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まつたけ秘帖

徒然なるままmy daily & cinema,TV drama,カープ日記

トオル日和

2007-05-25 | 日本のドラマ(単発)
 録画してた土曜ワイド劇場「刑事殺し」を観ました。土ワイ30周年記念作品は、大好きな仲村トオル主演。
 同僚殺しの真相を追う刑事・仲村トオル。めっちゃカッチョEクールでシャープで、それでいて男の色気もあって。長身でスタイルも抜群!スーツ&コートが似合う男って、萌え~まったく崩れたところがない(TV版「海猿」で見せた肉体美の見事さ!)。彼って、ビーバップ時代から、あんまし変わらないですよね。福山雅治とかと同じで、劣化老化が目立たない。年下のスマップの連中のほうが、よっぽど汚くなってるよ。
  
 演技も、ヘンに熟達・円熟した中年じみた老成感がなく、まだ青年の残滓もあるところが、いい感じ。インファナル・アフェアの頃のトニさん的魅力。クールだけど、怒ったりスゴんだりすると、結構迫力があって怖い。さすが、不良でゴメンなさい~♪な元ビーバップ。マフィアの若親分役とかも、似合いそう♪でもホント、うまくオトナの魅力を出し始めてるトオル。それに比べて、織田ゆうじ&キムタコは...Do you know how old you are?
 トオルを囲む面々も、シブくて濃いメンツ!
 古谷一行、最近では主役にこだわらない、なかなかの名バイブレイヤーぶり。さすがにもう金田一役はキツいけど、こーいった酸いも甘いも噛み分けたシブいオヂさま役で、今後も重宝されるのでは。渡瀬恒彦同様、今でもバイアグラ不要な現役バリバリっぽさが、素敵です。ただの理解ある上司役ではなく、色恋がらみなところが、やっぱ金妻&失楽園の男。
 きゃmy dear 六平直政も登場♪息子のようなトオルの部下役。鬼瓦みたいな顔の善人役は、もはや六ちゃんの独壇場。
 その他、村田雄浩、宇梶剛士に斉藤洋介、板尾創路、引越しの堺のオッサンなど、地味だけど芸達者たちが好演。チャラチャラした若いタレントの学芸会を見慣れた目には、みんな感動的な演技と存在感でした。
 殺された刑事の妻役、麻生裕未がexcellent!透明感がある妖しい美しさ。今回や昨年末の「波の塔」のような、貞淑に見えて実は...なワケあり薄幸女だけでなく、サイコに近いヤな女(内舘牧子の「年下の男」の彼女、めちゃ怖笑)、アホに近いボケ女(小林ネンジ主演の窓際税務官シリーズの、ドモリちゃん)とか、硬軟自在。美人な上に演技派で、ひょっとしたら彼女って、ナニゲにスゴい女優かも?夫の葬式シーンでの喪服姿が、ほんと美しかった。
 麻生裕未に比べ、トオルの妻役が...山本関西の娘?馬みたいな顔。夫が家庭を疎かにする(つっても、結婚記念日を忘れたり、帰りが遅くなる程度)のにキレて、別居断行。夫を亡くした麻生裕未の前で、トオルと仲良く夫婦喧嘩する無神経さ。お気楽すぎるキャラも、ちょっとイラ&ムカ。
 あと、なぜか関西弁なキャラが頻出。板尾と引越しの堺の人、それになぜか花屋のオバハン(喪服姿で見るからに憔悴してる麻生裕未に、旦那さまから結婚記念の贈り物で~す♪と、めちゃくちゃ明るく花を差し出す、とっても鈍感で非常識なオバハン)まで。あれって、舞台は大阪だったの?!
 あと、トオル一家の住むマンションが、スゴい豪華で瀟洒だった。刑事の給料では、かなり無理があるのでは...
 

