梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

震災と与野党

2013-02-26 17:33:16 | 雑記
合わせでは大きく溝を作る所を全て民主党が矢面に立ってその矛盾の責任を負わされて政権から滑り落ちた、有権者は決して自民党を選んだのではなく民主党を拒否しただけに過ぎなかったが結局復興の遅れも経済の遅れも与党の責任として背負って壊滅した、
又、政治は自民党に戻った、野田政権のお陰で大抵の事は前政権に比べて改善したと言う印象が有ってそれなりに支持率は維持されている、と言うより少々だがUpしている。
自民党以外の政党は確かに経験不足や前のめりになってしまい言う事とやる事が事極ちぐはぐになってしまった、
民主圧勝の選挙の時も民主党自体が本当に政権を担うと端思って居なかったのではないだろうか?実際に政治の舵取りをするとなったらあんなに大風呂敷を広げてしまえばどうにもならないのは目に見えている、
早々に前言撤回をしたが其れは其れで仕方ない、しかし正反対の方向に向かうのはいかがな物かと言う感が否めない、
しかし自民党と言う政党は実に運が良いとも言える、未曾有の災害と世界的にも記録に残る大震災時だけ野党なのだ、
阪神淡路震災時の総理大臣は社会党の村山氏であり、今回の東日本災害時は管直人である、
此れが民主党以上に国民にとっては大変な障害になってしまったと言える、
「政官連合体」の効果と言う僅かだが重要な部分が全く機能しないで上下ばらばらの対応があらゆる場面で障害になった、
村山総理の時はそれでも対米交渉や自衛隊の出動の不手際程度で済んだが今回は原子炉の暴走と言う重大かつ長期的な被害をもたらしたため更に影響は大きく長引いてしまったのだろう、
民主党は責任政党として国政を運営するには全くの初心者である、今までは与党のする事に文句を言うだけで良かったのだが実際に運営するとなれば収支バランス、各界の利害調整など手探りの状況で始めたばかり、其処に未曾有の災害である
恐らく自民党が運営していてもそれ程変らなかっただろうがそれでも官僚省庁との永年の付き合いからある程度阿吽の呼吸は掴めていただろう、それでも今回の東京電力とのすりこの二つの天災時にだけ下野していた自民党は本当に幸運な政党である、しかしその幸運が選ばれた政党だと言えるかどうかは此れからの数年に掛かっている、
その幸運を国民の為に発揮して貰いたい物だ