ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

多くの国会議員と法曹人、そして心ある国民すべてが、この検察庁法改正案に断固反対の声を上げ、これを阻止する行動に出よう!

2020年05月16日 | 日本とわたし
まず初めに、この世にもみっともない、ウソの上塗りに一生懸命な2人を紹介します。

櫻井よしこ:
もう一つですね、この、黒川さんの定年延長問題について、法務省の官房長が官邸に持ってきて頼んだと。
それでその、今、検事総長の稲田さんがお辞めにならないから、黒川さんの定年延長ということをお願いした、というふうに推測されるんですが、
法務省の官房長が官邸に持ってきて頼んだということも、これは本当ですか?

安倍首相:
あの、まあ私もあの、詳細についてはまあ承知をしてないんですが、基本的にですね、あの、おー、
まあ検察庁の人事については、検察のトップも含めた、その総意でですね、こういう人事で行くということを持ってこられて、まあそれはそのまま大体、え、我々は承認をしていると、いうことなんですね。

櫻井よしこ:
官邸が介入してそれを変えるとかそういったことでは?

安倍首相:
それはもう、それはもう有り得ないですね。

櫻井よしこ:
有り得ない?

安倍首相:
有り得ないです。

櫻井よしこ:
まったく為さっていない。

安倍首相:
はい。

そしてここでもまたウソを…。
「私自身、黒川氏と2人で会ったことはないし、個人的な話をしたことも全くない。大変驚いている」

わたしたちの方が驚きます。
だって…。


結局すべてはコレ↓安倍首相主催の「桜を見る会」前夜の夕食会疑獄が発端だったのです。
もう観念しなさい。
往生際が悪くてみっともない。

なお、この検察庁法改正案がどうして問題なのか、そのことがもう一つはっきりとわからない方に、とっておきの回答を書いてくださったブログがあります。

この法案は決してこのままの形で成立してはいけないものなのです。
だからこそ、各界からの批判や反対の声が上がっています。
一部引用:
前略
この閣議決定による黒川氏の定年延長は検察庁法に基づかないものであり、黒川氏の留任には法的根拠はない。
この点については、日弁連会長以下全国35を超える弁護士会の会長が反対声明を出したが、内閣はこの閣議決定を撤回せず、黒川氏の定年を超えての留任という異常な状態が現在も続いている
中略
本年2月13日衆議院本会議で、安倍総理大臣は、
「検察官にも国家公務員法の適用があると従来の解釈を変更することにした」旨述べた。
これは、本来、国会の権限である法律改正の手続きを経ずに、内閣による解釈だけで法律の解釈運用を変更したという宣言であって、
フランスの絶対王制を確立し君臨したルイ14世の言葉として伝えられる、「朕(ちん)は国家である」との中世の亡霊のような言葉を彷彿(ほうふつ)とさせるような姿勢であり、
近代国家の基本理念である三権分立主義の否定にもつながりかねない危険性を含んでいる
中略
注意すべきは、この規定は内閣の裁量で次長検事および検事長の定年延長が可能とする内容であり、
前記の閣僚会議によって、黒川検事長の定年延長を決定した違法な決議を、後追いで容認しようとするものである。
中略
関係者がこの検察庁法改正の問題を賢察され、内閣が潔くこの改正法案中、検察幹部の定年延長を認める規定は撤回することを期待し、
あくまで維持するというのであれば、与党野党の境界を超えて、多くの国会議員と法曹人、そして心ある国民すべてが、この検察庁法改正案に断固反対の声を上げて、これを阻止する行動に出ることを期待してやまない。
後略
コメント
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