寒くなりましたね~。皆さまも冬の準備は抜かりないことでしょうか。
職場では、プランターで慎ましく野菜を育ててます。この夏は、災害でそれどころではなくなり、せっかくのトマトやキュウリもほとんど収穫できなかったのですが、この秋はダメモトで植えたキャベツの苗が想定外に立派になって、みんなで驚喜してます。
お好み焼きにでも使おうと話し合ってます。小さく鈴なりになるというキャベツも育ててるのですが、こっちは虫食いだらけこないだの朝、でっかいナメクジがいて悲鳴を上げてしまいました。
種から育てたハボタンやパンジーも、すくすくと育ってます。野菜作りやガーデニングって、素敵なコミュニケーションの手段になるんですね~。職場だけでなく、近隣のおばさまやおばあさまと楽しくお話する機会が増えたり。花咲く春が待ち遠しいです(^^♪
「ファントム・スレッド」
50年代のロンドン。オートクチュールの仕立て屋レイノルズは、ウェイトレスのアルマを見初め、彼女をモデルに新作を発表し続ける。レイノルズを愛するあまり、アルマは彼の規則正しい生活、そして心を乱し始めるが…
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」などの鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督作。3度のオスカーに輝く現代最高の名優、ダニエル・デイ・ルイスの引退作です。この作品でもオスカーにノミネートされました。あらためて引退が惜しまれます。世の中には、引退してほしい、すべき老害がはびこっているというのに。まだまだ活躍してほしい、活躍できるのに、もったいない。でも、輝かしいキャリアも栄光も未練なく捨て去ってしまえるなんて、DDLらしいカッコよさではあります。
若い頃から、すべてにおいて特別な存在、最高級の俳優だったDDLの多くない出演作には駄作がほとんどなく、彼の演技も心に残るものばかり。「眺めのいい部屋」「マイ・ビューティフル・ランドレット」「マイ・レフト・フット」そして何といってもmy best of DDLといえばの「存在の耐えられない軽さ」…どの作品のDDLも、本当に素晴らしかった。その美しさ、気高さ、神秘性、演技への厳しさで、生ける伝説となった不世出の名優DDLですが、最後の主演作でもその比類なき魅力を遺憾なく発揮していました。
DDLももちろん年をとって、すっかり枯れた初老となりましたが、老いさらばえた爺臭は全然なし。かといっていつまでも若いつもりな若作りがイタい爺などではない。男って、いや、人間って、本当の魅力はいつかは褪せて衰える若さや見た目の美しさではなく、知性とか教養とかエレガンスといった内面の美しさなんだな~と、この映画のDDLを見てあらためて思いました。イギリスのロイヤルファミリーにもない高貴さ、優美さにうっとり。どんなに演技力が高くても、どんなに努力しても、DDLの持つ貴族的な雰囲気だけは、絶対にハリウッドスターが得られない魅力です。
見た目と雰囲気だけでなく、声や細かい挙措まで美しく、ほんと神さまが人間に姿を変えて現れるならこんな感じ、な優雅さ、神々しさなのですが、優しそうで物静かなのに近寄りがたい威や厳しさを醸しているところもまた、凡百の俳優にはないDDLの魅力でしょうか。この映画のレイノルズも、内面が複雑すぎ、暗闇を抱えすぎで、観客からの気安い共感とか好感など冷たく拒絶しているかのようなキャラ、そして演技なのです。DDLじゃなかったら、単なるイヤ~なめんどくさい爺になってたところです。
地位、名誉、才能、金、美貌、すべてに恵まれてるようで、いちばん大事なものが欠けてるようなレイノルズ、痛ましくもヤバい人でした。私はあんな人とは1時間も一緒にいられません。神経質すぎ、屈折しすぎでしょ。自己中心的すぎ、こだわりが強すぎて、ちょっと発達障害っぽかった。天才と呼ばれる人の多くがアスペルガーだとも言われるけど…よっぽど我慢強い人、もしくはドMな人でないと、レイノルズとは暮らせません。対するアルマも、かなり変人。どんなにはねつけられても、レイノルズを自分のものにしようと、彼の気持ちなど忖度なしで強引・無謀な手段に出るウザくてヤバい女。いやがらせ?と思えるほど、レイノルズの調和のとれた厳格な生活ペースをかき乱そうとするところが、レイノルズじゃなくてもイラっとします。めんどくさい者同士、悪い意味でお似合いのカップルでしたが。二人が行きついた愛の形は、私のような健全な凡人からすると気持ち悪いだけです。まあ、他人に迷惑かけないのならどう愛し合おうと自由、勝手にやってなさい!ですが
