梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

タレントではないと言うが

2016-07-21 08:31:41 | 雑記
都知事選に鳥越氏が立候補し野党連合が推薦をした、ドタバタと急きょ立候補したと言う印象が強い、このジャーナリスト系タレントと言うのは随分と多い、前知事の枡添氏もその前の副知事から滑って来た猪瀬知事も同じ系統だ、政界に入る前は結構舌鋒鋭く政治批判を繰り返していたが実際の政権の座に就くと見事に堕落してしまった、
昔誰かが「評論家は居ない、批判家だけだ」と言ったが冷静に批評すると言うより終えた後の結果に批判をするだけだと言う意味だろう、批評は完全に中立の位置で分析し解説と意見を加えると言う事でどちらかの位置に立ったらそれは相手を「批判する」と言う事となんら変わらない。
町の碁会所と一緒にしては失礼だが「岡目八目」」と言う、政治は対立する多くの問題を裁く事になる、拮抗した反目する案件を何処かで結論を出さなければならない、それには清濁併せ呑む、少数意見の納得する裁定を事後に不満を残さないで処理しなければならない、打ち手の後ろから見て居るのとは違う、今まで批判して来た事にどれだけの力を見せられるかと言うのは頗る疑問である、
まあ大阪の様にお笑いタレントやバラエティタレントよりはましだろうとは思うが結果的に余り変わらなかった気がする、
それに付けても野党連合と言うのはもう少し足を地に付けた政策が出来ないのだろうか、未だ宇都宮氏の方がまともだった気がするが反与党の有権者の中には此の事で増田氏に流れる票もあるのではないだろうか、自民党推薦では有るが公認では無いしそれなりの実績がある、都政は「これから勉強する」とか「今までも興味を持って見ていた」程度で取り掛かれる話ではないだろう、運営の方向には政治的理想は指針にはなっても運営には障害になる事の方が多いだろう、
増田氏の方針には「原発の再開」が有ったが此れは国政の話だとは思うが東京は東電の代株主だ、此れだけが危惧する処だがその他を考えると実質的には増田氏になるかなと思う次第である、
もう一人の女性議員は残念ながら選択の余地はない、「独断と偏見」(或いは人相見)で言わせてもらうと彼女は都政を運営する事より「都知事になりたい」だけにしか見えない、具体的な都政の運営は難しいのではないかと思う、世界的には多くの女性大統領や首相が活躍しているが彼女達に比べてかなり見劣りがする、無論ドイツもフランスもイギリスも言った事は無いし彼女達の演説を聞いた事も無いので勝手な思い込みでは有る。
「人間の半分は女性だから半分の議員が居なければならない」と言うのは一見正しい様に聞こえるが「女性だから成れない」事と「女性だからなれる」は同義語である、
男性に対して女性の為の政治を同数でと言うなら衆議院と参議院では無く「女性院」と「男性院」にすればまさしく同権で戦わせる事が出来る、しかしその選挙は男女に分かれて行うが良いか今まで通り男女混在で選挙するが良いかは難しい問題かもしれない、実際の選挙は男女一緒でおこなわれているがその結果が今の男女差なのだから女性の有権者が女性の政治家をを希望して居るかどうかは頗る疑問なのだ


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