ハイチ地震救援のためのグローバル・チャリティー番組、世界同時生中継ハイチ救援スペシャル・ライブを観ていました。
トップ・アーティストによるパフォーマンスと、セレブリティが多数出演。番組内にて救援募金への協力を呼びかけるという趣向の番組です。
旦那はこの種類の番組があまり好きではなく、いつもはわたしが独りで観ることが多いのだけど、今日は珍しく一緒に最後まで観ていました。
ジャスティン・ティンバーレイクが歌った『Hallelujah(ハレルヤ)』、スティービー・ワンダーが歌った『明日に架ける橋』、心に染みました。
ハレルヤは、ジェフ・バックリー(Jeff Buckley)という人の歌で、初めて聞いた日から、聞くたびになぜか涙がこみ上げてくる歌です。
スティングが歌っているバックでは、しっかりクリス・ボッティとマイケルが演奏に参加していて、旦那はそこだけとても嬉しそうでした。
多分、レディ・ガガだと思うのですが、プラチナブロンドという、ほとんど銀色の髪の毛の若い女性が歌っていて、
わたしがもし、彼女のような髪の色に染めたらどうなるかなあ……とちょっと言ってみただけなのに、
「そんなんしてみぃ~、マジでかかあ、70才のおばんに見られるで!ガハハ!」とT。
「ワハハ!ほんならレディ・ババやな!」と旦那。
「うまい!ギャハハハ!」ふたり同時……。
ほんま、ムカつくやつらやで!
ホストのアンダーソン・クーパーが何度も何度も言ってました。
「単純に、3億人を突破したアメリカ国民ひとりひとりが10ドルずつ募金したらとしたら、30億ドルのお金が集まる。
お金とは、そういう瞬間の勢いでどうにでもなる物だけど、本当の募金と援助はこうした瞬間芸ではなく、半年、1年、5年、そして10年経った後も、同じような勢いで集められる人々の関心と募金と、実際にその場の人々に触れようとする手なのです」と。
数日前助けられた5才の坊やも、助けられたものの、両親は亡くなり、親族は皆貧乏で己の生活すらままならず、結局彼の未来は全く未定のまま。
運良く手術にこぎ着けられた人達の中には、再手術が必要な人が大勢います。
もうこの地には住めないからと、田舎に移住を決めた人達の中に、ある母親がいました。
小さな子供を地震で失った彼女のことを取材班が知っていてインタビューしたところ、子供の話になり、彼女はこう、はっきりと言いました。
「もう死んでしまったのだから。投げ捨ててきました」
長い長い貧困と悪政とに喘ぎ苦しんできて、今やっと少し希望の光が見えたと思った矢先の大地震です。
彼らの生きている人生の、わたしなどには到底想像もできない悲惨さが、死んだ我が子を投げ捨てて、新しい生活に向かう母親を作り出したのだと思います。
そうなんです。彼らは今回、助かったからといって、これからも助かっていけるのか……。
もしかしたら、いっそのこと、あの時に命を失っていた方がよっぽどマシだと思えるような辛い未来が待っている可能性だってあります。
でも……それでも……亡くなった方達の思いを胸に、生き長らえた命を大切に、誇りを持って生きていって欲しいと思います。
今日のような心が、これからも末永く、ハイチに、そしてハイチのみならず、戦争や災害や飢餓で命が脅かされている、世界中のあらゆる場所に住む人々に向けられることを願ってやみません。
旦那とわたしも今日、この番組ではないけれど、医療の充実を確実に図ってくれる団体に募金しました。
これからも長いスタンスでもって募金が行われるそうなので、また少し貯めては送り、また貯めては送っていこうと思います。
トップ・アーティストによるパフォーマンスと、セレブリティが多数出演。番組内にて救援募金への協力を呼びかけるという趣向の番組です。
旦那はこの種類の番組があまり好きではなく、いつもはわたしが独りで観ることが多いのだけど、今日は珍しく一緒に最後まで観ていました。
ジャスティン・ティンバーレイクが歌った『Hallelujah(ハレルヤ)』、スティービー・ワンダーが歌った『明日に架ける橋』、心に染みました。
ハレルヤは、ジェフ・バックリー(Jeff Buckley)という人の歌で、初めて聞いた日から、聞くたびになぜか涙がこみ上げてくる歌です。
スティングが歌っているバックでは、しっかりクリス・ボッティとマイケルが演奏に参加していて、旦那はそこだけとても嬉しそうでした。
多分、レディ・ガガだと思うのですが、プラチナブロンドという、ほとんど銀色の髪の毛の若い女性が歌っていて、
わたしがもし、彼女のような髪の色に染めたらどうなるかなあ……とちょっと言ってみただけなのに、
「そんなんしてみぃ~、マジでかかあ、70才のおばんに見られるで!ガハハ!」とT。
「ワハハ!ほんならレディ・ババやな!」と旦那。
「うまい!ギャハハハ!」ふたり同時……。
ほんま、ムカつくやつらやで!
ホストのアンダーソン・クーパーが何度も何度も言ってました。
「単純に、3億人を突破したアメリカ国民ひとりひとりが10ドルずつ募金したらとしたら、30億ドルのお金が集まる。
お金とは、そういう瞬間の勢いでどうにでもなる物だけど、本当の募金と援助はこうした瞬間芸ではなく、半年、1年、5年、そして10年経った後も、同じような勢いで集められる人々の関心と募金と、実際にその場の人々に触れようとする手なのです」と。
数日前助けられた5才の坊やも、助けられたものの、両親は亡くなり、親族は皆貧乏で己の生活すらままならず、結局彼の未来は全く未定のまま。
運良く手術にこぎ着けられた人達の中には、再手術が必要な人が大勢います。
もうこの地には住めないからと、田舎に移住を決めた人達の中に、ある母親がいました。
小さな子供を地震で失った彼女のことを取材班が知っていてインタビューしたところ、子供の話になり、彼女はこう、はっきりと言いました。
「もう死んでしまったのだから。投げ捨ててきました」
長い長い貧困と悪政とに喘ぎ苦しんできて、今やっと少し希望の光が見えたと思った矢先の大地震です。
彼らの生きている人生の、わたしなどには到底想像もできない悲惨さが、死んだ我が子を投げ捨てて、新しい生活に向かう母親を作り出したのだと思います。
そうなんです。彼らは今回、助かったからといって、これからも助かっていけるのか……。
もしかしたら、いっそのこと、あの時に命を失っていた方がよっぽどマシだと思えるような辛い未来が待っている可能性だってあります。
でも……それでも……亡くなった方達の思いを胸に、生き長らえた命を大切に、誇りを持って生きていって欲しいと思います。
今日のような心が、これからも末永く、ハイチに、そしてハイチのみならず、戦争や災害や飢餓で命が脅かされている、世界中のあらゆる場所に住む人々に向けられることを願ってやみません。
旦那とわたしも今日、この番組ではないけれど、医療の充実を確実に図ってくれる団体に募金しました。
これからも長いスタンスでもって募金が行われるそうなので、また少し貯めては送り、また貯めては送っていこうと思います。