋に向かっているのだろう。
    
    
もうひとつ、白いユリの形をした花も見た。
鉄砲百合に酷似した、たぶんタカサゴユリのような白い花で、この日はすでに満開を終わり、萎みつつあった。
    

野々池貯水池のオニユリ

2021-07-17 06:16:45 | 野々池周辺
野々池貯水池の草刈が始まった。
毎年、2回の草刈が通例で、夏と冬の始まりに行われる。草刈はすべて終わるのに数週間かかるので、夏場は、終わるころには最初に刈り始めた草は再び元の長さに戻る。殆どが2サイクル刈払機を使っているので綺麗に仕上がるが、平たん部分は乗車式のローンモアを使う業者もおり、取扱に慣れていないのか刈払機の方が綺麗に刈れている。この時期に草刈が始まると、綺麗に咲いた花も全て刈ってしまうので、その前に写真に残しておこうと、近くのオニユリの咲いている場所に行ってきた。とは言っても自宅からすぐ前の場所だが。
   
橙赤色の花びらは外側にくるりと反りかえり、暗褐色の斑点が特徴的なオニユリ。茎の上半部には腺毛があって、葉の脇に黒紫色のムカゴを作る。花粉は赤褐色で衣類などにつくと、なかなか落ちない。今回も、ズボンの裾が黒赤色に染まった。
   
   

季節

2021-06-30 06:12:44 | 野々池周辺
   
久し振りに野々池貯水池ジョギングコースを歩いているが、梅雨の合間と言うこともあって、汗があまりでない。
野々池貯水池ジョギングコースにあまり人が上がってこない時間帯を歩くので、殆ど人にも合わない。それで、ジョギングコースの端を丹念にみていると、あった。ネジバナだ! スーット伸びた細い茎に螺旋状にピンクの花が房状に咲き、本当に感動ものだ。ネジバナは一番身近に見られるラン科の花で、小さなピンクの花を多数横向きに付ける。この花を見つけるとほっとする。ネジバナの背丈は小さく20㎝にも満たず、それにびっしりとピンクの花が捻じれて咲くが、毎年、写真をとるのに何時も苦労する。残念ながら、今回、持ち歩いているデジカメではうまくピントを合わせことが出来なかったので、昔の写真を引っ張ってきた。  
   

加えて、この時期の野々池で目立つ花は「合歓木」
数年前の大型台風で大きな幹が折れてしまい、安全対策の為、水道部の担当者が中間域の枝を剪定してしまったので、今の時期、花が見れるのは上方の先端部分に咲く花だが、それでも樹一面に蕾を付け咲いている。ほぼ満開に近い状態で、この梅雨時だから、天敵は雨風、花が雨にあたると花弁は咲き切らないまま、少しずつ地面に落ちる事が多い。だが、今週は晴れが続いたこともあり花弁が地面に落ちることもなく、ピンクの刷毛の体裁を保っているが、10m以上の高さでは、手持ちのデジカメでうまく写真に収めることが出来なかった。それで、昔、一眼レフカメラで撮った写真を今回もつかう事にした。野々池貯水池北端の降り口、「林崎掘割渠記碑」の近くにある、優に15mを超す高さがあるので、花が一面に咲くとよく目立つ。
  
  
            

疏水沿いの桜@野々池周辺の桜⑥

2021-04-14 06:29:59 | 野々池周辺
4月も中旬、今日(13日)は朝から小雨続きで、この地域の殆どの桜は既に散って葉桜に変り、何時もだと最後に咲く、野々池貯水池の堀割近くの山桜も満開を過ぎ、散り始めた。例年だと、この山桜が咲くのは林崎疎水の掘割祭が開催される18日過ぎの20日前後だったように記憶しているが、今年は例年に比べ暖かいのだと思う。残念ながら、この山桜の大木も先端部分は枝が目立ち、花が咲かなくなってきた。野々池貯水池にある枝垂れ桜がそうだったように、年ごとに咲く花数が少なくなり、やがて枝がやたら目立つようになっている。数年前までには、ここの山桜は大きく丸みを帯びた樹形で、白い花弁で一面が真っ白になり、朝、日が昇ると朝日を浴びる側は白く浮かび上がり、反対側は薄灰色で陰影が更にくっきりとなって、それは見事だった。それで、野々池貯水池のジョギングコースを朝早く散歩やジョギングする人たちも、一通り脚をとめて眺めるほどだった。その姿は今はないが、見事な咲きっぷりは、当ブログに残しているので、思い出したら再読している。
    
   
    