アルマよりも、レイノルズの姉シリルのほうが魅力的でした。ありがちな意地悪小姑ではなく、冷たくて厳しいけど、ん?いい人?優しい?と思わせる言動が、カッコいい大人の女性って感じでした。めんどくさいレイノルズとアルマに振り回されることもなく、クールに淡々と、でも堂々と構えてる姿も素敵でした。演じてるレスリー・マンヴィルのクールでエレガントな美熟女ぶり、ああいう女性に憧れるわ~。アカデミー助演女優賞にノミネートされた彼女、授賞式でも印象的な美しさでした。彼女、ゲイリー・オールドマンの元嫁だとか。ゲイリーおじさんのオスカー主演男優賞受賞を目の前にして、どんな思いだったことでしょうか。オスカーといえば、この作品は衣装賞を受賞しました。ハリウッドセレブや韓国成金の悪趣味なファッションと違い、シンプルだけど洗練された高雅なドレスの数々も目に楽しいです。実際の英国王室の方々も、この映画みたいなファッションにすればいいのに。
↑世界一美しい、お似合いのカップルでしたわ~…DDLの後継者的俳優の登場が待たれます
職場では、プランターで慎ましく野菜を育ててます。この夏は、災害でそれどころではなくなり、せっかくのトマトやキュウリもほとんど収穫できなかったのですが、この秋はダメモトで植えたキャベツの苗が想定外に立派になって、みんなで驚喜してます。
お好み焼きにでも使おうと話し合ってます。小さく鈴なりになるというキャベツも育ててるのですが、こっちは虫食いだらけこないだの朝、でっかいナメクジがいて悲鳴を上げてしまいました。
種から育てたハボタンやパンジーも、すくすくと育ってます。野菜作りやガーデニングって、素敵なコミュニケーションの手段になるんですね~。職場だけでなく、近隣のおばさまやおばあさまと楽しくお話する機会が増えたり。花咲く春が待ち遠しいです(^^♪
「ファントム・スレッド」
50年代のロンドン。オートクチュールの仕立て屋レイノルズは、ウェイトレスのアルマを見初め、彼女をモデルに新作を発表し続ける。レイノルズを愛するあまり、アルマは彼の規則正しい生活、そして心を乱し始めるが…
「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」などの鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督作。3度のオスカーに輝く現代最高の名優、ダニエル・デイ・ルイスの引退作です。この作品でもオスカーにノミネートされました。あらためて引退が惜しまれます。世の中には、引退してほしい、すべき老害がはびこっているというのに。まだまだ活躍してほしい、活躍できるのに、もったいない。でも、輝かしいキャリアも栄光も未練なく捨て去ってしまえるなんて、DDLらしいカッコよさではあります。
若い頃から、すべてにおいて特別な存在、最高級の俳優だったDDLの多くない出演作には駄作がほとんどなく、彼の演技も心に残るものばかり。「眺めのいい部屋」「マイ・ビューティフル・ランドレット」「マイ・レフト・フット」そして何といってもmy best of DDLといえばの「存在の耐えられない軽さ」…どの作品のDDLも、本当に素晴らしかった。その美しさ、気高さ、神秘性、演技への厳しさで、生ける伝説となった不世出の名優DDLですが、最後の主演作でもその比類なき魅力を遺憾なく発揮していました。
DDLももちろん年をとって、すっかり枯れた初老となりましたが、老いさらばえた爺臭は全然なし。かといっていつまでも若いつもりな若作りがイタい爺などではない。男って、いや、人間って、本当の魅力はいつかは褪せて衰える若さや見た目の美しさではなく、知性とか教養とかエレガンスといった内面の美しさなんだな~と、この映画のDDLを見てあらためて思いました。イギリスのロイヤルファミリーにもない高貴さ、優美さにうっとり。どんなに演技力が高くても、どんなに努力しても、DDLの持つ貴族的な雰囲気だけは、絶対にハリウッドスターが得られない魅力です。
