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国の中の懲りない面々 馬○は死ななきゃ治らない!?

2013年10月03日 08時40分10秒 | タイで子育て
知人の息子が中学生になったのでご褒美にバイクを買い与えた。これで通学させるのだ。広場で運転の練習をさせるので、うちの息子も一緒にどうかと誘われたが、免許の取得年齢にも達してないので断った。知人は何で運転させないのと不思議な顔をしていたが、私からしたら、親が子供へ無免許運転をさせてどうすると思う。そそっかしい子供なので必ず事故をすると思い、大きな事故にならないのを祈っていたら、早速足に石膏を巻いている。どうしたのか尋ねるとコケタと言うが、バイクとは口が裂けても言えないらしい。母親の姿も見えないので恐らく同乗していて怪我をしたのでは?命に関わるような事故でなくて良かった。これが週末の話だ。
そして昨日の朝、妻がちょっとこれ見てよと呼ぶのでパソコンを覘けば友人のフェースブックのページ。中学生のお嬢さんに車の運転をさせている。「もう早く走れるので、これで塾へ一人で行けるわ。車がもう一台要るわね。」なんてコメントが書いてあるそうだ。私には理解できない世界だ。
私が住む集落でも市場へ買い物へ行くのに、ようやく足がペダルへ届くようになった小学生へバイクや3輪自動車を運転させて、保護者が後ろへ乗っているのを良く見かける。高学年になったら一人で運転だ。このようなタイの人達にとって子供が乗り物を運転するのは、楽器を演奏するような物らしい。だからどうだ凄いだろうと他人へ自慢もしたくなる。
乗り物の運転はアクセルさえ開ければスピードがいくらでも出る。事故をすれば他人の命を奪う可能性も有るし、自分の命を失うかもしれない。快適に移動できる利点にだけ目が行って、運転の仕方によっては命懸けである欠点は全く考えない。自損事故で勝手に自分が死ぬだけなら好きにどうぞと言いたいが、周囲を巻き込む可能性も十分あるのに何を考えているのかと腹立たしく思う。
新年早々バイクで事故を起こして死に掛けた知人の子供に昨日市場で出会った。顔色も良く自然に歩けるようになっていた。私に挨拶をし、弟とバイクに乗って帰ったが、この子達の頭にもヘルメットは無かった。お父さんは交通警官で毎日ウドンのムアン(中心街)で、安全運転の取締りをしているのに、子供は何をやっているのだろう。
日本とは大きく基準が異なるのは理解しているつもりだが、頭に浮かんだのは「馬鹿は死ななきゃ治らない」だ。汚い言葉だがもう救いようが無いだろう。こんな人達の事故に巻き込まれないよう自分の身は自分でしっかり守っていきたい。

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