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5/1(火)、「熊野街道ラン&ウォーク」 第10弾!海南駅~藤代王子~紀伊宮原駅まで! 

2012-05-01 15:56:14 | 熊野街道ラン

5/1(火)、今日は、仕事が休みなのと、天気予報では、和歌山は、晴れとなっていたので思い切って、「熊野街道ラン&ウォーク」第10弾を実行した。
前の日に頭にはあったが、資料を準備したのは、今日の早朝。
竹Sさんの資料・街道マップ[紀伊路]海南駅~紀伊宮原駅と、まぁちゃんがくれた手書きのマップ(イラスト入り)を参考資料として携帯し、それ以外には、和歌山県道路地図、熊野古道ガイドブック「熊野への道」向陽書房・吉田昌生(藤白神社宮司著)を携帯した。
朝、6時17分「三日市町駅」発の急行に乗り、「JR三国ケ丘駅」で6時59分発の快速急行・紀伊田辺行に乗る。
「海南駅」には、8時06分に着く。
「藤白神社・藤代王子」に直行し、家内と旅の安全を祈願し、8時28分にスタートする。

        

                   藤 代 王 子

道は、ゴツゴツした滑りやすい石道でしかも急勾配である。と言ってもそれがいかにも“古道”の雰囲気を醸し出しているが・・。「筆捨て松・硯石」には、8時54分に着く。 休憩もそこそこに出発。「藤代塔下王子」には、9時02分に着く。 裏側に、熊野路第一の美景と言われる“御所の芝”があり、行って見ると成程、眼下に和歌浦湾の懐にある和歌山市、下津の町が一望に眺められた。 正に絶景である。

        

                    藤代塔下王子


「所坂王子」には、9時45分に着いた。 王子は、橘本神社の境内にあった。

        

                   所 坂 王 子

「一壷王子」には、丁度10時に着いた。 この王子は、山路王子神社そのもので、原型をとどめていると言う。


        

           泣き相撲の土俵を背に建つ「一壷王子」の碑


ここの境内で行われる“泣き相撲”は、「市坪の泣き相撲」として有名だとか。
ここからは、コンクリートの細い道で、急勾配の胸突き八丁の坂を上らなければならない。
周囲は、殆どがミカン畑であるが、花はまだ蕾だ。
町中を加茂川というどっかでよく耳にするような川が流れているが、アチコチにみかんが落ちていた。
藤の花は満開で、近くを“熊ん蜂”が飛んでいた。
この蜂は、大きいが、“スズメ蜂”のように恐くはない。
「拝の峠頂上」には、10時31分に着く。 ホッと、一息つく。
この辺りからは、山の上に建つ巨大な“風車”が見えた。

      

                面白い光景・巨大風車


「蕪坂塔下王子」には、11時03分に着く。


      

                  蕪坂塔下王子


祠が、どうやら王子のようで、近くに立派な碑も建っている。

ここら辺りからは、今度は急な下り坂となる。

      

             うぐいすが盛んに鳴いていた

滑りそうな場所もあり慎重に下る。
町のはずれに、「山口王子」があり、11時40分に着く。 休憩所も作られていた。

      

                  山 口 王 子

11時42分には、“伏原の墓”に着く。 説明によると、旅の途中で亡くなった人の墓をここに集めて、通る人たちが礼拝したのだと言う。
「紀伊宮原駅」には、12時05分に到着した。

     

                木造の駅舎・紀伊宮原駅


万歩計は、15.8kmを指していたので、海南駅からは、14.8kmほど、ラン&ウォークをしたことになる。
駅の待合で、昼飯を食べる。
12時32分発の“快速急行”に乗り、「三国ケ丘駅」には、14時20分ごろ着いた。
結局、自宅にたどり着いたのは、15時半ごろで、万歩計は19.3kmを指していた。
雨にも遭わず、暑いのは暑かったが、曇空のお陰で、陽に焼けるほどでもなく、楽しい楽しい“熊野街道ラン&ウォーク”だった。