天燈茶房 TENDANCAFE

さあ、皆さん どうぞこちらへ!いろんなタバコが取り揃えてあります。
どれからなりとおためしください

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館

2009-09-19 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 22、黄昏ダマスカスからの続きです

2009年8月13日

今日がダマスカス滞在最終日。
最後に国立博物館を観て締めたいと思います。


広大な庭園に囲まれた博物館の建物。


庭園にはシリア国内各地の遺跡からの出土品が並んでいます。


正面玄関も遺跡から出土した石門が組まれています。

残念ながら、館内は写真撮影厳禁の為、紹介できるのはここまで。
所狭しと考古学出土品が並ぶ、この地に積み重なった膨大な歴史を体現したような博物館でした。

館内を一通り観て廻ると、圧倒的な展示量に眩暈がする程。
草臥れたので、庭園の一画にあるカフェでひと休み。
   
高原都市ダマスカスは空気が乾いているので、日陰のテラスに入るととても心地良い。
今日もまた、怠惰な午後の時間が過ぎてゆきます。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 24、さらばダマスカスに続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 22、黄昏ダマスカス

2009-09-19 | 旅行
写真:ウマイヤド・モスクの夕刻

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 21、アゼム宮殿からの続きです

午後のウマイヤド・モスク。
中庭では、ムスリムたちが思い思いにくつろいでいます。


僕も裸足で敷石の上に寝そべり、岩波文庫の千一夜物語を読んだり、ぼんやりと大聖堂と青空を見上げたり…

時々、ムスリムがカタコト英語で声をかけてきます。
「どこから来たの?」
「日本だよ」
「君もムスリムなの?」
「いや、僕は特定の神様は信じてないよ。日本人には神様がたくさんいるんだ(Japanese has a lot of God)。
でも僕は、イスラームの文化や建築は美しいから大好きだよ。」
「そうか。でも、アッラーは唯一無二だよ。君にもムスリムになって欲しいな。」
「ううん、僕はムスリムにはなれないよ。お酒が大好きだからね(笑)」
「大丈夫、なれるよ!そうだ、君に僕からイスラームの名前をプレゼントしよう。
君は…『ムハンマド』だ!仲良くしよう、日本人のムハンマド!」

…かくして、洗礼名をもらってしまいました。
僕は今日からmitsuto=ムハンマドだー!

ムハンマドになった僕は、その後もムスリムらしくウマイヤド・モスクでのんびり過ごしました。


ああ、もう日が暮れる…



そろそろ帰ろうかな…

とっぷり日の暮れたダマスカス旧市街を、キリスト教徒地区を通って帰ります。



ライトアップされた「ローマ記念門」。


かつて聖アナニアやサウロも歩いた夜の“真っ直ぐな道”を歩いて、イスラーム地区のスーク・ミドハド・パシャへ。


古代都市ダマスカスの城塞の外では、英雄サラディーンの騎馬像が睨みをきかせて今夜も街を守っています。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 23、シリア国立博物館に続きます

天高く蜘蛛肥ゆる…

2009-09-19 | 日記
秋めいてきましたね。
まだ日中は気温30度くらいあるんですが、空の高さが違います。
すっかり秋の空です。

そして秋の空を背に、大きく育った蜘蛛さん。
黄色と黒のストライプ模様が青空によく映えます。
鹿児島辺りで「蜘蛛相撲」の選手にされる種類の親戚ではないでしょうか。
我が家では相撲をさせたりせず、庭の池の上空で空に網張り過ごしています。

HTV、ISSに結合完了!

2009-09-18 | 宇宙
画像提供:JAXA/NASA TV

文句無し、完璧です。
HTV、見事なり!

宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機の国際宇宙ステーションとの結合完了について

今朝は4時起きで、JAXAのSPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVEでライブ中継を見ていたのですが、
7時からのISS(国際宇宙ステーション)への結合シーンは正直見ていて眠くなりましたw
だって、あんまり順調で予定通りに進行していくんだもんなぁ~

でも、それって凄いことだと思うよ。
傍目には退屈なくらいに安全確実なミッションって、これ即ち確かな技術力があることの証明だもんね。

それに、地球をバックに静止しているようにISSに寄り添って飛んでいるあの宇宙船は、
1週間前に真っ赤な噴射と共に旅立っていったあの真夜中のロケットに載っていたのだ、
そして僕はそれをこの目で見たのだ!そう思うと
「よくぞ無事に旅してきた…お疲れ様、HTV!」と声をかけたくなるよ。

ところで、「把持」という言葉を今朝初めて知りました。
「はじ」と読むそうです。
ISSのロボットアームが物を掴むことを、JAXAではこう呼ぶみたいですね。
またひとつ勉強になりました(笑)

HTV、ISSに到着!

2009-09-18 | 宇宙
ずっとYAC宇宙教育テレビ経由でSPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVEを見てたんですが、
先週H-IIBロケット初号機で打ち上げられた日本の宇宙ステーション補給機HTVは
4:51amにルーマニア西部上空で無事、ISS(国際宇宙ステーション)のロボットアームにキャプチャーされました。

HTVはISSに到着しました!

次はいよいよISSへのドッキングです。
7時からのインターネット中継再開を待ちます。
(徹夜明けにNASA TVをチェックしてた友人Kお疲れ~)

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 21、アゼム宮殿

2009-09-17 | 旅行
写真:アゼム宮殿の門

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 20、シリア軍事博物館からの続きです

ダマスカス旧市街をウマイヤド・モスクに向かう途中で、路地の奥に埋もれたようにある屋敷の門の前に出ました。
ここはウマイヤド・モスクに隣接するように建つ「アゼム宮殿」です。
1749年に、当時のダマスカスの統治者の邸宅として建てられた宮殿で、現在は博物館として公開されています。


アゼム宮殿の中に入ってみました。
宮殿というには小ぢんまりしています。
イスタンブールのトプカプ宮殿のような壮大な宮殿を期待していると拍子抜けしますが、建物はよく手入れされていて往時の雰囲気が楽しめます。


敷石がきれいな中庭があるのはウマイヤド・モスクと同じですね。
この宮殿で暮らした統治者達は、きっと中庭の水盤に溢れる噴水を眺めながら古代都市の気だるい午後を過ごしたのでしょう。

僕も気だるくダマスカスの午後を過ごす為に、隣のウマイヤド・モスクに向かいます。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 22、黄昏ダマスカスに続きます

飛行神社で「はやぶさ」帰還祈願、そして「はやぶさ2」を想う

2009-09-16 | 宇宙
さて、9月13日に京都市青少年科学センターで開催された
「はやぶさ地球帰還プレイベント 宇宙科学技術連合講演会: 宇宙を楽しむ市民シンポジウム
“小惑星探査機「はやぶさ」の物語” 」
に参加して楽しいひと時を過ごしたのですが、

その晩は京都府下の妹夫婦kamimog宅に宿泊して、翌日熊本に帰る前にmogmogと一緒にちょっとお出かけ。

京阪電車に乗って…あっ、元3000系の8000系30番台の特急だ!
乗りたいぞ!

でも特急だと、目的地の最寄り駅は通過しちゃうんだよね。

後続の普通電車に乗って、八幡市駅で下車。
有名な石清水八幡宮には向かわず、駅前の住宅地をしばらく歩いて…


やって来たのはここ!
「飛行神社」
ライト兄弟の初飛行以前に有人飛行機の原理をほぼ完成させていたことで知られる二宮忠八さんによって創建された、
空の神と空に散った人達を祀る、空の護り神の神社です。




鳥居は飛行機と同じジュラルミン製、銀色に輝き青空に映えます。
袂には大阪湾から引き揚げれられたという旧日本軍機のエンジンが据えられています。

境内には資料館もあります。
二宮忠八さんの生涯に関する展示のほか、「空を飛ぶもの」に関する資料が詰まった、なかなか見応えのある内容です。
mogmogはずらり並んだモデルプレーンが気に入った様子で、旦那のkamiちゃんに写メールを送ったりしています。

