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バンコクとペッチャブリーの旅(ペッチャブリー編)

2013年10月18日 16時40分00秒 | タイの観光・行楽・グルメ情報
バンコクとペッチャブリーの旅(バンコク編)のつづき。

翌朝はいつものように5時には起床。6時頃には子供達も起こしてシャワーを浴び、7時半には出発。ホテルの食堂は朝はやってないので途中PTTのガソリンスタンド併設のセブン(イレブン)でパンの朝食。さて元気が出たので目指すはペッチャブリー県のハートチャオサムランビーチ。静かな砂浜で寛いで、美味しいシーフードを食べようと出発前にネットで検索し、タイ東部は洪水の恐れがあるので省いたら、ここが一番近かった。ここよりバンコク寄りは砂ではなく泥なのだそうだ。少し足を延ばすとチャアムやホアヒンもあるが、静かなビーチでシーフードレストランとなるとここになるようだ。
ホテルはネットにお薦め情報があったホワイトビーチリゾートにしようと思ったが、Agodaだと満室表示。オンシーズンに入ったばかりの平日なので満室は有り得ないと思って現地へ行くとリニューアル工事で取り壊していた。仕方が無いので隣のチョムタレイリゾートへ様子を見に行くと、プールやWIFIも無くて1700バーツ。そして海に一番近い部屋は1900バーツと他より200バーツ高いが、部屋へ入れてもらうと景色が最高に綺麗で気に入った。部屋は8畳くらいで少し狭いが、同じ価格で少し広い部屋を薦められても、この景色は手放せないので決定。地図はここをクリック。
部屋の前の低い生垣の向こうは幅4mくらいの岸壁があってすぐ海。この岸壁はホテルの敷地内なので関係者以外は入ってこなく、砂浜を埋立ててあるので水深があり釣りにも最高の環境。そして敷地の海に向かってすぐ左は砂浜が広がっている。部屋には小さな冷蔵庫があるが、水しか入ってないし、すぐ近くに雑貨屋はあっても商品が少ないので、飲み物や果物・菓子等は街で買ってから来るのが正解だ。

妻や子供達が海へ入りたいと言うので私も付き合ったが、少し探すと上の写真のような生き物も。野生のカブトガニ(写真左)を見たのは40年ぶり。意地悪して裏返すと尖った尾を回して威嚇してくる。タイでは食用で1キロ200バーツくらいするが、食べる部分は少ないらしい。真ん中の蟹は放すと上手に砂に潜るのだが、面白くて何度もやらせたら機嫌を損ねたのかじっと動かなくなった。右の蟹は足が長くて高級蟹みたいだから、日本だと高いぞと子供達と冗談を言いながら遊んだ。

潮が満ち始めると魚が岸に寄るそうで、漁をする人達が浜に集まってきた。左の写真は砂浜で銛で魚を突いていた人のバケツ。簡単そうに次々突いているので何かと思えばくつぞこ(シタビラメ)やエイ。くつぞこは私の郷里山口ではレンチョウと呼び煮付けにする。美味しいから買えよと妻に言うが、これらの魚は飼料会社に売ってアヒルの餌に加工するそうで、そんなものを買わないと妻は思ったようだ。もったいない!
写真中央は小舟1艘で砂浜へ小さく網を廻す地引網。引き子は4人で十分だ。網で取れて高く売れる獲物は車えび。右の写真に見える大きな魚はプラードックタレー(海なまず)。鰭に毒針があるようで、魚に正面から向かって頭を掴んで運んでいた。小さな魚は飼料となるそうだ。
魚が擦れてないのか、小さな魚取りの網で岸壁や防波堤から回遊して岸へ寄る魚が取れるらしい。網を持って魚を待ち構えている人が何人も居り、リゾートの従業員も遊んでいた。
元釣りキチの私も血が騒ぐが、肝心な釣り道具が無い。1キロ歩けば釣り道具を売る店があると聞いて買いに走ったが、竿やリールや針は売っていても魚が連れそうなルアーが無くて残念。次回は準備をして行こうと思う。

左の写真が今回利用したレストラン(食堂w)「クルアチャイレー」。海に向かって左から2軒目だ。地図はここをクリック。宿泊したリゾートから100m弱だ。昼に家族4人で食事をしてビールも飲んで1000バーツ程度。材料を持ち込んでも調理してくれる。私は地引網のエビを買って持ち込んだが、焼くだけなら1キロ60バーツくらいだった。明るい時に食事をするとゴキゲンなレストランなのだが、雨季だったからかこの周辺は暗くなると蚊が多くて参った。店が蚊避けクリームを準備してくれていたのだが、全く効果は感じられなかった。夕食は、蚊が少ない明るい内に早く食べるか、ホテルまで配達してもらって部屋で食べるか、室内で食事が出来る近くのホテルのレストランへ入るのが正解だ。私は自分の部屋で食べたが食器はホテルもレストランも貸してくれた。昼にしっかり食べて、夜は簡単に済ますのが良いのかも。
真ん中の写真は、妻が歩いてビーチの中央まで散歩して途中の海産物仲買業者で買ってきたスルメ。歩けば見つかるが車だと通り過ぎてしまうだろう。海から揚げてそのまま干したそうで、小さめで塩気が強いが臭みも少なく美味しい。1キロ200バーツちょっとで、写真は1キロ半ある。
右の写真は夜に部屋から見た漁火。部屋から出てテラスで潮風に当たりながら冷たいビールでも飲んでと思ったが、蚊が多いので無理。部屋の中では毎度お馴染み馬鹿ドラマを見る妻と息子と任天堂のゲームに熱中する娘。家族を持てばこんな物だろう。

もう一泊して17日まで滞在するつもりだったが、台風の影響で深夜から雨が降り始めた。1日雨で部屋に篭るのも嫌なので帰る事にした。リゾートの朝食は豚のチョーク(おかゆ)なのでパス。ヤームへ鍵を返して雨だから出直しますと7時過ぎに出発。近くのレストランへ食器を返しに行くと、まだ出勤してない。まだ海産物が食べ足り無いので、4号線から35号線へ入ってバンコク方向へ進み子供達から腹が減ったと文句を言われながらも車はサムット・サーコン県のタラートタレー(海鮮市場)へ。市場は業者用と観光客用に別れており、嫌な予感がしながら観光客用の市場へ。ここで食事が出来るとDACOへ書いてあったので、いかにも観光客用の店を避けて、そこで仕事をしている人が食べているような店を選んだのだが、ご飯物は地元民価格でも一品料理は観光客価格。普通の食堂で朝飯を食べて家族4人とは言え500バーツ以上だから妻の機嫌が悪くなった。こんな時は好物のホイケン(赤貝)でも買ってと店に連れて行くが、ウドンより高く、飛び抜けて新鮮でもない商品が並んでいる。それでも大振りなホイケン1kg120バーツを4kgお買い上げ。こんな場所へ寄らないに限るなと思いながらも、まあ妻の機嫌が納まったので良かった。
それからウドンへ向けて一直線と言いたい所だが、9号線のチャオプラヤ川の橋の手前から数キロの渋滞。そして1号線のパトムタニでまた渋滞。どちらも工事渋滞。別の道に変えようかと思っても、土砂降りで洪水が怖くて動けない。待ち続けて2時間弱のロスだ。疲れたのでペースを上げ、昼はコンビニのパンを食べながら運転した。最後は自分の集落の入り口を通り過ぎるというオマケ付きで20時前に帰宅。待ち草臥れていた留守番の従業員にも帰ってもらった。
翌日は自宅でビールを飲みながらゴロゴロする私。妻はもう働いている。

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