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秋の京都・オトナの修学旅行その4 古都ミステリー幻の六条通と屋根つき東本願寺

2008-10-18 | 旅行
巨大卵焼きの乗った鰻丼を堪能してから、腹ごなしに京都駅まで歩いて行くことにしました。

繁華街の四条通から四条烏丸の交差点を通り、室町通を京都駅目指し南下。
このまま歩けば、何キロくらいあるのか知らないが京都駅近くに着く筈。それにしても今日はよく歩くなー。

並んで歩くmogmogから「ミーちゃん、幻の六条通のことを天燈茶房に書けば?」と言われた。
「六条通?なにそれ」
「京都には一条、二条、三条って順番に通りがあるじゃない。でも何故か六条通だけは人に知られてなくて、六条通は無いと思ってる人もいるのよね。それで『幻の六条通』って呼ばれてるのよ」
ふーん、京都版の都市伝説か何かかな?まあ、せっかくだからネタ収集に行ってみるか。

今、四条通から南に向かってるから、どうしたって五条、六条と交差して「幻の六条通」に行き当たる筈。しかし…
「あれ?東本願寺の裏口に行き当たっちゃったぞ?六条通なんてあったか?」
「途中でいくつか通りを越えてきたけど、気が付かなかったね。」
まさか、本当に行けども辿り着けない幻の通りなのか、六条通は…?


烏丸通に出て北の方に戻ると、ようやく「六条通り」の標識が出ているのを発見。
「なーんだ、ちゃんとあるじゃないの六条通。」


これが「幻の六条通」です。
大通りの四条通や五条通に比べたら小さくて目立たない路地だから、いつの間にか忘れ去られて「幻の六条通」になっちゃったのかもね。



帰宅してからちょっとネットで調べてみたら、六条通は駅やバス停がある訳でもないし有名な寺社もなくて影が薄く、それに道幅がとても狭い上に距離も短くて、地図などでも六条通の名称記載を省略していたりする場合もあるので、いつの間にか忘れられて「幻の六条通」などと揶揄されるようになったのではないか、という事が解かった。
…しかし、それらとは別に気になることがあるのだ。
鴨川の六条河原。
古くから刑場として知られ、幾多の敗軍之将が斬首された場所だが、それ故に京都では「六条」は縁起が良くないとされ忌避されているというのだ。
通りの名前が縁起が悪い「六条」なので、敢えて目に触れないようにしてきたという事情もあるのではないだろうか。
まああくまで僕の想像ですけどね。それに、六条河原自体は六条通とは全然関係ない場所にあるみたいだし。


六条通から烏丸通を少し下ると、東本願寺。
本殿は改修中なのか、巨大な屋根が掛けられていてまるでロケットの整備組立棟かアリーナのような外観になっている。
さっき裏口に出てしまったけど、東本願寺の社宅(…いや、寺宅か?)のアパートまであった。袈裟を着た坊さん達が朝な夕なぞろぞろ出勤したり帰宅したりするんだろうか、壮観だろうな。。。
「凄いね。大企業の本社ビルみたいじゃない」
「う~む、宗教法人はお金持ってそうだしなぁ」などと不謹慎なことを口喋りながら我々非善男非善女は無事、平安神宮から京都駅まで踏破したのでした!

さて、そろそろ陽も傾いてきたし…最後に京都タワーに登ってみようかな


2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (みー)
2024-04-11 23:33:00
六条の御息所の住んでたあたりだからじゃないでしょうか?
改装して源氏の大邸宅になるとこですけど、ほとんどの人はそこまで読む前に挫折してしまいますし、縁起がよくないと感じるのかもしれません。
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Unknown (mitsuto1976)
2024-04-14 11:52:46
六条の御息所…生き霊!怖いですね
返信する

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