連れて、この山桜の前にある5本の八重桜も今年は数えるぐらいにしか花が咲いていない。
ちょうど、4月18日の掘割祭が開催される時期に合わせて咲いていたが、掘割祭もコロナで規模を縮小するとの張り紙があった。
   

庭の桜@野々池周辺の桜 ⑤

2021-04-12 06:24:41 | 野々池周辺
このところ、朝夕は少し寒く、薄い毛布を一枚取り出し被せた。それでも昼間は17~18度近辺で、風が無ければ暖かい日和となっている。

野々池周辺のソメイヨシノは既に散って葉桜になり、つぎに咲くのが庭の八重桜だが、今、7部~8部咲き。この桜は根元から順次咲いていくが、1週間ほど前に咲いた根元部分の桜の先端は少し茶色に変色し掛っている。朝日がさし始めている時間帯に、八重桜を眺めていると、各枝先に沿って一杯に咲いている、ぼんぼりのような花弁の塊が風に吹かれて上下に動く。濃い紅色の蕾が満開の桜に混じってあると、桜の樹全体が朝日を浴びて見ていて楽しい。この八重桜の良い所は、ソメイヨシノのように樹が大きく成長しないこと。大きくなりもせずはパソコンを打つ手を休める度に眺めるのにちょうど良く、狭い庭にもかさばらないから気に入っているが、毎年少しづつ上方部の先端部の蕾が閉じたままになっているのが気になっている。
     
    
                 
     
                 
     
たぶん、桜の根元にはセミの幼虫が一杯いるはず。夏の盛りになると桜幹を覆うほどにクマゼミがびっしりと張り付いて一斉に鳴き始めるが、その季節も近い。ところで、4月18日に決まって毎年開かれる林崎疎水の今年の「堀割祭」はコロナで関係者だけと張り紙があった。

王塚公園のサクラ@野々池周辺の桜 ④

2021-04-05 06:14:26 | 野々池周辺
神戸市西区王塚公園の中央にある「王塚古墳」。宮内庁管轄とかで古墳内立ち入り禁止だが、古墳周辺は公園として整備されており、春の桜、秋の銀杏が奇麗で、休みの日になると花見客が多い。歩いて10分ほど近くにある、中野の「丸山公園」周りの桜の方が見応えもあるが、なぜか日曜日ともなると、ここ「王塚公園」の桜見物者が多かった。しかも小さい子供連れの若い女性の弁当持参が多い、と言うのは2年前迄のこと。今年も桜は例年と変わらず見事に綺麗に咲いたものの、昨年、今年と弁当持参の子供連れの若い花見客は殆ど見られず。代わって公園のベンチに年寄り数人。王塚古墳より少し離れた場所に立つ、陪塚の一つ、「幣塚」古墳の頂上に立つ桜の大木は、この時期、まだ蕾だった。
   
  
  
   
      
「王塚古墳 (Wikipediaより)」
「5世紀から6世紀前半ごろの大和時代の明石平野の豪族の墓とされるが、それよりも後の日本書紀にでてくる用明天皇と飯之子の子、当麻皇子の妃、舎人皇女が病死した際に葬られた赤石桧笠岡とされる説がある。過去に、周辺には幾つかの古墳群があったが都市開発のため現在は無くなっている。陵墓参考地として宮内庁所有のため資料は少なく、吉田郷土区域の整理時に史跡公園とされる」「大きさ:全長102m、高さ8mで、水をたたえる周濠を備えた明石川流域で最も大きな前方後円墳」

野々池貯水池の桜 ③

2021-04-02 06:23:39 | 野々池周辺
今日(1日)の外気温は20度近辺まで上昇し、風もなく暖かさが続き、上着を一枚脱ぐ。毎日通る、町内幹線道路沿いの桜が満開。
平野町印路へと続く道から左折し、神戸市立出合小学校に入る道筋が町内への入口。此処から少しきつい坂を登っていくと、「神戸市立出合小」が左側に見える。この桜は毎年、小学校入学式前の時期に満開となるが、今年は咲くのが少し早いようだ。小学校の前、道路の右は「西山延命地蔵尊」と「丸山公園」がある。そこから坂を登り切る手前に、町内唯一の医院「ふくだ医院」。ここを過ぎると、野々池貯水池神戸側入り口に行き着く。野々池の上に立つと、東側方向に明石公園、神戸ウエストゴルフ練習場、遠くに垂水地区が一望できる。
 「幹線道路を登り切ったところ、「ふくだ医院」の前の桜と幹線道路沿いの桜」
     
    
 「出合小学校の桜」
     
 「西山延命地蔵尊と丸山公園の桜」