本来なら、「陶芸に関する本」について、述べる所ですが、東北関東大地震と関係ある、緊急時の
対処方法について、お話します。(本に関する話は、この話が終わってから、述べます。)
1) 緊急時とは何か?
今回の大地震は、緊急事態です。又、停電や、小さな地震や、落雷、窯の中の爆発などの他、
燃料の突然の停止などが、やや規模の小さい、緊急時とも言えます。
2) 特に問題になるのは、運悪く、焼成中にこの様な、出来事に遭遇した場合で、その対応の仕方
によっては、事態を悪化させる事に成ります。
焼成中でなくとも、作品が棚等から、落下したり、棚自体が倒れたりして、作り途中の作品を
含めて、多くの作品が、壊れるかも知れませんし、最悪、家が崩壊する場合も、考えられます。
3) 大地震の対応
地震の長さは、長くても1~2分で、終わります。しかし大地震では、何度も規模の大きい
余震が続きます。この様な事態に遭遇した場合の、対処方法を、考えたいと思います。
① 燃料の供給を断つ
a) 電気の場合は、即停電になります。ならない時は、電源のスイッチを切ります。
又、都市ガスは、自動的に、供給停止するとしても、電気の様に、直ぐに供給が止まる訳
では有りません。
(大元は停止しても、ガスに圧が掛かっていますので、直ぐ火が消える訳ではありません。)
b) 個別にプロパンガスを、使用している場合には、緊急遮断装置が付いていれば、自動的に、
ガスの供給が、停止されますが、付いていない場合には、手動で停止する必要があります。
又、強制燃焼の場合は、自然燃焼よりも、強いガス圧で、送風機(ブロアー)を使いガスが、
供給されています。送風機は停電で停止しますが、ガスは勢い良く吹き出て来ますので、
早急の停止が、必要になります。
c) 灯油の場合ですと、送風機の付いたバーナーで、燃焼させますが、送風機も停電で止まり、
灯油だけが、流れ出ている状態になります。
d) 薪窯の場合ですと、瞬時に燃料の供給を、停止する事は、出来ません。
薪の供給を止めても、直ぐには役立ちません。この場合は、別に考える必要があります。
以上の様に、窯の種類によって違いが有りますが、燃料の供給を、止める事が、第一になります。
常に窯の傍に居るとは、限りません。燃料の(元)栓は、複数個付いているのが普通です。
それ故、自分の位置から、一番近い栓を閉めてから、全部の栓を止めます。
② 点検作業
まず、燃料の供給が停止できれば、次に、全ての部分を点検し、被害を確認する必要が、
有ります。
以下次回に続きます。
対処方法について、お話します。(本に関する話は、この話が終わってから、述べます。)
1) 緊急時とは何か?
今回の大地震は、緊急事態です。又、停電や、小さな地震や、落雷、窯の中の爆発などの他、
燃料の突然の停止などが、やや規模の小さい、緊急時とも言えます。
2) 特に問題になるのは、運悪く、焼成中にこの様な、出来事に遭遇した場合で、その対応の仕方
によっては、事態を悪化させる事に成ります。
焼成中でなくとも、作品が棚等から、落下したり、棚自体が倒れたりして、作り途中の作品を
含めて、多くの作品が、壊れるかも知れませんし、最悪、家が崩壊する場合も、考えられます。
3) 大地震の対応
地震の長さは、長くても1~2分で、終わります。しかし大地震では、何度も規模の大きい
余震が続きます。この様な事態に遭遇した場合の、対処方法を、考えたいと思います。
① 燃料の供給を断つ
a) 電気の場合は、即停電になります。ならない時は、電源のスイッチを切ります。
又、都市ガスは、自動的に、供給停止するとしても、電気の様に、直ぐに供給が止まる訳
では有りません。
(大元は停止しても、ガスに圧が掛かっていますので、直ぐ火が消える訳ではありません。)
b) 個別にプロパンガスを、使用している場合には、緊急遮断装置が付いていれば、自動的に、
ガスの供給が、停止されますが、付いていない場合には、手動で停止する必要があります。
又、強制燃焼の場合は、自然燃焼よりも、強いガス圧で、送風機(ブロアー)を使いガスが、
供給されています。送風機は停電で停止しますが、ガスは勢い良く吹き出て来ますので、
早急の停止が、必要になります。
c) 灯油の場合ですと、送風機の付いたバーナーで、燃焼させますが、送風機も停電で止まり、
灯油だけが、流れ出ている状態になります。
d) 薪窯の場合ですと、瞬時に燃料の供給を、停止する事は、出来ません。
薪の供給を止めても、直ぐには役立ちません。この場合は、別に考える必要があります。
以上の様に、窯の種類によって違いが有りますが、燃料の供給を、止める事が、第一になります。
常に窯の傍に居るとは、限りません。燃料の(元)栓は、複数個付いているのが普通です。
それ故、自分の位置から、一番近い栓を閉めてから、全部の栓を止めます。
② 点検作業
まず、燃料の供給が停止できれば、次に、全ての部分を点検し、被害を確認する必要が、
有ります。
以下次回に続きます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます