福田の雑記帖

www.mfukuda.com 徒然日記の抜粋です。

誕生日のプレゼントのために初めて花を買った

2013年09月26日 16時06分11秒 | 近況・報告
 9月24日に病院からの帰路、町の花屋に立ち寄り花を購入した。荷物運びのために家内と花屋に入ったことは何度もあるが、一人で花屋に入るのも初めて、自分の判断で花を買ったのも初めてである。

 当日は家内の誕生日だった。私も何を考えたのかその日の心の動きを覚えていないが、今年は誕生日のために花を買わなければなるまい、と思ってしまった。41年目の心変わりであった。

 誕生日の贈り物としてどんな花が相応しいのかも分からず、通りすがりの花屋に入った。
 いろいろな花がある。値段もピンからキリまである。決めかねて店内でうろうろしていたら若い男性の店員が傍まで来たが何も言わずに引っ込んだ。声をかけてもあまり見込みがないと思ったのだろうか。確かに、その時は私も決めかねて店を出ようかと迷っていた。次いで店のオーナーと思われる70歳ほどの男性が奥から近づいてきて温和な表情で「何かお探しですか・・」と声をかけてくれた。これで助かった。
 
 奥で私を見ながら声かけのタイミングなどをはかっていた様だ。確かに私の場合、何かを買おうと商店に入り品定めをしているとき、基本的にそっとして置いてほしいと思う。頻繁に声をかけられると買う気が萎えてしまうからであるが、今回は絶妙であった。

 で、4千円ほどで購入した。何と言う花かも知らなかったが、ともかく買えた。40分ほど歩いて帰ったが重かった。調べたら「からんこえ」という、私にとって初耳の花であった。

 家内の一言は「最初で最後になるかもね・・」と意味深の返事であったが、表情はまんざらでもなさそうであった。同じ事は私も考えていた。

 翌日、玄関先から花が無くなっていた。自分が勤務する病院の玄関に飾ったと言う。マ、良いか。その方が良いかも・・と思った。
(飯川病院の玄関先に鎮座している「からんこえ」)
コメント
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