勿論、空のさらに向こうの宇宙へと飛ぶものの展示もあります。
各種の衛星の模型。放送衛星のようです。


JAXAのH-IIAロケットのパネルと模型も展示されています。
飛行神社には、種子島からのH-IIA打ち上げの度にJAXAや三菱重工など各メーカーの関係者の方々が、打ち上げの成功祈願にお参りに来られるそうです。
つい先日のH-IIB打ち上げの前にもきっとお参りされたんでしょうね。

さて今日は、僕はある「宇宙(そら)を往くもの」の無事な帰りを祈りに来たのです。

二宮忠八さんが製作された「鴉(からす)型飛行器」の描かれた絵馬を買って、
願い事を書きます…




最後に、
本殿に二礼二拍手一礼してお参りします。

実はここには、宇宙研の「はやぶさ運用チーム」のスタッフの方も既にお参りに来られているんだそうです。

二宮忠八さんは「飛行器研究」の資金援助を軍部に断られ、何とか自分の力で資金を得ようと四苦八苦しているうちにライト兄弟が世界初の有人飛行を達成してしまいます。
ライトフライヤーの飛行成功を知った忠八さんは、泣きながら完成寸前だった世界初の有人飛行機となる筈だった「玉虫型飛行器」の模型を叩き壊してしまい、それからは二度と飛行機の研究には戻らなかった。
この逸話を思い出す度に、僕は「はやぶさ」の跡を継ぐ「はやぶさ2」が「玉虫型飛行器」と同じ悲劇の運命を辿るのではないか…という一抹の危機感を感じずにはいられないのです。

もう、時間がありません。
「はやぶさ2」が目指すC型小惑星「1999JU3」への打ち上げウインドウが開くのは2014年。
今すぐにでも「はやぶさ2」を作り始めないと、「はやぶさ」が切り開いた日本の宇宙科学の小惑星への軌道(みち)は永遠に閉ざされてしまうかも知れない。


天燈茶房 TENDANCAFEは「はやぶさ」の成果を引き継ぐ「はやぶさ2」を応援します

有人飛行の夢を断った二宮忠八さんは、その後は飛行神社の神主として、自らが切り開こうとした航空の起こす事故の犠牲となった人々を慰霊する生涯を送られました。
また忠八さんの飛行器開発の資金援助要請を却下した軍中将は、その後自らの判断の過ちを認め大いに反省し直接謝罪されています。
高潔な先達、日本男児たちの生き様を見て、僕たちは今どうするべきか、どう空とその先の宇宙を目指していけばいいのか。
そんなことを考えながら、飛行神社を後にしました。

京都で「はやぶさ」を楽しもう!“小惑星探査機「はやぶさ」の物語”

2009-09-15 | 宇宙
写真:“小惑星探査機「はやぶさ」の物語”会場、京都市青少年科学センター

僕たちが応援している小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還まで、あと9ヶ月。
幾多の困難を乗り越えてきた“我らの奇跡の宇宙船”の壮大な旅路にもいよいよグランドフィナーレが近付きつつあります。
そんな「はやぶさ」のこれまでを「はやぶさ」を支えてきたスタッフの方々と共に振り返り、
みんなで「はやぶさ」を語り、遊び、楽しもうという素敵なイベント、
「はやぶさ地球帰還プレイベント 宇宙科学技術連合講演会: 宇宙を楽しむ市民シンポジウム
“小惑星探査機「はやぶさ」の物語” 」

が9月13日に京都で行われました。

もちろん僕も残暑の熊本から秋の気配の漂い始めた京都に駆けつけ、
天燈茶房京都特派員(と勝手に任命しているw)の妹夫婦も誘って一緒に「はやぶさ」を楽しんできました!



