談・2003.9.15
阿部山の開墾
おじいちゃん(父のこと)はしょうことなしに(阿部山)に行っとった。
県の指導員をしょうたから、しょうがないから行っとった。(開墾を)進めにゃあいけん立場じゃった。
行ってみても、あんなとこを開墾してもなんでやっていけりゃあ思うようた。
平たんでもないし、牛でも飼うくらい。畜産のような。そうでないとやっていけん。
茂平生産組合
生産組合をこしらえて入植したんじゃ。
33町ほと貰うたんじゃ。
組合を作らにゃあくれんのじゃ。個人じゃあだめ。
脳溢血で死ぬ話し
(今はガンで亡くなる人が多いが、子供の頃、死んだといえば決まったように“脳溢血”での死が多かった)
畑仕事が忙しい時、なにばあ飯も食べずに畑に行き、水も飲まずに仕事をして。そうゆうもんが何日がつづきょうると、養生をする前に倒れてしまう。
身体が弱いもんがまいりょうた。仕事の無理をしょうた。