未明の雷雨、エンドファイト

'10/11/1(月)
未明雷雨　曇りのち晴れ　北よりの風　温度湿度未計測　　　　

　かなり激しい雨音で目覚める。まだ外は暗い。雷鳴も響きヴィーノが足元に避難してくる。
　畑に行って見ると低い方にあるトンネルの通路が池のようになっている。大根の畑は長靴がぬかってしまい入れない。牛蒡の掘った穴は水溜りになっている。今までの経験ではすぐに水は引かない感じだ。灌水被害は低い所にある畑の宿命とはいえこの先の作業に支障が出そうだ。
　今日の発送の牛蒡などは前日収穫していたので、問題なく準備できた。
　千葉都市モノレールサービスの方が来訪。色々と相談を受ける。
　夕方まで研修Ｔさんはハウスの残渣とフラワーネットの片付け。
　夜ＮＨＫでエンドファイトについて放送されていた。なじみのない言葉だが、大雑把に言うと植物内に共生する微生物のことらしい。根圏微生物のことは知っていたが、エンドファイトという言葉は初めて聞いた。牧畜は感染した牧草による中毒があるためそちらの方面では知られているようだ。植物の生育に有益なエンドファイトを散布して病害虫に強くする農法が広まってきているとのこと。
　微生物はその関係性がまだまだ未知な部分がほとんどらしい。一つの微生物を一箇所に大量に使用するという発想は、農薬、化学肥料を使うことにどこか同じ意図をがあるように感じる。用途が全く違うが、私は籾殻の発酵などに少量の複合発酵微生物菌を使用するが、過ぎたるは及ばざるが如し、と思っている。