会場の京都市青少年科学センターには初めて伺ったのですが、どことなく懐かしい雰囲気が好ましい。
プラネタリウムもあるようで、もし僕が京都で生まれ育っていたらきっとここに入り浸って少年時代を過ごしていたでしょうね。

京阪電車の藤森駅から歩いて、会場には開催40分前に一番乗り。
案内看板に従って、受付を済ませて1階のホールへ。

開始時刻までにはホールに100人以上の方が入り盛況に。
やっぱり「はやぶさ君」は人気者です。

本日登場される「はやぶさスタッフ」の先生方は、
「はやぶさ」のプロジェクトサイエンティスト吉川真先生と、
M-Vロケットの軌道計画と打ち上げ運用を担当された山川宏先生、
そして「はやぶさ」がイトカワヘのタッチダウンを試みていたまさにその瞬間を最前線の現場からブログで配信し続けた、
リポDのテラキンさんこと寺薗淳也先生。
素晴らしい豪華キャストです!


パーソナリティ寺薗先生の軽妙な楽しい司会で、トークセッションが始まります。
…ん?よく見るとテラキンさんのデスクに「公式ドリンク」が!?

今回はみんなで楽しむイベントですので、「小惑星とは何ぞや?」という基礎からしっかり説明して頂けました。


吉川先生による、「はやぶさ」の目的地である小惑星イトカワの紹介。
探査が進むにつれて変化したという新旧2種類の精密イトカワ模型が登場。


吉川先生お得意の、Googleマップを用いてのイトカワ大きさ比較京都編。
以前、佐賀県立宇宙科学館で行われた「はやぶさ」特別企画展での講演会では佐賀編として武雄温泉にイトカワを転がり落として会場の度肝を抜いたこの趣向、今回の京都編でも会場は大うけ。
寺薗先生の「イトカワは西本願寺に置けますね」発言に会場大爆笑!

続いて山川先生による「はやぶさ」の基本説明。

「はやぶさ」ファンにはたまらない画像が次々飛び出します。
「実ははやぶさは、家庭用エアコン2台分程度の電力で動いている」という説明には会場もビックリ!

そして「はやぶさ」ファンお待ちかね、テラキンさんの「公式ドリンク」コーナー!

「はやぶさ」タッチダウンを伝える速報ブログに掲載された写真。
テラキンさんのデスクに「リポD」の空き瓶がどんどん増えていく…


そして、その事を知った製薬会社さんから「はやぶさ運用チーム」に宛てて、
これが贈られてきた(笑)
「公式ドリンク」2カートン!
(このすぐ後、「はやぶさ」は修羅場におちいってしまったので、この大量のリポDはあっという間にチームの腹に収まってしまったそうです)


その後、何故か「はやぶさファン」に大人気となった「公式ドリンク」。
熱心なファンによって改変された見事なパロディラベルも送られてきました。

…勿論「公式ドリンク」の話題ばかりではありません。
気になる「はやぶさの跡を継ぐもの」についてもキッチリ解説がありました。

先日の相模原キャンパス一般公開でも公表されたらしい、インパクター機を伴う2機体制となった新しい「はやぶさ2」の概要が紹介されました!
しかも、全天周映像「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のスタッフが作成した超美麗ミッションプロモーションCG動画も公開!
地球をバックに旅立つ「2つのはやぶさ」、余裕すら感じさせる小惑星タッチダウンシーン、インパクター機の突入、クレーターへの新たなるタッチダウン…
「おおー!か、かっこいい!!」


そして、「はやぶさ」の旅の終り。
「星のかけら」を納めたカプセルを切り離し地球に投下した後、
「はやぶさ」は南十字星を背に輝く流れ星になるんだ…
壮大な旅の、美しく哀しいフィナーレ。
「来年6月、僕は絶対はやぶさの最期を見届けるぞ!」と決意も新たになります。


トークセッション後は質疑応答があり、その後は一旦休憩時間に。
デスクに置かれたイトカワ模型が参加者に大人気。



イトカワを持つmogmog。

続いて、お待ちかねのクイズコーナー。
「はやぶさファン」には常識の基本的な問題から、「はやぶさチーム」の先生方も思わず唸る難問まで楽しいクイズが目白押し!

