La douce vie

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フィギュアスケート:ファンタジー・オン・アイス ひろみとダイスケとステファン

2014-06-10 | figure skathing、ice show
ステファン、高橋大輔くん、久しぶり。。。
ビデオは録ってあるんですけど、よし、全員のスケート観るぞ、という気持ちがまだ起きない。でも、その要因はスケートの方じゃなくて私の方の別の状況にあり。。。
今は無理して観なくても、観て感想言いたいところだけ書くことにしようという状況です。


ファンタジー・オン・アイス(以降FaOIと略す)今年は大会場。BSでの生放送。
歌手は昨年は藤井フミヤさん(以降フミヤで敬称略)で今年は郷ひろみさん(以降いろいろな呼び方をする予感。敬称略)・・・。やはり、チケットの購入層がフミヤのファン層より上だったのだろうか、と思った。
本当は演奏家とのコラボが観たい。でも、これだけ大規模なショーになると歌手自体も作品を一緒に作り上げる人というより、個として観客動員力を求められているのだなぁ、と昨年のフミヤに引き続いて郷さんなので確信する。
私は郷ひろみはスゴイと思う。私が物心ついた頃からアイドルだったし、ずーーーーっと、歳を重ねても時代が変わってもいろいろなタイプのヒット曲を持っている。
ただ、アイスショーとなると、音楽とスケートの調和の方が大事だと思うので、スター郷ひろみに対する評価とアイスショーでのコーディネートに対する評価は違うものになるとご理解下さい。


オープニングから2億5千万の瞳。。。この歌がヒットしていた頃に物心ついている日本人スケーターはいないだろう、そして、カメルレンゴ氏なのかポップな振り付け。ステファンに2度もこの曲で滑らせるとは夢にも思わなかった・・・。ペシャラ&ブルザもボロソジャール&トランコフも、なんというか、昭和歌謡の雰囲気が・・・。私は海外の一流スケーターが日本のポップスや歌謡を滑らされるのを見ると物悲しくなります。それから、生放送で生歌。喉のコンディションがちょっち。。。
日本の場合は歌手より演奏家の方が相性がいいのではないかと思います。今、観客動員力を誇る演奏家は誰なのかしら?

白鳥の湖
おなじみになってきた、アクロバティックのお二人。見慣れた演目だけど、観客の反応がすごくよかった。笑うところで笑い、技術的に難しいところで大きな拍手を送り、驚くところで驚き!演じた二人も嬉しかったんじゃないかと思う。


高橋大輔「Kissing You」
五輪以降久々の登場。
Des'reeは大好きなので、嬉しかった。この歌、どこかで聴いたことある、と思って、手持ちのアルバムを確認したけれど、見つからず。「それでも、聴いたことあるんだけどな」と思って、ふと、マキシシングルを確認したら、発見。



やっぱり聴いてた!高橋大輔の素晴らしさは音楽の解釈によって、その音楽の素晴らしさを再認識させてくれるところだと思う。
Des'reeの歌と滑る高橋大輔はペアを見ているように切ない恋の情景が浮かぶ。

ステファン・ランビエール
ステファンが作る芸術的雰囲気はショーの格をぐーんと引き上げてくれる。バレエのレッスンを熱心に受けていただけあって、楽曲の格調に負けない気品のある姿勢やポージング。スケート靴を脱いだとしても、モダンバレエでステファンを見てみたい気もする。こういう演技を見ると、ステファンが競技から退いてよかった、と思う。ステファンのこのようなアートを数値化するのはナンセンスだし、現状ではナンセンスな点数しか出さないのだろう。
印象として一番大きなスタオベは彼だったのでは?彼が日本人でなくても大きなスタオベを受けるのは観客が健全な証拠だと思う。