ウィンザー通信

アメリカ東海岸の小さな町で、米国人鍼灸師の夫&空ちゃん海ちゃんと暮らすピアノ弾き&教師の、日々の思いをつづります。

米国手作り納豆事情

2009年09月16日 | 米国○○事情
じゃじゃ~ん



マサチューセッツ州にて作られた手作り納豆です!



大豆作りから始まって、一切の添加物を加えずに、昔ながらの製法で作られています。




なんて、嬉しそうに紹介していますが、実はわたし、ほんの数年前まで、納豆を嫌っておりました
匂いとあのネバネバ……どうしても口に入れる気になれず、当時ひげ面だった旦那が、納豆の糸をあっちゃこっちゃにつけてるのを見てはオエッ!
納豆蕎麦だってへっちゃらのアメリカンと、しそも納豆も苦手のジャパニーズ。
ところが、そんなへなちょこなことを言うてる弟子を見かねたピアノの師匠。納豆三昧キャンプたるものを行使!
気絶しそうなほどの納豆だらけメニューで、大胆に矯正してくださったのでした(いやはや、今だに伝説になっております、あのキャンプ)。

そしてこちらに移住して9年。
今じゃ気軽に食べよっと思えるほどに成長したわたし。(師匠!聞いてはりますかぁ~?)
このたび、こんなすばらしい納豆があることを知り、それを教えてくれた日本人友Kちゃんから分けていただきました。
1パックで3人分ぐらい。5パックで13ドル。こちらで3人分だと2ドルちょいなので少々割高ですが、この味を知ってしまってからはもう、ぜ~んぜんオッケーです!
醤油をダシで割ったのを予め作っておいて、ネギやミョウガを足してグルグルグルグル。
おおぉ~!豆さん達の引っ張り具合がすごい!ものすごい粘りです!
豆を一粒、その塊から抜き取ってみると、まるで生きているような糸がいっぱいくっついてきます。
ぱくりっ!とってもまろやか!そして香ばしい!匂いも気になりません。

アメリカで、こんなすばらしい納豆と出会えるとは思っていませんでした。
納豆くん、これからの50年、ワクワクどきどきしながら生きていけるよう、毎日お付き合いよろしくお願いします


付け足し。

ちなみにこの納豆の容器、洗ったあとに匂ってみましたが、納豆の匂いが一切しません。
きっと、プラスティックの質にもこだわっているのだと思います。
熱いものには適していませんが、保存容器として我が家で活躍してもらえそうです。
Kちゃん、教えてくれてありがとう!