↑正解は写真をクリック!

最後に、「はやぶさ」の公式映画「祈り」-小惑星探査機はやぶさの物語-が先生方の生解説付きで上映され、
はやぶさ地球帰還プレイベント“小惑星探査機「はやぶさ」の物語”は無事終了。
ああ、楽しかった!
一緒に連れて来た妹夫婦のkamimog夫妻も、
「普段は聴く機会の無い宇宙科学の先生の話を聴けて面白かった!」と喜んでくれていたようで、こちらも大満足。

また、会場では人生ご縁となりゆきでのすばるさんにお会いすることが出来ました。
MUSES(ミューゼス)の海のあしげさん、隼駅の硬券きっぷありがとうございました!
残念ながらお会いすることは出来ませんでしたが、猫と惑星系のbbsawaさんや活字の海で、アップップのMOLTAさんも来られてたようです。
また今度、こういったイベントがありましたら、天燈茶房にいつも遊びに来て頂いている皆さんとも会場でお会いしたいですね。



こっそりおまけコーナー

帰る前に、寺薗先生に思い切ってお願いしてみました。
「先生…失礼かとは思いますが…あれをやって頂けませんか!?」

やって頂けました!
じっくり御覧下さい、「はやぶさファン」必見、
寺薗先生、はやぶさ公式ドリンクを飲む!

おおー!生で見るテラキン先生のリポD一気飲み!
先生ありがとうございます!!

もうこうなったら、あれもお願いしちゃうぞ!
「先生…是非、あれもやって下さい!」

寺薗先生、ファイトォォォ!イッパアァァァツ!!

うぉぉー!生で見るテラキン先生のリポDシャウト!!


   , ノ)
  ノ)ノ,(ノi
  (    (ノし
┐) ∧,∧  ノ
..|( ( ....:::::::) (  ファイトオオオオオ!
 ̄⊂/ ̄ ̄7 )
 (/ 川口 /ノ
   ̄TT ̄
             _ _,_     _
            ∠/ ヽ  ノ   .∠/
          ∠∠=|・∀・ |=∠/
        ∠/     ̄¶' ̄ ∠/   いっぱああああああつ!!


       地 球 帰 還 時 の 栄 養 補 給 に
           _     ___     ____ __   __
   | ̄| ! ̄|┌┘└‐P│└PPi  ノ ,r┐ |ヽ、__,ノ/| !  r、 ヽ
    |_|丿  ! 厂|  hヾ l ┌─‐!∠ 、ー'  ,! __ノ | .!  | ) }
    ∠__ノ/___j___,!l、_).!、_ ̄ ̄| ∠__ノ |____ノ |  '‐' _ノ
                  ̄ ̄             ̄ ̄
              大 正 製 薬

寺薗先生、本当にありがとうございました!!
絶対はやぶさ君は帰ってきますよ!来年6月は是非、現地ウーメラ砂漠からの生中継レポートお願いします!!
僕も必ず、現地に馳せ参じます!!

この後、テラキン先生にリポDの空き瓶にサインしてもらってこっそり持って帰ったのは秘密だ(笑)

「はやぶさ」地球帰還プレイベント@京都に行ってきました

2009-09-13 | 宇宙
本日、宇宙科学技術連合講演会: 宇宙を楽しむ市民シンポジウムとして
京都市青少年科学センターで行われたはやぶさ地球帰還プレイベントに参加してきました。

パーソナリティとして寺薗淳也先生、トーク出演者として吉川真先生と山川宏先生という豪華メンバーが登場、
「はやぶさ」のすべてを語り尽くす!という楽しいファンイベントになりました!

