意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
天佑自助が赤熊の基本理念です。

事業仕分け 何を話しあっているの?

2011年11月24日 | 政治
そういえば、事業仕分けなる珍妙なことをしてたんね。
知ってたけど、どうせ何も決まらんので一切無視してた。
でも、一応、年金に関してやってたし、1つだけ気になることがあるので取り上げようかなと思います。

特別に年金の受給額を維持するのを来年から廃止するというのを決めたようです。
・・・でも、この物価下落の指標って、何を参照にした数字なのでしょうか?

ばらっと調べた限りですと、消費者物価指数の数字を参照にしたもの・・・らしいです。
ということは、食品や電化製品、電気代やガス代など生活に必要なもので作られた数字となる。

・・・おかしくね?
年金が何につかわれているのかと言えば、一番は食費でしょう!!
老後の生活のために年金というものは存在するのですから。

で、聞きたいのは、ここ数年、食費が下がりましたか?
スーパーで売ってるもの値段が安くなったと感じてますか?

全く感じないでしょう?
そのとおりです。
実は、ここ数年の食料の物価下落は本の数%程度です。
それどころか、小麦やらバターやらが上がっているので、場合によっては上がっているかもしれません。

ではなぜ、物価指数が下落しているのかと言えば、これは家電のせいです。
赤熊が言うまでもなく、テレビの値段なんて10年前からしたら『なんなのこの安さ!!』って具合です。(その分、質が悪くなった気がしますけど)
これが含まれているから、数字上はものすごく下落しているのです。

でも、日々の消耗品の費用・・・衣食住にかかるお金はそう変わっていないわけです。
それなのに物価スライドだけで減らすって・・・一体何を考えているのでしょう?

というか、こういう話あいしたのだろうかね?

端から端まで読んでいないので何とも言えませんが、まぁ、してないでしょうね・・・。
この特別維持の制度よりも、話し合うべきことは『物価スライドの下げ方が正しいかどうか?』・・・要は制度設計でしょうに・・・。
そして、制度を話し合うにはこんな学級会では無理でしょう。

さてさて、2時間も3時間もかけて、いったい何を話し合っているんでしょう?
少なくとも年金という制度が解っている人間なら、こんな無様な話し合いにはならなかったでしょうけど・・・。
残念がら無能な奴らしかいなかったので、こういう結果になったのでしょうね。