ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

「国民投票のテレビCMは、イギリスやフランスのように、『有料CM禁止』が公平だと思います」!by 通販生活

2020年05月21日 | 日本とわたし
やっとのことで「検察庁法改正案」の強行採決を止めたと思ったら、今度は「国民投票法」を持ち込んできた安倍与党。
もちろん強行採決で。
これまでにずっと、「憲法改正は私がやり遂げるべき悲願だ」などとあちこちでふれ回っている憲法違反者なので、何がなんでもやるつもりなのです。
この憲法改正(何度でも言います、自民党案は改悪です)の前に、まず行われるのが国民投票。
その国民投票法がまた、どうしようもない代物なので、野党はずっと追求し続けていますが、これまたいつもの通りガン無視。

あ、少しだけ嬉しい事がありました。
今国会で強行採決されようとしていた「種苗法改正」(自家増殖・採種禁止法案)が見送られることになりました。
竹中平蔵による姑息極まりない搾取案「スーパーシティ法案」はまだですが…。

話を元に戻して。
このブログでも2年前に紹介したこの動画を、もう一度観ていただきたいと思います。
約2年ほど経ちましたが、事情はこの頃と全く何も変わっていません。
なんてったって自民公明維新の三大バカトリオですから。

2018年9月20日、民間放送連盟は、憲法改正に賛成、反対を呼びかけるテレビCMの量を規制しないと決定しました。

「おかしいでしょ、不公平だよ!」
「プレイボール!」



改憲賛成側は、お金持ちの大政党や大企業がついているので、たくさんのCMが流されて…。

「アーウト!」

憲法改正の国民投票が、こんな不公平な試合にならないか心配です。


国民投票のテレビCMは、イギリスやフランスのように「有料CM禁止」が公平だと思います。

みなさん、どう思いますか?
通販生活

今の国民投票法のままでは、国民投票が行われる際に、ものすごい量の「改憲賛成CM」が流れ続けることになります。
わたしは改憲に反対ではありません。
どんな憲法にも、時代に合わなくなったもの、付け加えたいものがあります。
けれども同時に、どうしても変えてはならない根幹というものがあって、自民党と複数の極右団体は、その部分をごっそり変えようとしているのです。
改憲は国民からの要望が高まり、十分な議論を経てこそ、それでも尚、慎重に時間をかけて為されていくものだと思います。
国会議場での答弁や態度を見る限り、今の安倍政権に憲法を弄う資格はありません。