梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

夢(寝ると見る方です)

2013-02-05 18:19:32 | 雑記

最近よく夢を見る、一説によると夢は毎日見るが起きた時には忘れていると言うが忘れているが夢を見ていたと言う事をどうして解ったんだろう、
夢を見ていると閉じていても眼球が運動するとか寝言を言っていたが起きた時に利いたら「夢も見ないで寝ていた」と答えたとか、近代医学なら脳波計で見ていたら「此れは夢を見ている筈だ」とか言う様な事かもしれない、
夢は深層心理が働いて本当の欲望や不満が表れると言うのは有名なフロイトの学説だっ他と思う、「イデア」と言う本性が夢となって現れると言う、
しかし自分が最近見る夢はそんな高尚な話ではなく考えるとと思い当たる所が多々あると言う夢である、去年の3月に義理の姉が亡くなって73歳になる義理の兄が家で1人になった、子供は男女1人づつ居るのだが家庭を持っているので1人暮らしになったのだ、
義姉が亡くなって葬儀が落ち着いた頃から目に見えて老人になり、休みの日は日中から酒を飲んで寝てしまい眼が覚めると又飲むと言う生活になってしまった、
女房が一週間置きに食事を持ってゆく、娘は毎週通っているらしい、その事から女房が「絶対に私より先に死なないで」と言う様になった、しかし子供達は「絶対にお父さんが先に死ぬ」と言う、その中で「お父さんは1人になっても絶対に大丈夫だけどお母さんは物凄く落ち込んでしまいそう」とか「絶対に痴呆症になる」と言う様な話を夫婦の前でする、
そんなある日私女房が無くなってしまったと言う夢を見た、子供達にも女房にも「まるでお父さんはお母さんが先に逝っても平気みたいに言うがお母さんより、義兄より耐えられると言うだけで決して悲しくないということじゃないんだぞ」と言っていたのだが、
夢の中で女房が先に逝ってしまったと言う状況になった時(これは夢なんだ)と自覚しながら猛烈な寂寥感に襲われてしまった、目が覚めて妙にリアルに残る感覚で(確かにこれは堪らないだろうな)と言う気持ちになったが同時に(確かにこれは女房では耐え切れないかもしれないな)と思う気持ちが錯綜したのだが、つい最近、また別の夢を見た、
私は田舎生まれなのでもし余裕が出来たら川の近くの山が見える所に古い農家でも手に入れてとそれこそ別の意味の夢を見ていたのだが、どう言う経過はわからないが理想的な場所に理想的な家を作りそこに済むという話になった、目の前は幅の広い川が蛇行していて向かい側の山が空を切り取って居る、家の前は舗装された道路でその先が絶壁になっている所でデッキの有る家だ、道路とその周辺は雪が積もっているがこれは先日東京が雪景色になった性だと思う、
しかし当然女房は「こんな寂しい所は嫌」と東京に帰ってしまう、それでも自分は快適な生活を送れるとずっと思っていたのだが夢の中ではやはりとても寂しくなってしまい、家を捨てて(東京に帰ろうか)と思った所で目が覚めた
どうやら私の夢はこれからの生活をシュミレーションする様だ、フロイトだったらどう言うか解らないが自分の心の中を覗くような感じもあり夢の効用と言うようなものが有りそうな気のする最近である