見た目と雰囲気だけでなく、声や細かい挙措まで美しく、ほんと神さまが人間に姿を変えて現れるならこんな感じ、な優雅さ、神々しさなのですが、優しそうで物静かなのに近寄りがたい威や厳しさを醸しているところもまた、凡百の俳優にはないDDLの魅力でしょうか。この映画のレイノルズも、内面が複雑すぎ、暗闇を抱えすぎで、観客からの気安い共感とか好感など冷たく拒絶しているかのようなキャラ、そして演技なのです。DDLじゃなかったら、単なるイヤ~なめんどくさい爺になってたところです。
地位、名誉、才能、金、美貌、すべてに恵まれてるようで、いちばん大事なものが欠けてるようなレイノルズ、痛ましくもヤバい人でした。私はあんな人とは1時間も一緒にいられません。神経質すぎ、屈折しすぎでしょ。自己中心的すぎ、こだわりが強すぎて、ちょっと発達障害っぽかった。天才と呼ばれる人の多くがアスペルガーだとも言われるけど…よっぽど我慢強い人、もしくはドMな人でないと、レイノルズとは暮らせません。対するアルマも、かなり変人。どんなにはねつけられても、レイノルズを自分のものにしようと、彼の気持ちなど忖度なしで強引・無謀な手段に出るウザくてヤバい女。いやがらせ?と思えるほど、レイノルズの調和のとれた厳格な生活ペースをかき乱そうとするところが、レイノルズじゃなくてもイラっとします。めんどくさい者同士、悪い意味でお似合いのカップルでしたが。二人が行きついた愛の形は、私のような健全な凡人からすると気持ち悪いだけです。まあ、他人に迷惑かけないのならどう愛し合おうと自由、勝手にやってなさい!ですが
アルマよりも、レイノルズの姉シリルのほうが魅力的でした。ありがちな意地悪小姑ではなく、冷たくて厳しいけど、ん?いい人?優しい?と思わせる言動が、カッコいい大人の女性って感じでした。めんどくさいレイノルズとアルマに振り回されることもなく、クールに淡々と、でも堂々と構えてる姿も素敵でした。演じてるレスリー・マンヴィルのクールでエレガントな美熟女ぶり、ああいう女性に憧れるわ~。アカデミー助演女優賞にノミネートされた彼女、授賞式でも印象的な美しさでした。彼女、ゲイリー・オールドマンの元嫁だとか。ゲイリーおじさんのオスカー主演男優賞受賞を目の前にして、どんな思いだったことでしょうか。オスカーといえば、この作品は衣装賞を受賞しました。ハリウッドセレブや韓国成金の悪趣味なファッションと違い、シンプルだけど洗練された高雅なドレスの数々も目に楽しいです。実際の英国王室の方々も、この映画みたいなファッションにすればいいのに。
↑世界一美しい、お似合いのカップルでしたわ~…DDLの後継者的俳優の登場が待たれます
立派なキャベツですね!!!
絶対お好み焼き!!!
ガーデニングされるんです。
私はどうも花とか植えても咲いてくれなくて・・
哀しい性を持っています・・・苦笑
イギリスのナメクジは10センチとかあるらしいですよ。どんなけ~~~
こちらの作品観たかったけど結局観れず。
DVDで観ようと思います。
でも、夕べ「ハンガー」(ドヌーブとボウイのやつ)観ました。美しい二人にうっとりしました。
そういえば、ボウイももうこの世の人じゃないんだ・・・と赤木春江さんの訃報につくづく寂しくなりました。
ご覧になったのですね♪
ベタ褒めですね、DDLのこと。ムフフ。
ホント、この役は他の俳優が演じていたら目も当てられない映画になっていたかも…。
確かに駄作は少ないけど、イングリッシュマンインニューヨークは、紛れもない駄作ですよ〜! 逆に見る価値あるかも。
ちなみに、私と映画友は、彼はアジャーニに押し倒された、で見解が一致しております(^^) ビノシュにも押し倒されてますね、多分。私も絶世の美女だったら迷わず押し倒してるわ〜^^;
引退、撤回して欲しい〜。
そーいえば、やっぱし巨人でしたね。ほとんどの人があそこへ行って潰れているのに…。ピッチャーと違って野手は打順とか守備の連携とか回りとの兼ね合いが大きな要素だから、あのチームでこれまで通り活躍できるかは疑問ですよねぇ。原くんも、ちゃんと考えて使って欲しいなぁ。
お好み焼きが楽しみです♪
ガーデニングと言えるほど本格的ではないのですが、マイペースでこじんまりと。庭の花より人生の花を咲かせたいけど、もう老い朽ちた不毛の土地みたいな私なので、ペンペン草も生えてきません(^^♪
ダブリンで巨大なナメクジみたいな生物を目撃した!あんなん庭にいたら恐怖やわ!