春風駘蕩!イケメン百花繚乱②

2007-04-02 | 日本のドラマ(単発)
 録画してた、土曜ワイド劇場「炎の警備隊長 五十嵐杜夫5」を観ました。my dear 小泉孝太郎が、脇役ではなく準主役で出演してる、貴重なシリーズ。
 あいや~!コータロー、めちゃくちゃカッコかわいいやんけ~イケメン度に、磨きがかかった!?明るくて爽やかで、別に坊ちゃんの役じゃないのに、隠せないボンボンっぽさ!警備員の制服も、コスプレっぽくて萌え~
 演技も、良くなってきてるじゃん。陰影や翳りのある役は無理だけど(去年末の「波の塔」、まだ彼には荷が重い役だった)、こーいう明るく健康的な役は、魅力が活かせてる。
 コータローのファッションセンスが、好きです。清潔で上品で、それでいてオシャレで。若い警備員の給料じゃ買えないだろ~!な、カジュアルだけど高価そうなコータローの私服も、このシリーズの楽しみのひとつ。
 コータロー、もう28歳なんだけど、大学生にしか見えない。なので、副隊長っていうポストが、何だか似つかわしくないのも、ご愛嬌。
 内野朝陽とか山崎祐太とか、コータローの同僚も、ナニゲに気になるメンツ。そーいえば!シリーズ初期に出てたコータローの先輩役、ビョンホン声こと高橋和也は、どーなったの!?和也も出して~!
 久々に見た萩原流行。セレブな美容外科医役なんだけど、演歌歌手のステージ衣装みたいな白いスーツが笑えた。
 話じたいは、いかにも土ワイって感じで、ベタ&お粗末。コータローが出てなかったら、アホらしくて最後まで観てられなかったでしょう。大仰な警備態勢、皇族や政治家のSPじゃあるまいし!周囲で殺人事件が起きすぎ!
 小林ネンジ、さっさと主役を、コータローに譲りなさい!次回からは、「爽やか警備隊長 黒崎主税」で頼む!
      
 女性週刊誌とかで、娘の恋人or婿になってほしい俳優とかに選ばれそうなコータロー。好視聴率だった「ハケンの品格」に続いて、4月からも連ドラ連投!でも...石原サトミ主演「花嫁とパパ」って...タイトルからして、萎え~恐ろしくつまんなそう。おまけに、また4・5番手。ヒロインの相手役は、ガツーン?ジュース?の子。何なの、この子!?最近のアイドルって、ほんと理解不可能!こんな、夜中のコンビニの前やゲーセンで、ヘラヘラフラフラしてそうな、貧相なプータローみたいな男の下座に、やんごとないコータローがつかねばならないなんて、納得できん!
 邪ニーズが権力を握ってるかぎり、瑛太にもオグリンにも佐藤隆太にもコータローにも、華やかな主役の座は巡ってこないのでしょうか。芸能界って、理不尽な世界だなあ。
 

春風駘蕩!イケメン百花繚乱①

2007-04-01 | 日本のドラマ(単発)
 まだ知る人ぞ知る存在だった頃の、瑛太&佐藤隆太&小栗旬が競演した、幻?の深夜ドラマ「男湯1&2」を観ることができた!
 第1話...銭湯の跡取り息子・瑛太は、所属する劇団の仲間・佐藤隆太と、町内会のイベントで、戦隊ボゴレンジャーを演じることになるが、隊員数と稽古時間が足りない。バタバタしてるうちに、謎のオタク美少年とホストの小栗旬が、なぜか加わって...
 第2話...貧乏で空腹な瑛太と佐藤隆太は、町内会の柔道体大会の優勝賞品が松茸だと知り、出場しようと張り切るが...
 いやあ、かなり面白かったです。話は、ぶっちゃけ、ほとんどない。4人の男の子が、延々とコント&漫才してるって感じ。彼らの元気いっぱいなボケツッコミと、小ネタの効いた台詞が笑えます。く、くだらね~!けど、それが面白い。ドラマというより、小劇団の演劇っぽい?
 最近の若手お笑い芸人でもやらないような、瑛太&佐藤隆太&小栗旬のアホバカっぷりが、とにかく最高!アッパレよ!
 真面目だけど、お人よしなマヌケくん、というオハコなキャラ、ここで瑛太は培ったのかな?WBの頃のような短髪なので、あのデカい福耳が目立って可愛い猿みたい!ツルンとほっそりした足、スネ毛がない!
  
 佐藤隆太は、すごいハイテンションで圧巻!ずっと喋ってる&わめいてる!ほとんど静止せず、ノンストップで動きっぱなし!あひゃひゃひゃぁ~みたいな笑い方が、笑えると同時に、ジャンキーっぽくて怖い。もじゃもじゃ頭も可愛い!
  
