ソチ五輪が、いよいよ始まりましたね☆
って、正直な話、あんまし興味がない私って、まったくもって非国民ですよね♪開会式も見逃した。競技よりも、あの伝説のドタキャンコンビ、タトゥーの元気そうな姿に感動しました。
オリンピックは、やっぱ夏のほうが好きかも。何でだろ?夏の選手のほうが、何だか命がけでやってる悲壮感、重さがあるからでしょうか。古い考え方かもしれませんが、日の丸背負ってお国のため戦う!メダル獲れなきゃ日本に帰れない!的な思いつめた姿が、すごくカッコよくて応援したくなるというか。楽しんで余裕でやってきま~す♪な軽いノリは、ちょっと鼻白むし…いつかの冬季オリンピックの選手が、すごいチャラい連中ばかりで、惨敗したくせに平然と軽薄だったのが、悪いイメージとして残ってるのもある。
ナニハトモアレ。選手の皆さん、応援してる日本国民に元気と勇気と誇りを与える活躍を!メダル獲れなかった!けど、頑張ったからいいもん♪みたいなのは、やっぱ興ざめなので…
「マイ・ビューティフル・ランドレット」
サッチャー政権下のロンドン。パキンスタン移民の青年オマールは、幼なじみのジョニーと再会。実業家の叔父に経営を任された赤字のコインランドリーを、恋人となったジョニーとともに立て直すオマールだったが…
「リンカーン」でアカデミー賞史上初、3度目の主演男優賞を受賞したダニエル・デイ・ルイスが、若かりし頃からタダ者ではないことを知らしめた伝説の作品。同時に腐女子な映画ファンにとっても、衝撃的で萌えるBL映画の傑作として語り草となっている、後に「危険な関係」や「クィーン」など佳作を撮ったスティーヴン・フリアーズ監督初期の作品。
80年代に、英国美青年ブームという現象が日本の映画ファンの間で湧き上がりました。ハリウッドの人気スターにはない、耽美的で上品で知的な風貌と雰囲気、そして舞台仕込みの端正な演技が、女性の映画ファン、とりわけ腐女子のハートをグワシと鷲掴みにしたのでした。当時まだ幼かった映画初心者の私は、英国美青年俳優たちはかなり高尚で独特すぎて、あまり心惹かれることはなかったのですが、ダニエル・デイ・ルイスの存在はかなり気になってました。同年に公開された「眺めのいい部屋」と本作を観て、え!同一人物なの?!と驚愕したから。映画俳優とは、カッコいい、美しい、可愛い、セクシー、なだけではない、演技というもののスゴさを初めて教えてくれたのが、当時30前の若きダニエル・デイ・ルイスだったのです。
裏町の不良青年ジョニー役のDDL、何かもう周囲とオーラがまったく違います。主役ではないのに、観客は完全にジョニーを目で追ってしまい、彼の動向がいちばん気になります。ハンパない磁力を放ってるのですが、でも俺が俺が俺だけ見ろ!な悪目立ち演技ではなく、すごく静かで控えめなところが、DDLの非凡さ。不敵でスレてるけど、傷つきやすさと優しさを秘めてるジョニーの複雑でピュアな心情が、DDLの何気ない目線や声音から伝わってきて、ぐいぐい惹きつけられます。笑顔がすごく優しくて素敵!
