梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

都知事選雑感

2024-07-08 09:07:28 | 雑記
都知事選は現職の小池百合子氏が勝った、予想通りだったのでなんの感想もない
支持をしているかと言われれば全くと言っていいほど支持していない、
氏の印象で言えば「都民の為」と言っているが「自分の名誉の為」だけにしか見えない
対抗候補として大きく報道をされた蓮舫氏の印象もほぼ同じであくまで自分の知名度の為の立候補に見える、
「何でも反対社会党」を地で行って自民党政治にいちゃもんは着けるが代案を出した事は無い
石丸氏に関して言えば政治をやりたいと言うよりやはり自分の能力を認めさせたいと言う意識が垣間見える、いやかなり頻頻と見える
彼を見たのはユーチューブの発信だ、無論彼が出しているのではないが見事に若者受けする内容でいわゆる「バズる」ユーチューブチャンネルに見えてくる
彼を有名にしたのは議会における質問(糾弾)に対して完膚なき論破である、
無論、議会で旧態然とした古参議員が感情的に無理筋の攻撃をする事が元凶ではあるが冷ややかに論破するスタイルは議会と言う場にはそぐわない感じがする
印象的に言うと大学で一時流行ったデイベートと言うサークルの討論を思い出す、
これを得意としたのがオウム真理教の上祐だ、「ああいえば上祐」と言う流行語が流行ったが彼から宗教色を取るとこんな感じか
「経済人が都知事になった事は無いので」と言った記事を見た気がするが其れが本当だったら冗談ではない
軍人が政権を取ったら戦争に向かう、経済人が政権を取ったら割を喰うのは一般的庶民である事は今の自民党を見れば火を見るより明らかだ
蓮舫氏の得票が石丸氏より下で二人合わせると小池氏と同じくらいになる、もし蓮舫氏が立候補しなかったら石丸都知事も可能性はあったが私としてはこれだけは避けたかった、
議会は多くの意見を話し合い一番多い意見を平均的な意見に集約して少数意見の尊重をして進めるのが議会政治と言うもののはずだ
反対意見を理屈で論破して「だから黙っていなさい」と言うのは議会ではない、いかに多様な意見を調整集約するかが議長の責任と言うものだ
「和を以て貴しとなす」聖徳太子の17条の憲法第一項、論語の言葉だがこれが我々国民の精神的根源にある気がする
この言葉を石丸氏に謹んで進呈したい、
そして強い日本に復帰したい自民党には明治政府発布の五か条の御誓文の第一項を進呈しよう
「広く会議を興し、万機公論に決すべし。」民選議会を開設すべき根拠とされ、自由民権運動が高まる中に起草された
明治政府の帝国会議で有ってもこう書いてある、議席の数を頼んで強行採決、国会にもかけず閣議決定を乱発する岸田(安倍)政党さん、
伊藤博文でも「万機公論に決すべし」と言っているんだよ、明治天皇の御名御璽付きで

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