しろみ茂平の話

郷土史を中心にした雑記

茂平の出身者

2016年06月18日 | 父の話


談・2000.9.16


(茂平の出身者)
国会議員・・野田哲さん
県会議員・・おらん
大学教授・・・ひよっさん方
軍・・大尉くらいの人。


戦後(昭和22年ごろ)の新旧の貨幣交換
農協や郵便局がおもで(xx銀行でなく)、手続きは行かんでも向こうで通帳を変えてくれとった。


農地解放・・・作りょうた人が、(その土地を)買うた。
地主・・大地主はおらん。


水落の水晶・・だいしょう出ようた。


有名な軍神は・・・爆弾三勇士と一太郎とラッパの木口小平。
慰問団・・舞台で漫才したり音楽して帰った。みんな寄って聞いた。
玉音放送・・やれやれじゃ。泣くのはかっこをつけただけじゃ。
空襲警報・・桃の袋かけで一番忙しい時じゃ、鳴りょうても(作業を)ほっとかれん。「来ょるのぉ」ゆうだけじぁ。

犬と猫・・日本でも終戦後、犬と猫を殺して食べとる。捨て犬じゃ。捨て犬が多かったんじゃ。猫は(味が)おえん。

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鋳掛屋

2016年06月18日 | 父の話

談・2002.10.14


鋳掛屋
鍋ややかんを直しにきょうた。
してるようになってから来んようになった。

こうもりがさ直し
蝙蝠傘を直す人もきょうた。


かたくり
風邪の時、子供は食べやすいので砂糖を入れて食べさしょうた。


とうやん
(恵風荘ができる前、旧病棟にとうやんと呼ばれる男が住んでいた。)
そうじゃ。番をしょうた。それに死んだときにゃあ穴を掘ってくりょうた。


餅つき
コメを2日くらいかしとく。(水につける)
うむしなら前の日、餅なら2日くらい。
いそぐ時には煮え湯につけとく。
朝早うおきてせんと、湯を煮え立ってうむすまで1時間はかかる。


遠足の弁当 
(母)
昔はようしょうた。朝早ぅ起きて。
遠足、運動会・・・。
弁当屋がなかったけぇなあ。


ゴマをする
(母)
風味がええけぇ。
なます、あえもの。
ゴマを入れにゃあおいしゅうなかりょうた。


豆腐屋
(母)
朝は豆腐を作り、それが終わったら
おじさんは、芋飴を作って売りに来る。
おばさんは、てんぷらを仕入れて「どうですか」ゆうて歩きょうた。
芋をもって行けば飴に変えてくりょうた。


金浦の小麦屋
(母)
金浦の人が小麦を煎餅に変えてくりょうた。
そりゃあ、あんた(管理人)らが子供の時じゃ。
ポン菓子
もようきょうた。

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