ハンガー観たい!クイーンみたいに、ボウイの映画もそのうち作られそうですね。赤木春江、亡くなりましたね~。橋田スガ子センセイと石井ふく子氏もそろそろ…?
日曜日にボヘミアン・ラプソディか斬、どっち観よっか迷ってます♪フキンさんもう観はった?
DDLは後にも先にも不世出の名優!引退が今さらながら惜しまれますよね。いつでもいいので撤回してほしいものです。
イングリッシュマン・イン・ニューヨーク、スティングの曲は名曲!でも映画はトホホなのですね!駄作でも観たいです!若い頃のDDL作品は、結構未見作が多いかも。
DDLはちょっと高嶺の花すぎるので、私はチュ・ジンモとかチョン・ジョンミョンとか韓流男優を押し倒したいです(^^♪
闇組織Gで潰されないよう、せいぜい頑張れ。FAでGに行ってもろくなことにならないのにね。原も相変わらず金にあかせた強奪が好きですね。Gの弱体化は、育成を怠ったあんたのせいなのに、また懲りずに繰り返すなんて。カープを捨てた選手など、もう未練はありません。来年もGをボコボコにして、後悔させてやるのみです(^^♪
他に一件大事な用をしに京都市内に電車に乗って出かけたのに(私は府下民)用事に必要な書類とは別の書類を間違えても持ってきていることにそのビルの前で気づき、ボー然・・・汗
このごろ、老眼で目が・・・・大汗
メガネかけんとカバンに入れてしまったのですわ・・。トホホホッホホホホホホホ・・・
なんか、自分に腹が立って映画見たかったけど
そこから映画館がめちゃ遠く感じて、結局観ることができなかった・・・・自己嫌悪・・
他に私は「恐怖の報酬」も見たかったんですけど・・チキショーッ!!!
で、姉はんはどっちをみはったのかな???
え!キャベツ人形、知らへんの?むかし流行ったやん!
そういう間違え、私もしょちゅうありますえ~。レンタル店にDVDを返却しに行くと、ケースの中にDVDが入ってなかったりとか。ポケットの中から出てきたのはハンカチではなく、老母のパンツだったとか。私バカよね~おバカさんよね~🎵トトホすぎて映画な気分じゃなくなるのも解かります。
「恐怖の報酬」って、古いフランス映画かしらん?結局「斬、」を観に行きましたえ~。壮亮くん、やっぱええわ~。やっぱ某事務所タレントやイケメンCM俳優とは違います!ボヘミアンラプソディ、来る、アリーを年内に観たいです。フキンさんの映画おさめはどの作品になることでしょうか。
キャベツすごいですね!!
お好み焼きに、というところがさすが広島だわぁとニヤニヤしてしまいました♪
杉田かおるさんも農作業?が縁で結婚されたと聞きましたのでやっぱりコミュニケーションツールとしても素晴らしいのかも!!
私にしては珍しくこちらの作品は劇場鑑賞しました!
なんとポールトーマスアダーソン監督初鑑賞です~♪
なかなか変態でおもしろかったです。
でも、今後あの変態茶番劇に若きドクターが付き合わされるのかと思うと気の毒やなぁ、と思いましたわ・・・。
じゃんじゃかコメントwelcome(^^♪
お好み焼きは、広島のソウルフードじゃけんね!
杉田かおる、最近お見かけしないですね~。頑張って野菜作って、イケメンと仲良くなりたいです(^^♪大瀬良くんか源田くんみたいな農夫と野菜作り、子作りに励みたいです(^^♪
PTA監督の作品って、ちょっと苦手なんですけど、DDL最後の主演作ということで観に行きました~。あのドクターもいい迷惑ですよね~。周囲に迷惑かけずに勝手にやってろ!と思ってしまいました💦くうこさんのレビュウ拝読したいです!