梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

柘榴と雑感

2021-11-05 14:34:58 | 雑記
佐川急便の39歳の男性が自殺をした、
営業係長だそうだが「二人の上司」が執拗に面罵し耐えられずに自殺をしたらしい、
以前に「パワハラではないか」と会社に訴えたらその上司を呼んで事情を聴いたが
そんな事は無いと回答を得たので彼に伝えたと言う、
当然それからは更にハラスメントは過激になった
しかし私達の世代、上司が口汚く面罵売る事は結構あった、しかし大抵そういう上司は余り出世はしなかった、
その為の鬱憤と言う面は多いだろうが下っ端もそれに唯々諾々と従う様な人間は少なかった、
暴力沙汰も少なくなかったがそれが傷害罪で訴えられると言う事はあまりなく大抵はそのまま出て行ってそのまま来なくなるか、何事もなかった如くまた翌日から同じように働くなんてこともあった、
しかし昨今は職場の苛めが理由の自殺事件が跡を絶たない、
多分自分なら「ふざけんな、こんな会社辞めてやらあ」となると思うのだが
時代なんだろうか、それとも性格なんだろうか?
小学校の植え込みに柘榴の木がある、

花が咲いているかと思えば

小さな実がついているのもあり

しっかり、吾始めている奴もある
果物なんだが未だ食べた経験はない、鬼子母神の話に「耐えられなくなったらこれを食べて絶えなさい」と観音様から言われたと聞いて「その味はちょっと」と言う事になったのだが
恐らく味ではなくあの形からなんだろうな
小説で「頭を柘榴の様にざっくりと」と表現される様な形状があの話になったんだろう
柘榴石と言う宝石が有る、ガーネットである、1月の誕生石で次の誕生日が来れば74歳だ、
高齢者講習と言う奴を先月受けて来た、その中で高齢者のブレーキとアクセルの踏み違いの話が有って「踵を付けたままつま先でブレーキを踏むと」と言う話が出た、
しかし私達が免許を取った頃の車はブレーキブースターなんぞと言うものは無かったので
踵を付けたまま爪先を動かしてブレーキを踏むなんてことは絶対に出来なかった
膝を引いて思い切り力を入れて踏んづけないと止まってくれないのだ、
ブレーキ自体も所謂ドラムバンド型でハーフブレーキを長く続けるとバンドとドラムの間に熱がこもって聞かなくなる事もあり、長い下り坂は必ずエンジンブレーキをと教育されたものである
しかし最近の車は大抵ブレーキブースタ―がついていて軽く足を乗せただけで良く効く
試しにエンジンをかけた状態でブレーキを踏んだままエンジンをストップするとブレーキペタルが数センチ下がるのが解る筈だ
非力な女性や年寄りが運転するにはこの装置は有用なんだろうがそれが「爪先だけで」ブレーキを操作する事に繋がってそれが踏み違いに繋がっているなら皮肉な話だ
取り敢えず未だそんな事はあり得ないと思っているのだが更に歳を過ごしたらそんな事になってしまうのかな
次の書き換えは79歳、今度は3年更新だから82歳になるが更新は今回が最後にするかなとも考えている