3頭駆除した秋田県美郷町に4日夕方から5日にかけ450件以上の抗議電話がかかってきたという。「どうして生かしたまま逃がさなかったのか」,「人間の都合で命を奪うな」などの取るに足らない常識的正論、かつ、的外れの内容で、メールも130件以上届いた、という。
世の中には暇人がいるものだ、と思う。そんな電話に私ならどう対処するか。私も暇なので考えてみた。
(私案)
「もしもし、三郷町役場です。」
「クマに対するご意見でしょうか??担当者に回しますのでお待ちください。只今電話が大変混み合っていますので少々お待ちください(・・・と言って繋がないでそのまま5分くらい待たせる)。」
「もしもし、クマ担当部署です。」
「もしもし、ただいま担当者が多忙で席を外しています。」
「今回のクマ駆除に対するご意見でしょうか?? 大変ありがとうございます。じっくりとお話をお伺いいたします。この電話は録音されております。ツーンという信号音の後、ご用件を10分以内でお話しください。担当者が後ほどご返事いたしますので、貴方様の住所、氏名、性別、年齢、電話番号もお話しください。」
「それではよろしくお願いいたします。」「ツーンツーン・・・・・・・ブツッ。」
これで大抵の電話は退治できる(・・と思う。5分も待たされかつ録音となれば大抵は諦める)。
発信者が記載されていない不明のメールは無視すればいい。
迷惑電話など事情を良く知らない傍観者がかけてくるものである。
真面目に対応する必要はない。
福島第一原発で処理水放出が始まった8月24日から約1カ月間で、北京の日本大使館が受理した抗議の電話は40万件以上にのぼった、という。また、福島県内を中心に、日本側の各種の行政機関や、果ては一般の商店にまで、中国から多数の嫌がらせ電話が掛かってきた。
ほとんど処理水についてのまともな知識がない若者からであった。
中国では最近若者の就職難で暇人が多数だったこともあろう。
しかし、中国国民が飽きる速さも驚くほど速かった。その理由は彼らが良く実情を調べもせず「処理水問題に飽きた」ため、と考えたほうが良い。
ネット上の炎上、抗議電話などこんなものだ。
真面目に扱う必要はない。