 小栗旬は、デフォルメされたナルシーさ、飛び出すホスト用語や仕草が、ヘンすぎて笑える。今のホストっぽさは少しキモいけど、この頃のそれは、カッコイイ!瞳と声がキレイ!
  
 3人とも、個性的なイケメンなので、ビジュアルだけでも楽しめます。息の合った掛け合いや、多い長い台詞さばき、アホすぎる表情&動きなど、ルックスだけじゃなく、演技力もなかなかだと感心。他の若手とは、頭ひとつ抜けた魅力実力は、この頃から萌芽してたのでしょう。
 タイトルから受ける期待も、もちろん裏切られません3人の裸は、たっぷり堪能できます。でも、3人とも長身でスタイルはいいけど、まだ少年体型というか、やせすぎ。なので、ショタコンならヨダレものだけど、マッチョ好きには、非セクシイです。
 裸の他、ボゴレンジャーの戦闘服姿や、似合わなさすぎな柔道服姿とかも、アホ可愛い。オグリンは、ホストキャラのまんまでアルプスの少女ハイジの扮装、とかでも笑わせてくれます。
 あと、女っ気がほとんどなく、イチャイチャ楽しそうな4人の男子に、そこはかとなくYAOI心もくすぐられます。
 男湯3は、さすがにないかなあ。かなりメジャーになった3人なので、また競演は難しいかもしれないけど、ぜひゴールデンタイムの連ドラで、再結集してほしいなあ。コメディもいいけど、できたらシリアスなドラマで。


 
 

マグロが釣れたよ

2007-01-08 | 日本のドラマ(単発)
 新春スペシャルドラマ「マグロ」を観ました...

 無骨だけど愛妻家の親父、渡団長。去年の連ドラ「家族」で出番が少なかったのは、このドラマと撮影がカブったせいだとか?
 団長、ほんと激シブでカッチョE!「魚影の群れ」の緒方拳みたいな、家族を犠牲にしてマグロ一本釣りに全てを賭ける、業の深い孤高の男の役かと思ってたら、とても愛情深い、立派な男の役でした。なので子供たちの、お父さんは勝手!だの、優しくない!だのという不平不満に、こっちが反発したくなるほど。何いってんの!良いお父さんじゃないか!そんなコトで文句言ってんじゃねえよ!と。
 渡団長が、ちょっと立派すぎるほど男らしい親父で、話がキレイすぎにも思えたけど、無問題!団長には、ヘンにリアルで生々しい、平凡な男の役なんか、やってほしくないし!死ぬまで、理想的なカッチョE男を演じてほしい。
 妻役は、もはや石原軍団の紅一点といえる、松坂慶子。ふっくらもっちりして、きれいなオバチャンって感じ。ちょっとキャピキャピ可愛い子ぶりっ子すぎなキャラに、一抹のキモさが...
 長女役は、天海悠希。ぜんぜん女の色気はないけど、サバサバと颯爽としたところは、イヤミがなくて好感。でもキャリアウーマンの役は、ありきたり。東京からニューハーフになって戻ってきた長男、とかの役だったら、ぴったり&面白かっただろうに。それにしても。この長女、すげー精力的!東京と青森を、何回往復したことか。すぐ行く!とか、ちょっと帰ってきた♪とか、次の瞬間には、もう東京→青森。そんなに気軽に行き来できるの?!交通費も、バカにならんかっただろうなあ。
 長男役は、21世紀の裕次郎こと、きゃmy dear 徳重聡。
  
 相変わらず、ちょっとバタ臭いところが、素敵です。かなり古風な男前だけど、最近のチャラチャラした薄汚い軟派な男より、ワタシ的にはイケてます。こんなに男前なのに、いまいちパッとしないのは、ひとえに石原プロの戦略ミス!辛気臭い渡鬼なんかじゃなくて(まあ、女帝・橋田スガ子に気に入られることも、今後を考えれば大事なことだが)、海猿とか男祭り系のドラマに出せば、もっと魅力も活かせるのに。
 
