大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

大阪比 大阪鋼巴 3-2 大阪櫻花

2010-09-19 09:16:02 | ガンバ大阪
今回のダービーは何がなんでも勝つ、という意気込みでサポは頑張ったし、選手たちもその雰囲気に上手く乗っかって立ち上がりにいきなり2点を挙げるなどしてガンバ全体がテンション全開やったね。ダービーは結果が全て、という観点からすれば今回は結果自体には満足。

ただ、個人的にはやはり11人で決着をつけたかったけどもそれは来年に持ち越し・・・なんて書くとソータが倒されたのは演技だったんだろと言われるんだろうな。確かに一昨年の柏戦でもポポに対して、浦和戦においてもエジミウソンに対してやったのと同じパターンだったとは思うけども。この試合でウチのゴル裏が「私はセレッソが一番嫌いです」という張り紙を背中に貼っていたけども、「私はガンバが一番嫌いです」と改めてセレサポの皆さんは思ったに違いないw

けれども皮肉なことにアドリアーノが居ないことによって、後半セレッソはゼロトップ状態で、しかも低い位置からマルチネスが対角線フィードを繰り出せることになったわけですね。個人的には、序盤からガンバが茂庭や上本に対してプレスをかけていってかなりラインを押し上げていたため、アドリアーノへの裏一発が怖いなと思っていたわけだけどもそれが見られずに、むしろセレッソはパスサッカーに活路を見出そうとしていたため、中盤で回されても、最後のところを押さえればいいという守り方が出来た。まあ、その分後半はミドルで崩されたわけだけども、その後はラインコントロールをしっかりとして中盤でのチェックを怠らなかった分、ミドルとセットプレーを警戒していればOKだったわけなんだが。

そう考えると、良くも悪くも、前半終了間際の一連の判定が勝敗を左右してしまったというのが残念ではあるわけですね。この試合の家本主審は、以前とは違ってカードを出すのは割と控えめにして、以前の彼の基準なら間違いなくイエローという場面(和道が足の裏をぶつけられた場面など)でも出さずにギリギリのところでコントロールしようとした。この点は彼の進歩だとは思う。まあ、それだけに前半終了間際の判定でまたミソをつけてしまったかな・・・そう言えば、アドリアーノが和道に対してファウルを貰いにいった倒れ方で得たFKから続いている流れの中のCKで起きたわけで、CKの前に家本主審がプレーを止める前でのもみ合い(彼はゴール前しか見てなかったから、丸橋が蹴るところは見てなかったか?)の前にもその予兆らしき判定は続いていたわけなんだけどもね。

だからまあ、問題になったあの場面においては、

・家本主審はプレーの前に起こった出来事として処理しようとしていた
・もみ合いが起こった時には既に丸橋がCKの助走を開始していた
・笛が鳴ったのが、丸橋が蹴った直後だったから、セレッソ側がPKをアピールした

というところなのだろう。

ともあれ、この試合の結果自体が来年のダービーに対して更なる燃料投下になった・・・かどうかは判らない。とういのもどうもダービーというものでガンバとセレッソの間での温度差を感じずにはいられないんですがね。本当はこれを受けて長居のダービーでは「Welcome to Osaka city」のダンマクを復活してくれても個人的には全然オッケー。大体今回だってセレッソでは小豆伯爵が一人で頑張ったんやからね。