La douce vie

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白洲次郎氏のこと

2006-06-14 | book/comic
今年に入ってから「白洲次郎」が私の中でマイブームだ。
何年か前から白洲氏のことは気になっていた。
関連した書籍を探していたけど、「なんとなく」探していたので見つからなかった。United Arrowsに関連本が置いてあるのは知っていたけどなんとなく手に入れ損ねていた。
しばらくして奥様の白洲正子氏の本を1冊買ってみたけど、旅先で忘れておいてきてしまった。

少し前に白洲次郎氏のことがやはり気になってきて、インターネットで関連本を調べて、購入した。私が知らなかった白洲氏の生き様を読んで、胸が熱くなった。

高潔な精神、私利私欲の為でなく日本の為に動き、ご本人はそれをプリンシプルと呼ぶ
天衣無縫、マッカーサーをも叱りつけた豪快無比さ、
戦後のGHQに対しただ1人従順ならざる男と言わしめた真の男
しかも、びっくりするほどいい男でオシャレ!ロマンスグレーになった白洲氏は私の絵に描いたような理想像のまんまの方なのだ!

今時、こんな日本人がいるだろうか?
「白洲次郎」がブームなのは軟派で脆弱な日本社会で心の拠り所になるような本物の英雄を求めているということなのかもしれない。

手にした本は2冊
風の男 白洲次郎」:白洲正子氏が依頼をしたというから認定本と言ってもいいと思う。周囲の関係者に取材をしているので客観的に白洲象を描いている。

白洲次郎 占領を背負った男
比較すると後者は”小説”と言われているけれど、前者をより詳しく記したものといっても差し支えない内容だと思う。

次はご本人の書かれた本を読みたいと思う。