はやぶさクイズ大会や、
あの全天周映像のプラネタリウム作品「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH-」のスタッフ達がつくりあげた「はやぶさ2とインパクター機」のプロモ映像が上映された他、
先生方の生解説付きのはやぶさ映画「祈り」の上映と、盛り沢山の内容に大満足。

更にイベント終了後、寺薗先生のファンサービスが大爆発!
(激レア映像を後日、アップ予定。乞うご期待!!)

今夜は京都府下の妹夫婦kamimog宅に宿泊。
明日、熊本に帰ってから詳細レポを書きます。
暫しお待ちを。

京都にて 天燈茶房亭主mitsuto1976拝

※9/15追記。激レア映像収録の詳細レポ、アップしましたので御覧下さい。
京都で「はやぶさ」を楽しもう!“小惑星探査機「はやぶさ」の物語”

HTV/H-IIB、リフトオフ!

2009-09-11 | 宇宙
写真:熊本県八代市から見たH-IIBロケット試験機の軌跡(中央の赤い光)

宇宙ステーション補給機HTV技術実証機を搭載したH-IIBロケット試験機は、先程予定通り打ち上げられました!

熊本県八代市の自宅からも、H-IIBロケットの軌跡を目視確認することが出来ました!
生憎、打ち上げ直前になってから種子島方向の空に雲が出てしまいましたが、それでもH-IIBロケットの噴射を雲間にはっきりと確認することが出来ました。


雲間に輝くH-IIBロケットの軌跡

「赤い!」
それが第一印象。
4発装着された固体ロケットブースターSRB-Aの噴射は、夜空にシャープで真っ赤な航跡を描いていました。

H-IIBロケットは宇宙へ旅立ちましたが、宇宙ステーション補給機HTVの旅はこれから1週間続きます。
HTVが無事にISS(国際宇宙ステーション)に到着出来ることを祈りながらの、真夜中の打ち上げでした。

行ってらっしゃい、HTVとH-IIB!国際宇宙ステーションまで、よい旅を!!

HTV/H-IIB、打ち上げ迫る!

2009-09-10 | 宇宙
HTV/H-IIB打ち上げまで、あと7時間あまり。
熊本県八代市の自宅前、この空を、間もなく「我らの新しい船」が駆け上る!!

HTV/H-IIB特設サイト

種子島の射場周辺も、自宅付近も、天候は問題なし。このまま予定通り打ち上がるでしょう。
僕は今から、打ち上げ観測に備えて仮眠をとります。

それでは、7時間後に!
天燈茶房亭主mitsuto1976 拝


  HTV-1ミッションマーク 画像提供:JAXA

星空を駆け抜けろ!深夜特急HTV/H-IIB!!

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 20、シリア軍事博物館

2009-09-08 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 19、ダマスカス・謎のトラム線路跡からの続きです

今日は「軍事博物館」へ行ってみようと思います。
特に軍隊や戦争に興味がある訳ではないのですが、「地球の歩き方」に「ロシアと合同で行った宇宙船飛行実験の展示」があると書いてあったので、宇宙ファンとして俄然興味がわいてきたのです。
ネット検索して調べてみたところ、1987年7月に打ち上げられたソ連の宇宙船ソユーズTM-3にシリア人初にして唯一の宇宙飛行士ムハンマド・アフマド・ファーリスさんという人(本業はシリア空軍のパイロットだったそうです)が搭乗して宇宙ステーション「ミール」に向かい1週間滞在、その後ソユーズTM-2で帰還したそうです。
きっとこのソユーズTM-3とTM-2によるミッションに関する展示があるのだと思われます。

余談ですが、ファーリスさんの飛行の3年後の1990年、ソユーズTM-11に秋山豊寛さんが日本人初の宇宙飛行士として搭乗しています。
シリアは日本よりも早く宇宙に自国民を送り出していたんですねぇ…

さて、軍事博物館は「歩き方」掲載の市内地図によると国立博物館と並びの通りにあるようですが、それらしき施設が見当たりません。
こういう場合はドンドン人に聞くのがアラブの流儀。国立博物館の裏にある交番にいたおまわりさんをつかまえて、「アーミーミュージアムはどこ?」と聞くと
「ミュージアムなら目の前だよ」いや、それはナショナルミュージアムでしょ?軍事博物館に行きたいんですよと主張すると
「アーミーミュージアムは遠いぞ!」あれ?地図だとこのすぐ近くの筈なんだけど…移転したのかな?

