意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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どうでもいい内閣改造

2011年01月16日 | 政治
今年に入って民主党についてあまり書かなかったのは、心底あきれる話ばかりなので書く気力が湧かなかったのです。
一応、ウォッチは続けてましたが、それでも内閣改造(?)をしたんだから、そこには触れておかないといけないでしょうね。

一番の問題は、天皇陛下のご体調も考慮できない屑どもだということです。
14日は宮中行事である『歌会始の儀』がある。
日本全国から招致された詠進者(読み手)とともに、和歌をご披講なさられるのである。
それも生放送で・・・である。

よくもまぁ、そんな日に組閣するかね。
陛下のご年齢やご体調をほんの少しでも慮れば、この日は外すでしょうに・・・。
この国の象徴たる天皇陛下に慮りがないのに、国民に配慮などできないでしょうね。
民主主義において国民が主のはずなのに・・・。

しかも、その急いだ人事はほとんど変わり映えがしないときたものだ。
たった4人しか変わっておらず、あとは横滑り。
法相は更迭されていたのだから実質3人の人事。
事実上、まずい人間を更迭しただけに過ぎない。
というか、改造ではなく、更迭による入れ替えでしかない。
これくらいなら前もって日程が被らない日にできただろうに・・・。

その目玉人事が官房長官に枝野と与謝野の起用。

これが官房長官?
正直、枝野に何ができるのか非常に疑問。
参議院選挙の時、惨敗して幹事長を退陣したはずでは?
力不足は目に見えているのだが、まぁ、深くは言いますまい。
あの顔が、どのくらい痩せていくのか見ものです。

それよりも与謝野・・・。
自民党の比例区で上がっておきながら、他の党に行くなんて。
そもそも、そういう状況で新党立ち上げするのもクズいと思いましたが、本当に無節操極まりないですね。
少なくとも政治家を辞めてから、民間人として民主党に行けばいいものを。
いまさら辞めても遅いでしょうね・・・。
晩節を穢すってこういうのをいうのでしょうね。

もっとも、この件でがっかり・・・はしませんね。
もともと、そんなに期待している人ではなかったですから。
そういえば、参議院選挙の前に自民党から民主党に鞍替えした無節操男がおりましたけど、そいつも経済云々を言い訳にしてたね。
与謝野は成果を出せば評価してもらえると思っているんでしょうが甘いです。
政治・・・というか何事でもですが、信用があって初めて論理が成り立つのです。
論語にこういう言葉があります。

信なくば立たず

この言葉くらい知っておいて政治家をやってほしいです。

それにつけても、民主党の政治手腕のなさには目も当てられません。
与謝野の入閣はどう考えても、野党・・・特に自民党、公明党の反発を招くだけです。
議会を進めるために、仙石・馬淵を辞めさせたのに・・・。
何のための人事なのか・・・。
アホ臭くって・・・もう。