 次女役は、内田有紀。バツイチが陰影になってるのか(でもホント、あのDr.コトーの、どこが良かったのかしらん...)、ちょっとだけ女優として深みも出てるような?でも相変わらず、ボーイッシュで可愛いですね。
 次男役は、徳重くんと同じ石原プロの渡邊邦門。バンドで成功を夢見るロック青年って、「熟年離婚」と同じじゃん!でも見た目は、パンクな金髪だった前と違って、純朴そうな短髪になってて、可愛い。石原軍団では、異色の存在です。「義経」にも、団長にくっついて出てた邦門くん。パンクな熟年離婚と全然違う、清らかな公達ぶりで、驚いた。意外と、石原軍団の若手の中では、器用な役者かも。でも、徳重くんも邦門くんも、この先もずっと、渡団長のオマケみたいにキャスティングされるんだろうなあ。一枚看板は、まだ遠い...
 と、それぞれ個性的でチャーミングな俳優たちが熱演、かなりベタなホームドラマに。家族の愛と絆は麗しいけど、私は家族だからって、あまり近しくするのは、苦手だなあ。距離があるから保てる家族関係も、あるのでは...
 団長一家を囲む人々を演じる俳優たちも、みんな好演。
 釣りバカ浜ちゃん以外の西田敏行を、久々に見た。つっても、ほとんど浜ちゃんな役だったけど。
 小林圭樹に、ちょっとドキ!丹波哲郎の次は、ひょっとして圭樹爺が大霊界入りかも...また森繁先生が、俺より先に逝きやがって~!と老泣しそう...
 高橋克典、サラリーマン金太郎じゃなくて、フィッシャーマン金太郎。テンションが同じで笑えます。でも彼、年とらないよなあ。昔と、あまり変わってないような?漁師姿、似合ってました。
 松坂慶子に続いて、石原軍団・女組員になるのも目前?な、高島礼子。チョイ役でしたが、彼女ってホント、義理堅い女優だよなあ。世話になった先輩への、恩返し的出演が多いし。下積みの長い、苦労した女優らしい律儀さです。苦労知らずで傲慢そうな、松※か子や竹内ゆ▲子、柴崎○ウとかに、見習ってほしい!
 

ぼんぼん対決!検事コータローvs武士オザユキ

2007-01-07 | 日本のドラマ(単発)
 録画してた年末年始のスペシャルドラマを、まったり鑑賞...

 ①「波の塔」
 美しい人妻と、青年検事の道ならぬ破滅の恋...何度も映画&ドラマ化された、松本清張の有名な作品。
 我が愛しの小泉孝太郎が主演!デビュー以来、いろんなドラマに出演してる彼ですが、バリバリの主役は、石原慎太郎原作の「狂った果実」以来では。
 待望の主演ドラマ。放送前の番宣は、ヒロイン役の麻生裕未と激しい濡れ場!もあるなど、かなりWAKUWAKUさせてよ~♪
 コータロー、登場!やっぱ爽やかだ~隠しようもない、ぼんぼん色!高橋かおり扮する大臣の娘に、さっそく逆ナンされる。されるだろうなあ、こんな爽やかで金もってそうなイケメンが独りでいたら。
  
 高橋かおりに料亭に誘われて、セレブなんだね!というコータロー。セレブはおまえだろ!と、高橋かおりだけでなく、多くの視聴者も内心苦笑の台詞だったのでは。それほどコータローは、どこからどう見ても、ハイソサエティお坊ちゃま。
 それと。汚職政治家が出てくるドラマなんて、パパの小泉元首相も、さぞ苦笑しながら観たことだろうなあ。
 コータロー、ほんと爽やかで明るくて優しそうで、その上、一目で金持ちの息子って分かるけど、それが全然イヤミじゃなくて、ファッションもオシャレなんだけど、上品で。まさに、娘の婿になってほしいNo.1に選ばれそうな若者って感じ。演技以上に、この滲み出てる育ちの良さが、コータローの魅力であり、武器です。
 演技は...デビュー当時と、あまり変わらない。顕著な上達は、あまり見られない。ぶっちゃけ、今も大根です。
  
