しげファームの作業日誌

千葉市で有機農業を営む山本茂晴のブログです

じゃがいも植付、東北地方未曾有の大地震

2011-03-12 08:16:32 | Weblog
'11/3/11(金)
晴れ 北よりの風 温度湿度未計測      

 じゃが芋の植付。管理機で溝を付ける。去年同様種芋は90キロ。保存ができればもう少し作り、周年で出荷したいところだが、、、。
 畝間は70センチ強、株間30~35センチ。
 午前中で植付は終える。
 午後農政センターに廃プラの申請書類と土壌診断を受けるための土のサンプルを持っていく。帰りに穴のあいた足袋を買い換えるために八街に向かう。
 帰路についてしばらくして、車内でインターFMのアナウンサーが地震の揺れを感じていると放送される。その直後に道路や電信が歪んで見えた。車が左右にふられたのでかなりスピードを落とす。後ろの大型トラックは何も感じないのか、私の遅い車にクラクションを鳴らしてあおってくる。コンビニの窓が激しく動いていた。
 帰宅すると研修Tさんが青ざめて車の近くにいた。車ではさほどわからなかったがかなり長時間揺れたらしい。自宅にいったんもどってから、Tさんには気をつけて帰宅してもらう。2回目の揺れが来る。たっていられないくらい小屋の前の地面が動く。
 近所のブロック塀が道路に崩落して車が突っ込んでいた。
 テレビをつけると衝撃的な中継が飛び込む。津波の第一波が民家、畑、通行する車をのみこむ様子、、、、。
 あーぁーという声しか出ず呆然とする。
 ヴィーノは2回目の揺れで自宅フェンスから脱走。近所の犬連れの方がグランドを走り去るヴィーノを見て畑近くまできて教えてくれる。珍しくすぐ帰ってきた。
 念のため飲み水懐中電灯を確保。
 千葉市沿岸の工場火災の煙がきのこ雲になっているのが、自宅前から隣の家のハウス越しに見えた。
 余震と思われる揺れが一晩中断続的に続く。
 揺れのたびに東北沿岸地域の被害を考え、よく眠れなかった。