朝晩はまだ寒いけど、日中はだいぶ春めいてきましたね(^^♪マイリトルガーデンにも春の兆しが。ぼちぼちと花が咲き始めてます。
ラケナリアもボケも例年以上にきれいに咲いてくれました。トリカブトも芽を出してくれました。ロマネスコもやっと収穫。サラダやシチューにして食べます🥦植えっぱなしの球根や宿根草、花木が無事に寒い冬を越えて春に元気な姿を見せてくれると、何だかホッとします。春は心身ともに憂い季節ですが、草花に負けないよう元気に過ごしたいと存じます。
「シュヴァリエ」
18世紀のフランス。貴族と奴隷の黒人女性との間に生まれたジョゼフは、類まれな音楽の才能を父に認められパリの寄宿舎で学び、やがて王妃マリー・アントワネットの信寵を得て爵位を授かるまでに。オペラ座の指揮官の座を賭けた舞台の主役に、美声の若い人妻マリー・ジョゼフィーヌを抜擢したジョゼフは、彼女と恋に落ちるが…
黒人俳優の中で今いちばん好きなケルヴィン・ハリソン・ジュニアが、実在したフランスの音楽家役を演じた歴史劇。「シラノ」に続くコスチュームプレイですね。シラノもシュヴァリエもフランス人の話ですが。ケルヴィンくん、見た目も雰囲気もすごく現代的なアメリカンなので、18世紀のフランス人には見えないのだけれども、イケメンなのでノープロブレム何をしても許される尊い存在、それが若いイケメンという生物。この映画でもケルヴィンくん、若さでピッチピチ&キラキラどう若作りしても元気でもおじさん俳優にはない、出せない瑞々しざと輝きがあります。
とにかくこの映画、ケルヴィンくんのプロモーション映画かと思うほど、ケルヴィンくんがカッコいい、可愛い!ヴァイオリンやピアノをダイナミックに流麗に弾きこなし、フェンシングはダンスのごとく美しく敏捷な動き、道ならぬ恋に燃えて破れてロマンチックに切なく、もちろんラブシーンでは肉体美も披露。ファンには嬉しい映画ですが、まるでアイドル映画みたいな無難な内容、演技なので物足りなさも。花も実もある俳優なので、若いイケメンなら誰でもできるような役は、ケルヴィンくんにはもったいないかな、とも思いました。時どき顔がすごくあどけなく見えるケルヴィンくん、意外と小柄?落ち着いた賢い少年っぽいところも魅力的。
ジョゼフがすごく善人キャラだったのも、何だか面白みに欠けていました。味わった苦労や屈辱、黒人という立場上、もっと複雑で挑発的、屈折した人格になりそうだけど。黒人を虐げ軽んじる白人がとことん愚かで、差別や不公平に耐える悲しく誇り高い黒人、という設定や描写もスレテオタイプ。それにしても。ケルヴィンくんみたいな美しく聡明な黒人より、どうしてあんたのほうが上だと思えるの?な凡庸な見た目と低能人間的言動の差別主義白人さん、ほんと多いですよね~。
話が軽くて薄いのと、時代劇といえばの衣装やセットも現代人のコスプレ劇っぽいのとで、残念なほど重厚さとかスケールに欠けていました。キャストのショボさのせいでもあるかも。ケルヴィンくん以外は、ほとんど誰?な人ばかり。マリー・アントワネットもジョゼフィーヌも、軽薄で打算的なバカ女で魅力なし。革命に身を投じるジョゼフですが、そこに至るまでの道のりがもっと険しく悲劇的だったら共感できたのに。バカ女どもにバカにされた腹いせ、みたいな感じだったのがトホホ。
ラケナリアもボケも例年以上にきれいに咲いてくれました。トリカブトも芽を出してくれました。ロマネスコもやっと収穫。サラダやシチューにして食べます🥦植えっぱなしの球根や宿根草、花木が無事に寒い冬を越えて春に元気な姿を見せてくれると、何だかホッとします。春は心身ともに憂い季節ですが、草花に負けないよう元気に過ごしたいと存じます。
「シュヴァリエ」
18世紀のフランス。貴族と奴隷の黒人女性との間に生まれたジョゼフは、類まれな音楽の才能を父に認められパリの寄宿舎で学び、やがて王妃マリー・アントワネットの信寵を得て爵位を授かるまでに。オペラ座の指揮官の座を賭けた舞台の主役に、美声の若い人妻マリー・ジョゼフィーヌを抜擢したジョゼフは、彼女と恋に落ちるが…
黒人俳優の中で今いちばん好きなケルヴィン・ハリソン・ジュニアが、実在したフランスの音楽家役を演じた歴史劇。「シラノ」に続くコスチュームプレイですね。シラノもシュヴァリエもフランス人の話ですが。ケルヴィンくん、見た目も雰囲気もすごく現代的なアメリカンなので、18世紀のフランス人には見えないのだけれども、イケメンなのでノープロブレム何をしても許される尊い存在、それが若いイケメンという生物。この映画でもケルヴィンくん、若さでピッチピチ&キラキラどう若作りしても元気でもおじさん俳優にはない、出せない瑞々しざと輝きがあります。
とにかくこの映画、ケルヴィンくんのプロモーション映画かと思うほど、ケルヴィンくんがカッコいい、可愛い!ヴァイオリンやピアノをダイナミックに流麗に弾きこなし、フェンシングはダンスのごとく美しく敏捷な動き、道ならぬ恋に燃えて破れてロマンチックに切なく、もちろんラブシーンでは肉体美も披露。ファンには嬉しい映画ですが、まるでアイドル映画みたいな無難な内容、演技なので物足りなさも。花も実もある俳優なので、若いイケメンなら誰でもできるような役は、ケルヴィンくんにはもったいないかな、とも思いました。時どき顔がすごくあどけなく見えるケルヴィンくん、意外と小柄?落ち着いた賢い少年っぽいところも魅力的。
ジョゼフがすごく善人キャラだったのも、何だか面白みに欠けていました。味わった苦労や屈辱、黒人という立場上、もっと複雑で挑発的、屈折した人格になりそうだけど。黒人を虐げ軽んじる白人がとことん愚かで、差別や不公平に耐える悲しく誇り高い黒人、という設定や描写もスレテオタイプ。それにしても。ケルヴィンくんみたいな美しく聡明な黒人より、どうしてあんたのほうが上だと思えるの?な凡庸な見た目と低能人間的言動の差別主義白人さん、ほんと多いですよね~。
話が軽くて薄いのと、時代劇といえばの衣装やセットも現代人のコスプレ劇っぽいのとで、残念なほど重厚さとかスケールに欠けていました。キャストのショボさのせいでもあるかも。ケルヴィンくん以外は、ほとんど誰?な人ばかり。マリー・アントワネットもジョゼフィーヌも、軽薄で打算的なバカ女で魅力なし。革命に身を投じるジョゼフですが、そこに至るまでの道のりがもっと険しく悲劇的だったら共感できたのに。バカ女どもにバカにされた腹いせ、みたいな感じだったのがトホホ。