大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

J聯盟杯4分之1賽第1輪 大阪鋼巴 1-0 広島三箭

2010-09-02 06:34:34 | ガンバ大阪
お互いの守備の仕方、というのが明暗を分けた結果と言えば良かったか。ガンバはヤットを負傷で欠いて、広島はストヤノフを代表に取られてお互いキーマン不在の中での試合となったけども、ガンバはヤット抜きでも明神・武井のボランチである程度やれたのに対して広島はストやん不在ゆえに展開力が落ちた展開となった。

つまり、広島の守り方がガンバにミドルサードまではボールを持たせておいて(その代わりガンバの攻撃はあタッキングサードからがという常套句が出てきますけどもね)、リトリートして守るものであったが為にガンバの両ボランチに対してあまりプレッシャーが掛からない。その分あの二人でもヤットが居ないなりの組み立てというのが出来てしまっていたわけなんですが。一方ガンバの守り方は取られてもすぐに前からプレスに行き、広島ボランチの青山にもきちんとマークに行っていた。もっとも普段の広島ならQBストやん-ワイドレシーバー寿人というホットラインがしっかりしていたから問題無かったんだろうけどもね。

まあ、サッカーにおいてこれと言った正解はないんだから、前から行くのか、下がって待ち構えるのかのどちらが良いかというとそれぞれ一長一短あるとしか言いようがないけおdも、この試合に限って言えばガンバの方法論が上回ったと言えるかもしれない。ポゼッション、シュート数、決定力で上回り、決定力がもう少しあればあと2点は奪えたかもしれないわけで。広島が勝つとすれば前半高萩がガンバのラインの裏に抜け出した時のヘディングをきちんと決めて、それを守り切るという形しかなかったかもしれない。

前線の台所事情だけども、よくこのタイミングでルーカスが戻ってきたな。練習試合でも試していなかったわけで、まあ彼にとってはナビスコ2試合と天皇杯が復帰の試金石になって丁度良かったんだけどもね。復帰の最初の試合でいきなりここしかないというコースと弾道のミドルを決めたのはさすが。それだけでなく、前線でキープ出来てタメが作れるというのが大きい。前と比べるとルーカスって闇雲に前から追いかけなくなり、あまりムリなプレーをしなくなった印象があるんだけども、それもそのはずでこれ以上彼には怪我をして欲しくないわけだし、怪我から復帰したばかりだからこそ、決勝ゴールのようなシュートを打てたのかもしれない。

ちなみに、2トップの組み合わせにおいて、ルーカスと宇佐美でスタートしたのは、宇佐美とショーキでは合わないという判断だったのだろう。ルーカスとショーキという組み合わせでも良かったけども、広島相手だと裏にスペースがない分、宇佐美のドリブルとキープ力で打開したいと考えがあったのだし、リードして広島が前がかりになったところで裏にスペースが出来易い状況でショーキを投入したということなのだろう。

攻撃において、SBは広島相手には相性はいいような感じがする。ミチのクロスにタイミング合わせられないのは相変わらずなんだけどもw、加地さんのクロスには光るものがあった。これは広島のフォメにも関係しているんだろうと思うけども、あちらはサイドに1枚だけおいて、後は中を固めるというやり方を取れるから、ミチが森脇を振り切ることが出来ればクロスを上げるところまでは行けるという感じか。ミチなんかは4バックのチーム相手だと、相手SHもしくはボランチとSBの2枚でサンドイッチのハム状態になることが多いんだけどもねw

今回もアズーリで観戦したお陰で不敗神話を継続することが出来ましたが、ずっとそこで見とけなんてことを言うのはやめて下さいw ここぞと言う時に抜くのが伝家の宝刀なわけですからねw