梅雨時季なのであたり前ですが、蒸し暑い日が続いてます。時折陽射しが射すとムッとする暑さになり参ってしまいますが、田んぼの稲は伸び農家の方は溝切りしてる光景を目にします。家の周りの草も元気で成長がよく、草刈りが間に合わないので除草剤撒いてごまかしました。
今週は議会関連の用が久しぶりに何もありませんでした。なので先週東京で開かれた自治体·公共Week 2024に行ってきたことを報告します。
今回の自治体·公共Weekは自治体DXやスマートシティ、地方創生、地域防災をテーマに民間企業が自社の製品や技術、ノウハウなどを紹介するのがメインです。
地域防災のブースでは非常食や携帯品、非常時の連絡手段など通信関係、さらに地方創生では子育て支援の子ども食堂開設支援や関連グッズの紹介、自治体DXでは書かない窓口やデジタルヘルスケアに職員不足対応方法など民間企業の技術の売り込みを兼ねた紹介が東京ビッグサイト西棟で所狭しと紹介展示されていました。
世の中の流れはスマートシティに向けた自治体の動きを加速する一方で、私のようなアナログ人間は時代にそぐわなくなってきたことを痛感すると共に暑さと歩き疲れで肩落とし帰路につきました。
ところで面白かったのは、長野県伊那市と静岡県岡崎市の事例報告でした。伊那市は以前から移動投票車を走らせる先進的な取り組みをされていたのですが、その車は移動投票車だけでなく遠隔医療相談や通学用にもまわされたりと交通弱者支援にDX化を上手く図り住民が利便性向上を享受できるようにしてられました。
岡崎市も中心市街地活性化にユニークな取り組みをしていられますが、今回の報告は岡崎花火大会で人流カメラを使い混み具合がわかるようにしたことと次の時に改善できるデータにしたことです。
長岡市もイノベーション、DXといろいろ取り組んでいますが、行政サイドの展開が主で市民にDXの成果が享受することがまだまだのように思います。もっと市民が享受する機会が増えれば行政のDX化が伝わるように思いました。
それと凄いなぁーと感じたのは、茨城県つくば市のつくばスーパーサイエンスシティ構想でした。国のデジタル田園都市国家構想の特区に認定されているだけあり進み方がスゴかったし、様々なことがスマホでできたりと正に先をいってました。
でもふと思ったのが、そういう機種や通信、ソフトを導入するとランニングコストをはじめ結構なお金がかかってくるわけですし、地域のお金が外に流出していくことになり、ややもすれば地域が疲弊して行かないか?と感じました。
便利な社会になれば今までと違った経費がさらにかかってくるのはしょうがないのですが、地域のお金が流出するだけで何かを産み出すことにつながらないといけないように思います。
最後に余談ですが、つくば市の事例報告を聴いた後に長岡市の課長が画面に映ったのにはビックリしました。ながおかワーカーに関して鼎談しているのが次は事例報告までの中継ぎで流されたものでしたが、課長がしっかり話されて長岡市を宣伝されておりました。
この入場券も今までは紙でしたが、いまはQRで入場、さらに事業者さんも名刺交換でなくQRを読み取りと進化?してました。
夏が近づいているのはわかりますが、なかなか身体の適応能力がついていきません。みなさんもくれぐれもムリせず暑さに慣らしていきましょう。