しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

阿部山の開墾

2016年06月22日 | 父の話

談・2003.9.15


阿部山の開墾

おじいちゃん(父のこと)はしょうことなしに(阿部山)に行っとった。
県の指導員をしょうたから、しょうがないから行っとった。(開墾を)進めにゃあいけん立場じゃった。
行ってみても、あんなとこを開墾してもなんでやっていけりゃあ思うようた。
平たんでもないし、牛でも飼うくらい。畜産のような。そうでないとやっていけん。



茂平生産組合

生産組合をこしらえて入植したんじゃ。
33町ほと貰うたんじゃ。
組合を作らにゃあくれんのじゃ。個人じゃあだめ。



脳溢血で死ぬ話し

(今はガンで亡くなる人が多いが、子供の頃、死んだといえば決まったように“脳溢血”での死が多かった)
畑仕事が忙しい時、なにばあ飯も食べずに畑に行き、水も飲まずに仕事をして。そうゆうもんが何日がつづきょうると、養生をする前に倒れてしまう。
身体が弱いもんがまいりょうた。仕事の無理をしょうた。


コメント
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