 恋する女が人妻、それも被疑者の妻と知り、当惑、衝撃、苦悩する青年検事役だなんて、コータローには難しすぎ。どんなに深刻なシーンでも、キョトンとしてるだけ、ションボリしてるだけに見えるし。不倫の情念、切羽詰った悲愴感が、まったく感じられない。一生懸命やってます!感は感じられるけど、それを感じさせるのは、演技が下手な証拠...
 肝心の濡れ場は...どこが激しい濡れ場じゃ!コータローは、乳首さえ見せなかった。コータローは、あの程度が限界なのかなあ。
 ドラマでは脱いでくれなかったので、↓セクシー画像、蔵出し♪
  
 共演者は、ヒロイン役の麻生裕未だけでなく、津川雅彦、風間杜夫、江波杏子、加藤武など、まるでコータローの下手さを際立たせることが目的!?な、濃い&強烈な演技派ぞろい。でもまあ、ここまで演技のレベルが違う役者と一緒だと、コータローのぎこちなさも、初々しい微笑ましいものになる、不思議な化学変化が。
 コータローも、もう28歳だし(ガエルやリィウ・イエ、ジェームズ・フランコと同い年)本格的な役者になりたければ、そろそろ劇的な脱皮も必要だけど...でもまあ、巧い俳優なんて、吐いて捨てるほどいるし、コータローは今のままでいい!とも思う私です。ただ、石田じゅんいちや東ミキヒサみたいな、“元俳優のバラエティータレント”的な存在には、なってほしくないなあ。まあ、その特別な出自ゆえ、ヨゴレ扱いは絶対されないだろうけど。
 コータロー、今度はもうちょっと頑張って、オトナの男の魅力を出してね!


 ②「堀部安兵衛」
 忠臣蔵討ち入り志士の一人、堀部安兵衛の波乱万丈な青春。
 my dear 小澤征悦が、タイトルロール!一昨年のNHK大河ドラマ「義経」で、木曽義仲を快演したオザユキに、すっかり惚れてしまった私。NHKの良質な時代劇を中心に活躍してる彼が、またまた熱い&可愛い武士を好演
 いや~熱いわぁオザユキ!まさに熱血漢!立派なガタイ&濃い顔も、コテコテの漢(おとこ)色♪
 義仲ほど豪放で野放図ではなく、優しく純情な安兵衛。でも、ちょっとアホなほどお人よしで、熱血一途、狭い価値観の中では生きられないキャラは、義仲と同じでチャーミングでした。
 ワイルドで野太いけど、決して下品でや安っぽくならないところが、オザユキの素敵なところ。これってやっぱ、実際にはコータローに勝るとも劣らぬモノホンの坊ちゃんだから(パパは世界的な指揮者、小澤征爾。いとこは小沢健二)?濃い精悍さの中にも、どことなくマイルドな甘さもあるところが、好き
 
 オザユキの顔って、ほんと丸くてスゴい下膨れ。でも、同じアンパンマン顔でも、近畿キッズの顔丸みたいなブヨブヨな浮腫んで湿気た饅頭ではなく、ピチピチ張りのある、できたてホッカホカの肉まんみたいで、美味しそうなんです。
 義仲もそうだったけど、あの濃い男らしい面構えが、は?とか、うん♪とか、アホそうなトボけ顔&声になる時のオザユキ、めちゃ可愛い
 驚喜だったのは、オザユキの裸を初めて見ることができたこと。酔っ払って、目が覚めたら遊女と床に、のシーン。なかなかのナイスバディです。汗に濡れた浅黒い胸が、セクシイです。
 あと、童貞喪失の相手である初恋の女お秀が、他の男と同衾してる姿をのぞき見てしまい嫉妬に狂乱、お秀を『こ、この売女めー!!』と斬り殺そうとするシーンや、そばで寝ている女剣士にムラムラして、つい『く、口を吸わんと致しました』と謝るオザユキが、可愛かったです。いやあ、私もオザユキの売女呼ばわりされて追いかけられたり、口を吸っていただきたいものだぜ。
 ドラマは...これって、連ドラのダイジェスト版?元旦のゴールデンタイムにまで再放送なんて、ますます受信料を払う気が失せます。
 波乱に富んだ青春を、猛スピードで描いてるので、展開が速すぎて、端折りすぎ感が強い。連ドラを、じっくり観れば良かったなあ。面白かったので、なおさら思う。
 安兵衛に関わる人々も、個性的で魅力的でした。↑コータロー同様、オザユキにも大ベテランの演技派たちがバックアップ。松方弘樹、中村梅雀、北村和夫、伊武雅刀etc.特に松方弘樹の、久々にカッコいい殺陣を観ることができたのが、収穫。
 でも、このドラマで最高に驚いたのが、安兵衛の父役が、勝野洋だったこと!
 去年のお正月ドラマ「里見八犬伝」にも出てたオザユキを見ながら、my motherが『この子、勝野洋の息子?』。違うよ!でも、確かに似てる!まさか、ほんとに父子役が実現するとは!
 お寺の住職役で、ぜひ平幹二郎にゲスト出演してほしかったなあ。
 お坊様姿の平ミッキーを見て、突然くわっと義仲に変身する安兵衛。
オザユキ『お、おかみ!ようも、この義仲を軽んじ蔑ろになされたなー!』
ミッキー『キャーーーー!』
 って、「義経」観てた人にしか解からないネタで、すんません...
 そーいやコータローも、「義経」に出てたよなあ。平家の公達、平資盛役。平安時代でも、超お坊ちゃまなコータローなのだった。

