談・2003.10.4
茂平の吉備焼
茂平の山から土を取りょうた。取った後こすんじゃ。
今はこしらえたええドロ、すぐに使えるドロを送ってもらようる。買ようる。
窯を焚く木も茂平の木を取って使ようた。
昔は「皿山(さらやま)」ようたけど、ほんとに皿みたいなもんばっかし作りょうた。
正式には阿浜(あばはま)じゃ。
茂平の御神燈
銅山はどこどこ、ゆうて茂平中灯をつけることになっとる。
晩にお宮に参(めえ)る人のために。
八幡様のお祭りに参るために道を明るうしとります、参ってください。ゆうことで付けとる。
主な通りにつけとる。ローソク一本でヒラで分かれて灯をつきょうた。
茂平の祭りは10月1日から10月第一日曜に変わった。(城見はなぜ同一の日に統一しなかったのか?)
(強いて言えば)大冝と用之江は親類関係が少ない。
茂平と用之江、茂平と大冝は親類関係が多い。
ひてぃ(一日)になったら、お互いにこれまあ。
しめ縄
当番が編む。
銅山なら、みんなでてやりょうた。
大けえから、
藁をたくってあわせて
左官のときさんや、まあさんが指導してくりょうた。
したことがねえ人はわからん。
はずして裏を見て、(あたらしのができたら)焼きょうた。