大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯賽第22輪 大阪鋼巴 2-1 新瀉天鵝

2010-09-12 06:36:58 | ガンバ大阪
シュート数は14vs18で向こうが上回っていたんやな・・・この試合の後半は正に耐えて勝つ、という展開だった。お互いにキープレイヤーを欠いた中での試合ではあったんだけども、ガンバはその中でアウェーということもあったんだけども、却って割り切った戦い方が出来たとも言えるかもしれない。ヤット、明神、加地が居たらもう少しボールを繋げてより攻撃的に出来たけども、それは同時に新潟に対しても裏にスペースを与えていたかもしれないかな、とは思いますね。

この試合では新潟に上手くサイドを使われていた。前半からミチが上がった後、待ってましたとばかりにその裏を素早く付いてくる。そればかりかサイドチェンジを操り、右サイド(ガンバの側から見た左)に起点を作ってから、ガンバの左サイドと左CBの間に出来たスペースにボールを出してチャンスを作ってくる。まあ、その分ガンバは中をしっかりと固めていたから大事には至らなかったけども、後半ミチのところから崩されてクロスを出され、それを逆サイドで拾われると左45度の角度から決められる。

ここで去年勝ったとおはいえ、またまた鬼門新潟、という思いが頭をよぎるが、その直後にCKから和道が同点ゴール!セットプレーから決められるようになり、和道がまだまだ進化を遂げております。この試合の和道の存在感は抜群で、途中から新潟は和道ではなく、ソータの側から攻撃を仕掛けるようになる。それだけ和道が持っているカバーリング能力の高さが効いているということなんだけども。しかも、ボールを奪ったら味方に預けてそのまま攻撃参加っていうところを見ると、この人は益々ガンバ的な、かつてのシジを思わせるプレーぶりになって来たと思わずにはいられない。

そうやって耐えて耐えて最後にもぎ取ったのがドドの決勝ゴールだったわけだけども、千葉ちゃんは多分ドドに対する情報がまるっきりなかっただろうし、ましてドドが左利きということを知らなかったんじゃないか。けども、あの角度のないところからズドンとニアの、しかも上側に突き刺せるところにドドの非凡さを感じる。まあ、今はあまり知られていないからこそ点が取れているのかもしれない。

実を言うとドド投入の本当の効果は本人だけでなく、ルーカスが2列目に下がり、下平との連携で左サイドで守備を頑張ってくれたことと、攻撃では起点になり、下平が上がるところへ効果的なフィードが出せたこと(これが決勝ゴールを呼んだ)だけども、去年のアウェーでのソウル戦ではルーカスは全然下平の上がりに対しても反応していなかったことを考えると、本当に下平も成長していることを感じさせるものだった。

逆にショーキは相手にマークされているのか、ボールを持ったらすぐ2,3人に囲まれていたんだけども、これは前半ウチの攻撃で智と武井のボランチだと攻撃に厚みを加えられなかったという要素も加味しておこうか。智のボランチは守備のカバーリングと展開力はまずまずだけども、結局ボランチであって、セントラルMFというわけではないんよね・・・ボール奪取では明神、展開力ではヤットが抜きん出てるんだけども、この二人のスケールを少し小さくしたのが智のボランチかもしれないが・・・

ともあれ、苦しい台所事情で、雨も試合終了後に降ってくれたお陰で勝つことが出来ました。エグザイルのコンサートのせいでピッチがアレだったんだけども、それを感じささせないボール回しを見せたのはさすがガンバといったところかな。食事はというと、昼も夜も、ハルビンの女将さんの店でした。特に夜は、あのお方とご一緒に(泣)

だって、スタジアムに到着するや否や、いきなりこっちのスケジュールを確認して来るんやし、試合後にトイレ行って振り切ろうとするとしても付いてくるんやもん(泣)まあ、これで負けてたらヤケ酒に付き合わされてたけどもw 勝ってよかったわ、ホンマに。だからこうしてホテルの一室でブログを更新出来るんやけどもね。