全天周映像「はやぶさ」公式ブログでも紹介されていた“もうひとつの「はやぶさ」映画”、
この夏公開の新作アニメ映画「サマーウォーズ」を観てきました。
僕が応援している日本の小惑星探査機「はやぶさ」をモチーフにした、その名も「小惑星探査機 あらわし」なる宇宙機が劇中に登場するらしいのです。
これは「はやぶさファン」の端くれとして見逃せない!
今日8月1日は「毎月1日は映画の日ファースト割引」とかでチケット代千円で観れました。
公開初日なのに、ラッキー!
で、まぁ肝腎の内容は「現代らしいシチュエーションで描く爽やかな青春映画」というか「ひと夏の少年の成長物語、そして彼は世界を救う」というか…
まぁその辺は劇場で実際に映画を見ていただくとして、かいつまんでちょっとだけ感想を述べると、
主人公の気弱な理系オタク少年と仲間たちのスリリングな仮想現実中での戦いと、信州の田舎の旧家でのマターリとした現実世界が交錯して妙な面白味があり、
ストーリーも爽快で結構引き込まれて楽しめました。
夏休みにピッタリの素敵な映画でした。僕も久し振りに盂蘭盆会には実家に帰って親戚連中に囲まれて過ごしてみたくなったよ…
ただ…
「小惑星探査機 あらわし」の、あの扱いはちょっと許せんな、悪役の手駒にするなんて!
それに、「はやぶさ」は惑星間軌道から直接地球大気圏に回収カプセルを投入するタイトな運用なのに、
「あらわし」は一旦地球周回軌道に入ってから調整後に回収カプセルを投入する余裕のある運用なんだね。
カプセル投入方法も高精度なGPS制御方式らしいし、これはJAXA宇宙研の中の人にとってはちょっとうらやましいかも(笑)
ついでに、せっかく舞台が信州の上田市なんだから、すぐ近所の佐久市にあって「はやぶさ」と通信運用を行っている“臼田さん”こと臼田宇宙空間観測所の64mパラボラアンテナも登場させて欲しかったよ。
もし僕が脚本を書いたら、
「追い詰められた主人公たち、無限に増殖する敵に最早、手も足も出ない。
しかしその時、はやぶさ…じゃなかった『あらわし』が立ち上がった!
幾多の困難を乗り越え地球に帰って来た宇宙船は、ついに自我に目覚めたのだ!
今、奇跡の宇宙船が巨悪に立ち向かい、地球を救う!!」
みたいな話しにするところだ(笑)
とまぁ何だかんだと難癖つけてますが、とても楽しい映画でしたよ、「サマーウォーズ」。
夏休みの思い出作りに、劇場に足を運んでみられては如何でしょうか。
「あぁ~僕も高校時代に所属していた書道部や図書委員会の女子生徒の先輩とあんな素敵な夏休みを過ごしたかったなぁ~!」
などと僕も少々センチな気分になってしまった夏の1日なのでした。
この夏公開の新作アニメ映画「サマーウォーズ」を観てきました。
僕が応援している日本の小惑星探査機「はやぶさ」をモチーフにした、その名も「小惑星探査機 あらわし」なる宇宙機が劇中に登場するらしいのです。
これは「はやぶさファン」の端くれとして見逃せない!
今日8月1日は「毎月1日は映画の日ファースト割引」とかでチケット代千円で観れました。
公開初日なのに、ラッキー!
で、まぁ肝腎の内容は「現代らしいシチュエーションで描く爽やかな青春映画」というか「ひと夏の少年の成長物語、そして彼は世界を救う」というか…
まぁその辺は劇場で実際に映画を見ていただくとして、かいつまんでちょっとだけ感想を述べると、
主人公の気弱な理系オタク少年と仲間たちのスリリングな仮想現実中での戦いと、信州の田舎の旧家でのマターリとした現実世界が交錯して妙な面白味があり、
ストーリーも爽快で結構引き込まれて楽しめました。
夏休みにピッタリの素敵な映画でした。僕も久し振りに盂蘭盆会には実家に帰って親戚連中に囲まれて過ごしてみたくなったよ…
ただ…
「小惑星探査機 あらわし」の、あの扱いはちょっと許せんな、悪役の手駒にするなんて!
それに、「はやぶさ」は惑星間軌道から直接地球大気圏に回収カプセルを投入するタイトな運用なのに、
「あらわし」は一旦地球周回軌道に入ってから調整後に回収カプセルを投入する余裕のある運用なんだね。
カプセル投入方法も高精度なGPS制御方式らしいし、これはJAXA宇宙研の中の人にとってはちょっとうらやましいかも(笑)
ついでに、せっかく舞台が信州の上田市なんだから、すぐ近所の佐久市にあって「はやぶさ」と通信運用を行っている“臼田さん”こと臼田宇宙空間観測所の64mパラボラアンテナも登場させて欲しかったよ。
もし僕が脚本を書いたら、
「追い詰められた主人公たち、無限に増殖する敵に最早、手も足も出ない。
しかしその時、はやぶさ…じゃなかった『あらわし』が立ち上がった!
幾多の困難を乗り越え地球に帰って来た宇宙船は、ついに自我に目覚めたのだ!
今、奇跡の宇宙船が巨悪に立ち向かい、地球を救う!!」
みたいな話しにするところだ(笑)
とまぁ何だかんだと難癖つけてますが、とても楽しい映画でしたよ、「サマーウォーズ」。
夏休みの思い出作りに、劇場に足を運んでみられては如何でしょうか。
「あぁ~僕も高校時代に所属していた書道部や図書委員会の女子生徒の先輩とあんな素敵な夏休みを過ごしたかったなぁ~!」
などと僕も少々センチな気分になってしまった夏の1日なのでした。
作品では親戚の陸自隊員が、松本駐屯地から通信車両を持ってきましたが
(なんで借りられるんだ!?)、
臼田や野辺山のアンテナを使っても面白いですね。
僕としては「あらわし」がパーになった事がショックなので
「墜落したのは探査機本体のみ。戦いが終わって呆然としている主人公たちの前に、カプセルが大輪の花のようにパラシュートを開いて降りてくる」
だったら良かったのにー。と思ってます。
明らかに「はやぶさ」をモチーフとしている探査機をただ壊すのではなく、
エンディングに華を添える演出に役立てて欲しかったです。