 

 

オグリンは名探偵☆

2006-10-08 | 日本のドラマ(単発)
 ♪謎めくあなたの愛を手に入れるもの
  踊るライト見つめて忘れない
  Ahh 謎が解けてゆく 

 小松未歩の「謎」は、今もカラオケのmyオハコ。甥ダミアンが小さい頃は、月曜日の夜は必ず「名探偵コナン」を観ながら夕食を取っていました。みんなでツッコミを入れながらの、楽しい晩餐...
 ダミアンが大きくなってからは、すっかり遠ざかってしまい、もうさすがにコナンの正体もバレ、黒い組織も壊滅して、元の新一に戻ってランちゃんと結ばれたかしらん?と思ってたら、あらら。まだやってるじゃん!いつまで&どこまで引っ張るの?!
 そんな、永遠に同じことをリピートしてそうな、サザエさん状態のコナンが、何と!実写版に!
 金田一少年と違って、実写化は不可能なのでは?と小首を傾げてたら、小さくなる前の、工藤新一の活躍を焦点を当てた内容だって。あはは、そーきたか!
 で、工藤新一は誰が演じるのか?歴代の金田一少年は、まるで私に観るな!と言わんばかりのメンツだったし(近畿の顔丸、松じゅん、亀ムシ!ううう)。
 またヘンなジャニタレ?ヤメテー!!という憤激の絶叫かと思いきや。起用されたのは、何と小栗旬!きゃー!ヤッター!という黄色いミーハーの絶叫!
 小栗旬。正月ドラマ「大化の改新」では、中大兄皇子。大河ドラマ「義経」では、梶原景李。NHKの時代劇で、その主役も霞む爽・凛・清な若者ぶりに、私はすっかりメロリンキューああオグリン~!抱いて~!状態に。
 でも。後に観た数本の映画や民放のTVドラマのオグリンは、あわわ。時代劇では、あんなに素敵だったのに、何だかホストみたいな風貌。こんなの、オグリンじゃない~!
 現代劇のオグリンは、ちょっと...コナン実写版もどーなんだろう?と、いざ観るまでは、不安を払拭できないままでしたが...
 おお。悪くないじゃん、オグリンの工藤新一。クールで頭良さそうで、颯爽としていて。どー見ても頭悪そうな歴代金田一少年よりは、はるかにスマート!高校生にしては、さすがに大人っぽすぎるが、でもまあ、もっと老けた高校生いるし、ぜんぜん無問題よ!ブレザーも、違和感なし!
 やっぱオグリン、カッチョE~!背が高いなあ。「義経」では、チビなはずのタッキーと一緒のシーンでも、そんなに身長差は感じなかったけど。うまく画面処理してたのかな?
 オグリン、瞳が美しい!それに、声もキレイ。角度によってはヘンな顔に見えるのも、美男すぎなくて好感。でも、茶髪はヤメテ...
 で。オグリンの名探偵ぶりを楽しみながら、アニメのように楽しくツッコんじゃおう!と、張り切って観てたのですが...
 はぁ...(ため息)。ドラマじゃないよ、これ。アニメのパロディコントじゃん。
 アニメなら笑って楽しめても、ドラマだとバカバカしくて、ツッコむ気にもなれない。
 ふざけすぎの西村雅彦as目暮警部。オーバーな陣内孝則as毛利小五郎。二人とも、ち・が・う~!120%違和感!芸達者な役者だと、返ってヤリすぎて鬱陶しくなる。
 脂っこいベッキー。マリンルックが可愛くて笑える西村和彦は、オグリンに色目!?懐かしの「同窓会」なモーホーちっく和彦なのだった。
 しかし何つっても、いちばんのガンだったのが、ランちゃん役の子。
 何なの、この娘!?確かに、すごく可愛い。ほんと、可憐な乙女って感じ。男に、守ってやりたいと思わせそうなタイプだ。でも、ランちゃんって、そんなキャラじゃないでしょ!
 しんいちぃ~と、舌足らずなフニャフニャ声&上目づかいのウルウル目。うわぁ。殴りたくなってきた。その甘えん坊な可愛い子ブリッコ、やめろ!四六時中、新一について回って、可愛らしく好きな男を監視&独占状態。ウザ!殺したくなってきた。
 アニメのランちゃんは、推理には役に立たないけど、悪者を叩きのめす武闘派な頼もしさがある。でも、このドラマのランちゃんは、ただもう新一にくっついてるだけ。しかも、新一の足も引っ張る役立たず&邪魔者ぶりに、ムカ&イラ!犯人さん、早く殺して下さい。
 って、単に私、やっかんでるだけ?モー娘の誰かと別れたらしいオグリン、まさかこの小娘と!?と疑いたくなるほど、演技とは思えぬ優しい彼氏ぶり。こんな可愛い娘にモーションかけられたら、フツーの男ならコロっとなるよなあ。
 「里見八犬伝」といい「レガッタ」といい。最近の若い女優、いや、女優なんて呼べない、若い女子は、ほんとヒドい。学芸会以下です。まあ、若い男子も学芸会以下だが、男は許す♪
 で、とても真剣に観られたものじゃないドラマの内容。犯人も、すぐに分かったし。アニメもそうですが、犯行トリックよりも、動機がワンパターンで笑えるんだよなあ。99%、兄の復讐よ!とか、恋人の仇だ!だし。それに、私が犯人だったら、あの程度の推理で、簡単に自白なんかしません。そんなん証拠になるか!とシラを切り通すでしょう。
 ひどい脚本だなあ、と呆れてたら、竹野内豊&チェジウの大コケドラマ「輪舞曲」と同じ脚本家だった。納得。
 名探偵オグリンは、もうこれが最初で最後でOK!
       