DDLの80年代ロンドン不良ファッションのカッコよさ、裏町を駆け抜ける若々しい躍動も、今となってはお宝的な御姿ですが、やはり何といっても腐女子を魅了した彼のBL演技こそ、この映画最大の見どころでしょう。ジョニーのオマールへの一途さに、腐った心はキュンキュンします満身創痍になってオマールを大切にするジョニーが、切なすぎて可愛い。ジョニーがオマールの首筋をベロっとなめるシーン、ランドリーの暗いスタッフルームで愛し合うシーンの、DDLのエロさときたら!決して下品にも俗悪にもならない、彼の生まれもったノーブルさが、リアルな同性愛描写は嫌悪する腐女子に甘いファンタジー(妄想ともいう)を運んでくれます。
当時のイギリスの世相や、人種差別の実態なども興味深く描かれています。ヘンにシリアスな告発調にせず、悲喜劇タッチに描いてるところもユニークです。
って、正直な話、あんまし興味がない私って、まったくもって非国民ですよね♪開会式も見逃した。競技よりも、あの伝説のドタキャンコンビ、タトゥーの元気そうな姿に感動しました。
オリンピックは、やっぱ夏のほうが好きかも。何でだろ?夏の選手のほうが、何だか命がけでやってる悲壮感、重さがあるからでしょうか。古い考え方かもしれませんが、日の丸背負ってお国のため戦う!メダル獲れなきゃ日本に帰れない!的な思いつめた姿が、すごくカッコよくて応援したくなるというか。楽しんで余裕でやってきま~す♪な軽いノリは、ちょっと鼻白むし…いつかの冬季オリンピックの選手が、すごいチャラい連中ばかりで、惨敗したくせに平然と軽薄だったのが、悪いイメージとして残ってるのもある。
ナニハトモアレ。選手の皆さん、応援してる日本国民に元気と勇気と誇りを与える活躍を!メダル獲れなかった!けど、頑張ったからいいもん♪みたいなのは、やっぱ興ざめなので…
「マイ・ビューティフル・ランドレット」
サッチャー政権下のロンドン。パキンスタン移民の青年オマールは、幼なじみのジョニーと再会。実業家の叔父に経営を任された赤字のコインランドリーを、恋人となったジョニーとともに立て直すオマールだったが…
「リンカーン」でアカデミー賞史上初、3度目の主演男優賞を受賞したダニエル・デイ・ルイスが、若かりし頃からタダ者ではないことを知らしめた伝説の作品。同時に腐女子な映画ファンにとっても、衝撃的で萌えるBL映画の傑作として語り草となっている、後に「危険な関係」や「クィーン」など佳作を撮ったスティーヴン・フリアーズ監督初期の作品。
80年代に、英国美青年ブームという現象が日本の映画ファンの間で湧き上がりました。ハリウッドの人気スターにはない、耽美的で上品で知的な風貌と雰囲気、そして舞台仕込みの端正な演技が、女性の映画ファン、とりわけ腐女子のハートをグワシと鷲掴みにしたのでした。当時まだ幼かった映画初心者の私は、英国美青年俳優たちはかなり高尚で独特すぎて、あまり心惹かれることはなかったのですが、ダニエル・デイ・ルイスの存在はかなり気になってました。同年に公開された「眺めのいい部屋」と本作を観て、え!同一人物なの?!と驚愕したから。映画俳優とは、カッコいい、美しい、可愛い、セクシー、なだけではない、演技というもののスゴさを初めて教えてくれたのが、当時30前の若きダニエル・デイ・ルイスだったのです。
裏町の不良青年ジョニー役のDDL、何かもう周囲とオーラがまったく違います。主役ではないのに、観客は完全にジョニーを目で追ってしまい、彼の動向がいちばん気になります。ハンパない磁力を放ってるのですが、でも俺が俺が俺だけ見ろ!な悪目立ち演技ではなく、すごく静かで控えめなところが、DDLの非凡さ。不敵でスレてるけど、傷つきやすさと優しさを秘めてるジョニーの複雑でピュアな心情が、DDLの何気ない目線や声音から伝わってきて、ぐいぐい惹きつけられます。笑顔がすごく優しくて素敵!
DDLの80年代ロンドン不良ファッションのカッコよさ、裏町を駆け抜ける若々しい躍動も、今となってはお宝的な御姿ですが、やはり何といっても腐女子を魅了した彼のBL演技こそ、この映画最大の見どころでしょう。ジョニーのオマールへの一途さに、腐った心はキュンキュンします満身創痍になってオマールを大切にするジョニーが、切なすぎて可愛い。ジョニーがオマールの首筋をベロっとなめるシーン、ランドリーの暗いスタッフルームで愛し合うシーンの、DDLのエロさときたら!決して下品にも俗悪にもならない、彼の生まれもったノーブルさが、リアルな同性愛描写は嫌悪する腐女子に甘いファンタジー(妄想ともいう)を運んでくれます。
当時のイギリスの世相や、人種差別の実態なども興味深く描かれています。ヘンにシリアスな告発調にせず、悲喜劇タッチに描いてるところもユニークです。
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