「キングスマン ファースト・エージェント」
謎の組織の暗躍により、イギリスとドイツ、ロシアが反目し第一次世界大戦が勃発しようとしていた。イギリスの名門貴族オックスフォード卿は、国家に頼らない諜報網で世界の混乱を防ごうとする。オックスフォード卿の息子コンラッドは、愛国心から戦争に従軍しようとするが…
待望のシリーズ最新作。延期を繰り返し、ようやく日本でも公開されました。楽しみにしてたとはいえ、第3弾は続編ではなく前日譚。キングスマン誕生秘話ということなので、もちろんエグジーもハリーも出てきません。二人がいないキングスマンなんて!大好きなタロン・エガートンとコリン・ファースあってのキングスマンって感じなので、正直がっかり。前2作ほどには楽しめないかも…と一抹の不安を抱きながら観に行ったのですが、面白かった!けど、やはり何というか、物足りなさは否めず。キングスマンの魅力であるスタイリッシュアクションのハチャメチャ感も、ちょっとトーンダウンしてたような気が。シリアスで悲しい戦争ドラマが盛り込まれていたのが想定外でした。コンラッドが第一次世界大戦の戦場で戦うパートは、ほとんど「1941」で既視感ハンパなかったわ。それにしても。多くの若い命が無残に散らされた事実には、あらためて暗澹となります。悲痛な反戦メッセージには胸を衝かれますが、違ーう!違うだろー!by 豊田まゆこ と叫びたくなりました。そんなの期待して観に来たんじゃないの!ゴキゲンなブリティッシュスパイコメディを観に来たの!
ヘンに真面目な部分の増加には戸惑いましたが、もちろんキングスマンの魅力である過激なアクションや、英国風味のコメディも健在で安心。特にロシアでの怪僧ラスプーチンとの死闘が楽しかったです。胡乱で面妖な見た目といいいい凶暴で下品なキャラといい、キャラが立ち過ぎたラスプーチンがとにかく強烈。美男子好きのラスプーチンに、イケメンのコンラッドがハニートラップを仕掛ける計画だったのに、ラスプーチンご本人はコンラッドよりもシブい熟年のオックスフォード卿のほうがタイプだった、のが笑えた。ラスプーチンをはじめ、各国の実在した歴史上悪名高い人物たちが謎の組織に属していて、ラスボスの命令で王室や政府を牛耳って暗躍するという設定が奇想天外で面白かったです。
前2作から一新、でも今回も英国の秀でた俳優や国際的な俳優を集めているキャスト。オックスフォード卿役は、名優レイフ・ファインズ。若い頃は翳りや狂気を感じさせる二枚目だった彼も、すっかり枯れたおじさんに。ちょっとフツーのおじさん風で、貴族っぽくないというか。コリン・ファースみたいに、おおこれぞ英国紳士!な感じが希薄というか。たまに小日向文世に見えたり。老体にムチ打つような終盤の怒涛のアクション、ムチャブリしよんな監督。レイフが可哀想になった。お年寄りいじめみたいで、大暴れ!な愉快痛快さに欠けてました。
オックスフォード卿の愛息コンラッド役に抜擢されたのは、注目のイギリス若手俳優ハリス・ディキンソン。ちょっとカープの森下くん似?同じ童顔でも、エグジー役のタロン・エガートンとは別種な童顔。タロンは下町のやんちゃ坊主系ですが、ハリスは良家のおっとり系おぼっちゃん系。イケメンなんだけど、すごい薄口。きょとんとした顔が可愛い。小顔で長身でスタイル抜群!何着ても似合って、グラビアのモデルみたいに品よくファッショナブル。細マッチョな肉体美も披露してます。
執事役のジャイモン・フンスーもカッコいい。ラスプーチン役は怪優リス・エヴァンズ。バイプレイヤーのトム・ホランダーが、イギリス王、ロシア皇帝、ドイツ皇帝(この3人、いとこ同士だったんですね!)を驚異の&遊び心あふれる1人3役。軍人役でアーロン・テイラー・ジョンソンとマシュー・グードも登場。ドイツからは、ハヌッセン役でダニエル・ブリュール、レーニン役でアウグスト・ディールが。この二人って懐かしの「青い棘」じゃん!あの歴史上最悪な人物が、ラストに若かりし頃の姿で登場するのですが、その役を演じてたのが「愛を読むひと」のデヴィッド・クロスで驚きました。しばらく見ない間に成長したね~。
イギリス、やっぱいいですね~。イギリスといえばの貴族の邸宅やインテリア、調度品、紅茶セットやウィスキーグラスなど、ほんと素敵で憧れる。それにしてもイギリス人って、ほんとアメリカを小ばかにしたネタが好きですね。アメリカ大統領がなかなか大戦参戦にGOサインを出さなかった理由が笑えます。