 ↓いちばん好きなキャラは、新一のライバルで親友の、西の高校生探偵・服部くん
     
 彼氏にするなら、スカしてるけど童貞っぽい新一より、オチャラケてるけど経験豊かそうな服部くんです。
   
 
 
 
 
 

義経 my love my hero

2006-09-15 | 日本のドラマ(単発)
 悲劇の武将・源義経は、むかしからMY FAVORITE HERO!
 ちょっとした義経オタクな私は、昔から義経関係の小説や漫画、映画、ドラマは、片っ端から漁ってます。もちろん、去年のNHK大河ドラマも、こんなん義経じゃねえよー!とツッコミながら、欠かさず観てました。
 で、むかしなつかし、年末といえば、紅白よりも楽しみだった、日本テレビの2夜連続大型時代劇「義経」を、1991年のリアルタイム放送以来、十数年ぶりに再観!
 いやあ、面白かった!時代劇は、やっぱフィルム撮影でないとね。今のビデオ撮影と違って、重厚で高級な感じがする。
 それと、やっぱ時代劇がちゃんとできる役者がそろってると、観ていて安心。去年の大河なんか、せっかく大ベテランが出ていても、学芸会な素人&コントなタレントが、話をメチャクチャにしてたし。でも、久々に観た旧作は...

