意外と社会派(予定)

赤熊の辛口社会派(予定)ブログです。
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高齢者不明問題で憤っている人がキモイ!

2010年08月07日 | 社会
100歳以上の高齢者が存在しない件について、再び。

どんどん数が増えているが、どうも100人を超えるあたりで、打ち止めだと思う。
100歳以上の人口は4万人ちょっとらしいので、約0.3%程になる。
この程度の人数なら、さほど騒ぐほどでもない。

でも、これに関して、怒っている人間が多い。
高齢者に冷たくなった・・・とか、
確認できないのは行政のミスだとか、
遂には、高齢者が確認できないのは犯罪だという始末。

こんなもの想定の範囲内だろう!!

この問題の解決策は、行政の情報・・・医療・介護・年金・免許証など・・・の行政サービスを一元化し、管理することだ。
この情報を元に、これらのサービスを数年間使わなかった人間を行方不明者として強制的に公開、探すようにすればよいだけなのである。
もっともこの場合、個人識別のために生体情報を登録しておく必要があるけど。

これが嫌なら、今の状況は許容範囲の話だし、1人もいない高齢者を出したくないと言うのなら受け入れるべきだ。

それだけの話である。
まぁ、もっと他に解決する方法もあるんでしょうが、コスト面などの多方面な利便性を考えたら、これが一番効率がいいでしょう。

この高齢者不明というのは、はっきり言えば今更な話なのである。
こんな単純な話で、騒いでいる人間を見ると本当にキモイ。
特にキモイと感じるのはテレビでこれを流すこと。

と言うのも、一時期、国民番号制にテレビ局は率先して反対していたのだ。
「プライバシーの侵害」だの、なんだの理由をつけて潰したのだ。
どこのテレビ局までかは忘れたが、公務員がストーカーになり、この情報を使って女性を追いかけ回す・・・というドラマまで作って反対したのだ。
これには本当に気色悪かった。

一応、システム自体は施行されたものの、その後の全ネットワーク統合ができずに意味のない制度に成り下がったのである。
あれほど、反対された以上、政治家もやりたくないだろう。

あのときに反対したのだから、そのツケを国民が払わないといけないだけだ。
今回、それを支払ったのだ。
それだけである。
どこにも憤る必要などないのだ。

それにしても、憤っている割に、問題を他人のせいにして、解決を図ろうともしない。
この態度は最低最悪だと早く気付いて欲しい。