1問追加!
集中更新中で次は数列。小学生へ数列なんかさせるなと思うが、必ず出題されると言っても良いほど。
一番多く出題されるのは一定の数ずつ増えたり減ったりする等差数列で、n番目の数や数列の和(合計)を問われる。他は隣り合う項の差が数列になっている階差数列や、隣り合う二項の比が項番号によらず一定の等比数列に、どの項もその直前の2つの項の和となっているフィボナッチ数。これらはn番目の数が答えられれば大丈夫だろう。
今回は等差数列の問題で、引用元は。
先ずは等差数列の基本の問題。
問題155
上の図の様にピラミッド型にブロックを並べて行き、全部で361個のブロックを使いました。何段のピラミッドが出来ましたか?
1段目 1個
2段目 3個
3段目 5個
4段目 7個
5段目 9個
と並び、ピラミッドが1段増える度に、その段のブロックは2つずつ増えている。
1,3,5,7,9・・・と増える数列のn項目の数Anは、
An=初項1+公差2(項番n-1)で求められる。
An=1+2(n-1)
=1+2n-2
=2n-1
この数列の初項1からn項Anまでの合計Sn=1+3+5+7+9+・・・+Anは、
Sn=項数n(初項1+An)/2で求められるので、
全てのブロックの数361=n(1+2n-1)/2
=n2
n2=361
=192 1から30までの2乗は全部暗記すること
n=19
答え 19段
タイヤイさんから教えて頂いた、等差数列Anの和Snを求める式Sn=項数×(初項+最終項)÷2の意味。
今回の数列を、少ない順と多い順に並べると、
項番 1 2 3 4 5 ・・・ 13 14 15 16 17 18 19
数列 1 3 5 7 9 ・・・ 25 27 29 31 33 35 37
数列 37 35 33 31 29 ・・・ 13 11 9 7 5 3 1
和 38 38 38 38 38 ・・・ 38 38 38 38 38 38 38
同じ項番の和は等しいので、その和に項数を掛けて2で割ると数列の和が求められる。
次は等差数列の応用
問題63
100から始まって7ずつ増える数と、1000から始まって8ずつ減る数があります。この2つが同じになる数を答えなさい。
100から始まって7ずつ増える数をAnとすると、
An=100+7(n-1)
=7n+93
1000から始まって8ずつ減る数をBnろすると、
Bn=1000-8(n-1)
=1008-8n
AnとBnが同じになるので
An=Bn
7n+93=1008-8n
15n=915
n=61
An=7n+93
=7×61+93
=520
答え 520
<追加>UP校モー6(高3)の息子の後期中間試験から。
一定の数ずつ増える数がいくつか並んでます。その数列の真中とその前後の3つの数を足すと57(息子の記憶では56?)です。真ん中の数を答えなさい。
公差dの等差数列で、真ん中の数をaとすると、真中とその前後の3つの数はa-d、a、a+dと表せる。
3つの数の和は (a-d)+a+(a+d)=3a
3a=57 a=19
答え 19
私が学生だった時は公式を覚えて終了。勉強嫌いなので公式の成り立ちや意味なんて考えもしなかった。(恥w)娘が通う算数のギフテッド問題専門の塾は早い子だと字が読めるようになった小2から来て、小6と机を並べて勉強している。子供の能力と可能性に驚くばかり。\(@o@;)/
今年の勉強関連の投稿はここまで。皆様の応援に感謝 m(_@_)m
タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。
海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。
タイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。
集中更新中で次は数列。小学生へ数列なんかさせるなと思うが、必ず出題されると言っても良いほど。
一番多く出題されるのは一定の数ずつ増えたり減ったりする等差数列で、n番目の数や数列の和(合計)を問われる。他は隣り合う項の差が数列になっている階差数列や、隣り合う二項の比が項番号によらず一定の等比数列に、どの項もその直前の2つの項の和となっているフィボナッチ数。これらはn番目の数が答えられれば大丈夫だろう。
今回は等差数列の問題で、引用元は。
先ずは等差数列の基本の問題。
問題155
上の図の様にピラミッド型にブロックを並べて行き、全部で361個のブロックを使いました。何段のピラミッドが出来ましたか?
1段目 1個
2段目 3個
3段目 5個
4段目 7個
5段目 9個
と並び、ピラミッドが1段増える度に、その段のブロックは2つずつ増えている。
1,3,5,7,9・・・と増える数列のn項目の数Anは、
An=初項1+公差2(項番n-1)で求められる。
An=1+2(n-1)
=1+2n-2
=2n-1
この数列の初項1からn項Anまでの合計Sn=1+3+5+7+9+・・・+Anは、
Sn=項数n(初項1+An)/2で求められるので、
全てのブロックの数361=n(1+2n-1)/2
=n2
n2=361
=192 1から30までの2乗は全部暗記すること
n=19
答え 19段
タイヤイさんから教えて頂いた、等差数列Anの和Snを求める式Sn=項数×(初項+最終項)÷2の意味。
今回の数列を、少ない順と多い順に並べると、
項番 1 2 3 4 5 ・・・ 13 14 15 16 17 18 19
数列 1 3 5 7 9 ・・・ 25 27 29 31 33 35 37
数列 37 35 33 31 29 ・・・ 13 11 9 7 5 3 1
和 38 38 38 38 38 ・・・ 38 38 38 38 38 38 38
同じ項番の和は等しいので、その和に項数を掛けて2で割ると数列の和が求められる。
次は等差数列の応用
問題63
100から始まって7ずつ増える数と、1000から始まって8ずつ減る数があります。この2つが同じになる数を答えなさい。
100から始まって7ずつ増える数をAnとすると、
An=100+7(n-1)
=7n+93
1000から始まって8ずつ減る数をBnろすると、
Bn=1000-8(n-1)
=1008-8n
AnとBnが同じになるので
An=Bn
7n+93=1008-8n
15n=915
n=61
An=7n+93
=7×61+93
=520
答え 520
<追加>UP校モー6(高3)の息子の後期中間試験から。
一定の数ずつ増える数がいくつか並んでます。その数列の真中とその前後の3つの数を足すと57(息子の記憶では56?)です。真ん中の数を答えなさい。
公差dの等差数列で、真ん中の数をaとすると、真中とその前後の3つの数はa-d、a、a+dと表せる。
3つの数の和は (a-d)+a+(a+d)=3a
3a=57 a=19
答え 19
私が学生だった時は公式を覚えて終了。勉強嫌いなので公式の成り立ちや意味なんて考えもしなかった。(恥w)娘が通う算数のギフテッド問題専門の塾は早い子だと字が読めるようになった小2から来て、小6と机を並べて勉強している。子供の能力と可能性に驚くばかり。\(@o@;)/
今年の勉強関連の投稿はここまで。皆様の応援に感謝 m(_@_)m
タイの小学生向け算数ギフテッド問題の記事へのリンク→#中1入試ギフ
貴方のクリックとコメントが、このブログのパワーの源です。
下の2つのバナーへ応援クリックをお願いします。
海外生活ブログ タイ情報 人気ランキングはこちら
リアルタイムに更新される新着記事一覧(右下)からタイの今が見える。お薦め。
タイの人気ブログが大集合!!
登録数 アクセス数 最大級のブログランキング
ブログの世界が広がります。