梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

鉄拳制裁とは言うけれど

2013-02-01 12:56:03 | 雑記
体罰の問題化が続いた、今回の女子柔道IOC提訴の問題は去年の九月先に柔道連盟に訴えたが何の回答どころか聞き取りすらしなかったのでやむを得ずにと言う事らしいので別に桜丘高校に端を発してと言う事ではない様だ、
学校の教師が体罰をすると大問題になるが運動部は自主的な活動なのであまり今まで表ざたにならなかったのだろう、
教師の体罰と言う物は我々の年代からすると当たり前に受けて来たので「体罰厳禁」と言う論調には少々賛同しかねると言う所も有った、尤も我々の年代で受けた拳骨は決して「体罰」と言う様な代物ではなかったと思う、無論地域差が有るのだろうが子供の体に跡が残るようなお仕置きと言うのは無かったし女子は先ず受ける事は無かった、拳骨制裁と言っても瘤が出来るとか字が残るとかの叩き方は先ず無かったし叩かれるにはそれなりの理由があり本人も納得をしていたし親も「叩かれたのはお前が何かしたからだろう」と言う位教師は信頼があった、
若しかすると今の教師とはその辺りが違うのかも知れない、
しかし、「体育会系」の練習時に怒鳴り散らしている言葉はとても聞いていられない様な汚い言葉の事が多い、部員達が納得しているのだろうが部外者は「何様のつもりだ、あいつは」と言う印象が強い、
まあ大人しく丁寧な言葉で動きの激しい中で指導すると言うのは難しいのだろうがあの言動を聞いていると昔の軍隊がさも有らんかと言う様な印象を持ってしまう
しかし、「やる気あるのか!」程度は有っても仕方ないが人格を否定する様な言動、並ばせておいて平手打ちをする、倒れるまで走らせると言うのは自分の裁量権を完全に履き違えている、
特に全国大会の出場権が掛かっている様な時に「俺の言う事が聞けないなら出場は諦めろ」と言う様な裁量権を盾にした言動などは言語道断だろう、
しかし過去にそう言う指導を受けて来て今振り返ると言う様なインタビューを聞いていると「当然だと思っていたしそれを不当だとは思った事は無い」と言う意見ガ結構多い、
放送する側に取捨選択の自由が有るので同にでもなるとは思うのだがジャイアンツ投手だった桑田氏は「暴力で強くなると言う事は有りませんね」と言っていたのでやはり此処其々なんだろうなとも思うのだが少なくとも自殺者をだしたりトップの選手全員に抗議文を出される様な行為は許される範疇を超えているだろう
一罰百戒と言うには当たらないが他の指導者達は己の裁量権は自分で責任を取れる範囲だと言う事を肝に銘ずる必要がある