梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

衆議院選雑感

2021-11-01 09:36:07 | 雑記
結局又自公が過半数を確保した
これが有権者の選択だから仕方ないのだが自分としては「この8年の自公政権のやり方で何でまた選択したのか解らない」と思う
岸田首相は「大変ありがたい、結果を踏まえ、しっかり政権運営を行っていきたい」と述べたがおそらく党内では高笑いで乾杯をしているんじゃないかと思うのは選らななかった者の邪推か、
此れからは反対意見、別法案にも誠意をもって真摯に対応し、説明もしないで「充分に審議を尽くしたから採決」と言う様な傍若無人な政権運営をしない事を願うばかりになってしまった、
無論、再度この党政権を選んだ有権者は「無駄な時間を取られないでスムーズに政治が進む」と言う事なんだろうがやはり納得は出来ない、
コロナ禍で経済が低迷して国民の多くが貧困にあえいでいる事にどう対処するか自民党は「まず経済を立て直して、その恩恵をみんなで享受しよう、」と言う方針だそうだが、
「まず経済を立て直す」のに効果が表れるのは早くても来年後期になるだろう、
それまで貧困にあえぐ国民はどうしろと言うのだろうか
更に言えば効果が出たから会社が一般国民の所得増に手を貸すとは思えない、
この事は安倍政権の「トリクルダウン」が全く功を成さなかったことで証明されている筈だ
殆どの野党の「まず国民生活を直接援助すべきだ」と言っている
恐らく次の国会で論議の的となる筈だがその時真摯にかつ充分に議を尽くしてくれるか
国民の声を聴いてくれるか、
もっとも今回の選挙で投票数の70%以上を確保したのだからその人達は「困窮していない」のだろうが投票率は55%だ、支持者の全員が困窮していないとしてもそれは有権者の35%に過ぎない、
無論、投票しないのが原因だ、その人達は無条件で国家を任せたのだからとやかく言う権利はない、
しかし、声を上げなかった人の殆どは裕福ではあるまい、
恐らく若い人が多かろうが彼らの将来が親の経済状況で決定してしまっている、
この「日本版カースト」は間違いなく此処20年位の自民党政治の結果だ、
声を上げなくてもその声を代弁している野党の声と真摯に向き合ってほしいと願う
そして選ばなかった有権者としてはこれからも声をあが続けたい
季節は冬に向かう、壁に張った2か月毎のカレンダーはついに最後の1枚になって残りは無くなった