おまわりさんは「タクシーは料金が高いからな。ちょっと待ってろ!」と言うと、道を行き交うセルビス(ワゴンの乗り合いバス)を停めようとしてくれますが、どれも満員で乗車拒否。そのうち仲間のおまわりさんたちも集まってきて、みんなでワイワイ大騒ぎしながらセルビスを停める騒ぎに。
しまいには道端に路駐していたタクシーのドアを開けるふりをして「俺がこいつを運転して乗せてってやろうか」とジョークを飛ばし、みんなで大笑い。
皆、ノリが良くて親切で、何だか楽しい!

結局、半ば強引に停めた満員のセルビスにムリヤリ押し込まれて、「料金は10シリアポンドでいいぞ、払いすぎるなよ!」とアドバイスまでしてくれて出発。
陽気で優しいシリア警察のおまわりさんたちに感謝。

で、セルビスでダマスカス市内から郊外に向かって走ること約15分。
「軍事博物館」に到着しました!

でかっ!立派!!
流石、軍事大国シリアの軍事博物館だけの事はある。
でも「何!?今日は休館日だから明日また来いだって!?」ああ、なんてこったい…


軍事博物館の周囲にはこんな風景が広がっています。
向うにカシオン山とダマスカス市街地が見えていますが、こういうシチュエーションでは僕は無性に「歩きたくなってしまう」のです!
よし、街まで歩いて帰るぞ!


適当にあたりをつけて、旧市街方面と思われる方へ向かって歩きます。
歩くこと小一時間、郊外道路から馬車のいる郊外の高層団地の敷地へと抜けると、何やらハイソな高級住宅地があります。
「僕の勘だと、こういう高級住宅は世界遺産古代都市ダマスカスを取り巻くような立地にあるんだよな」我ながらホンマかいな。


ホンマだった(笑)
ダマスカス旧市街の城壁の門に行き当たりました。
我ながらいい勘してる。


旧市街には川も流れているんですねぇ。
乾燥地帯なので、今にも干上がってしまいそうな弱弱しい流れです。


旧市街でも外れの方なので、路地にも生活感があります。
どこからともなく、昼の礼拝の時間を知らせるアザーンが聞こえてきます。ここはイスラーム地区のようです。
せっかくなので、またウマイヤド・モスクに行くことにします。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 21、アゼム宮殿に続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 19、ダマスカス・謎のトラム線路跡

2009-09-07 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 18、夜のダマスカス旧市街からの続きです

2009年8月12日

朝、ホテルを出て「5月29日通り」を歩いていたら、脇道に不思議なものを発見。


どう見ても線路です。
大通りの「5月29日通り」から脇道にそれた場所の、石畳の路上に忽然とありました。
敷設された場所からも、内側に溝の刻まれた独特なレールの形状からも、トラム(路面電車)用の線路だと思われます。
架線等の電化設備は見当たらず、所々でレールが撤去されて途切れていることから、車輌が走行しなくなって使用されなくなってからかなりの年月、放置されたままのようです。


線路跡は途切れ途切れに、路地の先に続いています。
どこまで続いているのか、追跡してみました。


路地を数十メートル行った先で、守衛所のある敷地内に引き込まれてそのまま途切れて消えていました。
ここは工場か何かの敷地だと思うのですが、クルマが多く駐車しているし奥が見通せなかったので、詳細はよく分かりません。

これは結局、何の線路だったのでしょうか?

ダマスカス市内には過去にトラムが存在したのでしょうか?
帰国後、ネット検索して調べてみたのですが何も分かりませんでした。

詳細は謎のままの、ミステリアスなダマスカス市内の廃線跡です。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 20、シリア軍事博物館に続きます