梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

スイカの話

2016-07-22 08:30:11 | 雑記
友人がスイカを送って来た、久しぶりに丸のままのスイカだ、彼は定年で嘱託になってから時間が余るので趣味と健康の為にと近くの家庭菜園を借りて栽培をしている、彼の住まいは辻堂なので未だ結構農地はあるらしい、最初の2年位はとても人様に見せられる様な野菜どころか実にもならなかったらしいが段々と収穫が安定して来ると面白くなって栽培面積を更に増やしたのだが当然彼の家庭では食べきれない、そこで毎年何回か送って来るのだが同じく夫婦だけの我が家でも食べきれない量だ、半分は近くに済んでいる娘の家に行くのだがそれでも我が家は暫くベジタリアンになる、
新鮮な野菜を無料で戴いて大変失礼な言い方になったが決して迷惑して居ると言う訳ではありません、次もよろしくお願いします。
しかしスイカは今年が初めてで随分きれいで大きなスイカなので感心して居たらどうやらこれは近くの農家から手に入れた物らしい、買ってまで送られてはと聞いてみたが「大丈夫だから」と言う返事だったらしいが何が大丈夫か分からない、
私は果物が好きでスイカも大好物だ、余談だがスイカは野菜なのか果物なのか気になる処だがやっちゃ場では季節の走りは果物扱いで出廻る頃は野菜扱いだと誰かに聞いた記憶が有るがあまりあてにはならない。
ストアで買って来るのは綺麗にカットされたパックの物で晩酌の締めくくりに(抓みかわりにも)食べているのだが何時も何か物足り無いと感じていたのだが丸のままのスイカを見て気が付いた、皮が無いのだ、それが楽で良いのだがやはり自分にとってのスイカは皮が付いているスイカだった、舟形でも三角でも皮の部分を持って上からシャクシャクと食べるのが美味しいのだ、
子供の頃は貧乏でスイカもそうちょくちょくとは食べられなかったので白い部分に付いた赤い実をこそげとる様に食べた、のこった皮をお袋がぬか漬けにしたが此れが実に美味しかった記憶が有る、
育ったのは農村だったがどう言う訳かスイカを作る農家は無くその代わりはまくわ瓜だった、通常の白瓜(田舎ではジバイ瓜と言っていたが普通の胡瓜が棚造りだったので地に這うと言う意味の様だ)と胡瓜が主でおまけの様に作っていた、子供のおやつはまくわ瓜と胡瓜、トマトで此れを笊に入れて川で冷しておいてくれる、学校から帰ると此れを幾つか咥えて川に泳ぎに行く、スイカはもっと海に近い農家が砂地で栽培して居て此れをリヤカーで曳売りに来ていた、
元に戻る、我が家は70に近くなった夫婦だけでとてもスイカ丸ごとどころか半身でも喰いきれない、こいつはうれしいと言う処だが丸のままのスイカは我が家の冷蔵庫には入らない、未だ子供が小学生の頃かなり大ぶりの冷蔵庫だったがやはり入りきれず瓶物を出しお手冷やした事もあったが今の冷蔵庫は全部出した処で丸のままなどとんでもない、
「さざえさん」で風呂に浮かべて冷やしておいたら気が付かず沸かしてしまって茹でスイカを作る話が有ったが我が家も風呂に浮かべるかと話たが一回に半分も食べられないなら残りをどうしよう、切って仕舞ったのを風呂に浮かべるのはぞっとしない、と言う事で未だお勝手の板敷きに転がっている、どうしたものか

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