謎の組織の暗躍により、イギリスとドイツ、ロシアが反目し第一次世界大戦が勃発しようとしていた。イギリスの名門貴族オックスフォード卿は、国家に頼らない諜報網で世界の混乱を防ごうとする。オックスフォード卿の息子コンラッドは、愛国心から戦争に従軍しようとするが…
待望のシリーズ最新作。延期を繰り返し、ようやく日本でも公開されました。楽しみにしてたとはいえ、第3弾は続編ではなく前日譚。キングスマン誕生秘話ということなので、もちろんエグジーもハリーも出てきません。二人がいないキングスマンなんて!大好きなタロン・エガートンとコリン・ファースあってのキングスマンって感じなので、正直がっかり。前2作ほどには楽しめないかも…と一抹の不安を抱きながら観に行ったのですが、面白かった!けど、やはり何というか、物足りなさは否めず。キングスマンの魅力であるスタイリッシュアクションのハチャメチャ感も、ちょっとトーンダウンしてたような気が。シリアスで悲しい戦争ドラマが盛り込まれていたのが想定外でした。コンラッドが第一次世界大戦の戦場で戦うパートは、ほとんど「1941」で既視感ハンパなかったわ。それにしても。多くの若い命が無残に散らされた事実には、あらためて暗澹となります。悲痛な反戦メッセージには胸を衝かれますが、違ーう!違うだろー!by 豊田まゆこ と叫びたくなりました。そんなの期待して観に来たんじゃないの!ゴキゲンなブリティッシュスパイコメディを観に来たの!
ヘンに真面目な部分の増加には戸惑いましたが、もちろんキングスマンの魅力である過激なアクションや、英国風味のコメディも健在で安心。特にロシアでの怪僧ラスプーチンとの死闘が楽しかったです。胡乱で面妖な見た目といいいい凶暴で下品なキャラといい、キャラが立ち過ぎたラスプーチンがとにかく強烈。美男子好きのラスプーチンに、イケメンのコンラッドがハニートラップを仕掛ける計画だったのに、ラスプーチンご本人はコンラッドよりもシブい熟年のオックスフォード卿のほうがタイプだった、のが笑えた。ラスプーチンをはじめ、各国の実在した歴史上悪名高い人物たちが謎の組織に属していて、ラスボスの命令で王室や政府を牛耳って暗躍するという設定が奇想天外で面白かったです。
前2作から一新、でも今回も英国の秀でた俳優や国際的な俳優を集めているキャスト。オックスフォード卿役は、名優レイフ・ファインズ。若い頃は翳りや狂気を感じさせる二枚目だった彼も、すっかり枯れたおじさんに。ちょっとフツーのおじさん風で、貴族っぽくないというか。コリン・ファースみたいに、おおこれぞ英国紳士!な感じが希薄というか。たまに小日向文世に見えたり。老体にムチ打つような終盤の怒涛のアクション、ムチャブリしよんな監督。レイフが可哀想になった。お年寄りいじめみたいで、大暴れ!な愉快痛快さに欠けてました。
オックスフォード卿の愛息コンラッド役に抜擢されたのは、注目のイギリス若手俳優ハリス・ディキンソン。ちょっとカープの森下くん似?同じ童顔でも、エグジー役のタロン・エガートンとは別種な童顔。タロンは下町のやんちゃ坊主系ですが、ハリスは良家のおっとり系おぼっちゃん系。イケメンなんだけど、すごい薄口。きょとんとした顔が可愛い。小顔で長身でスタイル抜群!何着ても似合って、グラビアのモデルみたいに品よくファッショナブル。細マッチョな肉体美も披露してます。
執事役のジャイモン・フンスーもカッコいい。ラスプーチン役は怪優リス・エヴァンズ。バイプレイヤーのトム・ホランダーが、イギリス王、ロシア皇帝、ドイツ皇帝(この3人、いとこ同士だったんですね!)を驚異の&遊び心あふれる1人3役。軍人役でアーロン・テイラー・ジョンソンとマシュー・グードも登場。ドイツからは、ハヌッセン役でダニエル・ブリュール、レーニン役でアウグスト・ディールが。この二人って懐かしの「青い棘」じゃん!あの歴史上最悪な人物が、ラストに若かりし頃の姿で登場するのですが、その役を演じてたのが「愛を読むひと」のデヴィッド・クロスで驚きました。しばらく見ない間に成長したね~。
イギリス、やっぱいいですね~。イギリスといえばの貴族の邸宅やインテリア、調度品、紅茶セットやウィスキーグラスなど、ほんと素敵で憧れる。それにしてもイギリス人って、ほんとアメリカを小ばかにしたネタが好きですね。アメリカ大統領がなかなか大戦参戦にGOサインを出さなかった理由が笑えます。
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