☆しょっぱなから、妖婆・岸田キョンキョン登場!
 怖い!白塗り&狂気じみた岸キョンの怪演で、つかみはOK!
☆遮那王→義経 野村宏伸
 可愛い!義経にしては、背が高すぎるけど、天衣無縫で天真爛漫で癇癪もちな野生児、という遮那王の従来のイメージ通りのキャラが嬉しい。タッキーの義経は、暗くて真面目で優等生で、つまんない+イライラするキャラだったし。
 見た目は、「教師びんびん物語」と同じな優弱な感じだけど、気性は荒い野村義経、悪くないぞ!何言ってんのか???な、時々アフレコまで使ってたタッキーに比べると、演技も台詞回しも頑張ってる!
 それにしても。最近見ないですね、野村宏伸。
☆弁慶 里見浩太郎
 やっぱ時代劇といえば彼です!駄々っ子な義経を叱咤し守る、お父ちゃん系弁慶。殺陣は、長七郎ちっく!ばったばった斬り捨て御免♪
☆うつぼ 有森也実
 カンチをリカから略奪した彼女ですが、ここではケナゲで忠実な女。大河の上戸うつぼは、わけのわからない役だったよなあ。
☆喜三太 武田シンジ
 今は何だかキモいけど、この頃は少年!って感じで、可愛いぞ!野村義経と並ぶと、お稚児さんみたいだ。ルックス的には、大河の伊藤チビノリダー(今は電車男?)喜三太のほうが断然好きだが。
☆平教経 唐沢寿明
 きゃー!若っ!そんで、カッチョE!ブレイク前の唐沢、凛々しく猛々しい公達ぶり!男前!演技も巧い!後の大出世の片鱗を、垣間見ることができます。
☆常盤御前 十朱幸代
 これが母の乳じゃ!と、白く豊満な胸をはだけ、我が子を誘惑?する、熟女の妖しい色香に、ドキ!
☆静 安田成美
 トレンディドラマ(死語)で絶頂期だった頃の木梨嫁。大河の石原さとみが、異常なまでに下手糞だったせいか、すごくまともに見える。美人だね、やっぱ。
☆義経の正妻・若 和久井映見
 ブレイク直前。若くて地味だけど、演技はしっかりしてます。
☆藤原秀衛 丹波先生
 大霊界な貫禄。出てきただけで、尋常でないスピリチュアル・オーラが。
 息子・泰衛役の岡本冨士太も男前!
☆源頼朝 榎本孝明
 おおっ眉目秀麗!冷たい美男。頼朝は、やっぱこーでなきゃね。大河のミキプルーンこと中井キーチは、最後まで馴染めなかった...
 北条政子は、高橋ひとみ。御台所というより、女中頭って感じ。
☆佐藤継信・忠信 哀川翔&船越A一郎
 あわわ。佐藤兄弟といえば、イケメンブラザーズと相場が決まってるのに、掟破りすぎ!二人の最期シーンは、なぜか笑える...
☆後白河法皇 平ミッキー
 ぎゃー!で、出たー!!さ、最高です!むかし観た時も、平ミッキー法皇さまが、いちばん強烈だった!登場シーンは、10分あるかないかの短さなのに、出ずっぱりの義経や弁慶よりも印象に残る。やっぱミッキー、スゴすぎます。
 去年の大河でミッキーが法皇を再演したのは、この時の強烈なインパクトに、NHKも法皇役は彼しかいない!と思ったからでしょう。もちろん大河でも毎回、大怪演に爆笑&戦慄!
 義経に妖しく迫るミッキー法皇。野村もタッキーも、マジで怯えてたし!あれは演技じゃないよなあ。
☆土佐坊 竹中直人
 まだヨゴレ芸人時代の頃の彼。なので、すぐ無様に死にます。
☆富樫 高橋英樹
 名場面・勧進帳で、里見浩太郎と対決。当時は、長七郎と桃太郎侍が!時代劇の超大物二人が競演ということで、すごく話題になったんだよなあ。

 他にも、あおい輝彦、本田ひろたろう、阿藤海、田村亮etc.地味だけど、個性的な演技派ぞろい。若手とはいえ、唐沢も和久井も有森も、ぜんぜん危なげない。大河の上戸とか石原とかゴマキが、いかにヒドかったかを痛感。
 あ~面白かった!あっちゅー間に終わった。
 そーいえば。平ミッキーだけでなく、丹波先生も高橋英樹も、大河にも出てたよなあ(大河では、大霊界は源頼政、桃太郎侍は藤原秀衛だったが)。観ながらデジャヴのような感覚に襲われたのは、そのせいか。
 また大河版義経(ていうか、ミッキー法皇さまと、小澤征悦の木曽義仲)も観たくなってきた!